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2005年10月21日 (金)

ダークノイズ旧kissD v.s. *istD

天文ファンは、長秒時のノイズの少なさで”観音デジタル”を選ぶ人が多いわけですが、PENTAX  *istDとどのくらい差があるのか、ダーク画像(キャップをしたまま暗黒画面を撮る)でいやらしい比較をしてみました。

共通条件:ISO 400、室温18℃、JPEG最高画質

・露出3分

Kiss D

kiss_d_iso400_3m

PENTAX  *istD NR/on                        NR/off

istd_iso400_3m_nron istd_iso400_3m_off

一部分を強拡大 Kiss D                  *istD NR/on

kissd_iso400_3m_mag istd_iso400_3m_nronmag

*******************************

・露出5分

Kiss D

kissd_iso400_5m

PENTAX  *istD NR/on                      NR/off

istd_5m_on istd_5m_off

一部分を強拡大 Kiss D                  *istD NR/on(かぶりのない暗部)

kissd_iso400_5m_mag istd_5m_onmag

もう、観音を家来にしたので(ずいぶんと大きく出ました・・・笑)、どちらかの贔屓をしなくてもいいわけです。公平に(?)分析してみましょう。

旧Kiss Dは撮影と同じだけ待たされるNRはカメラについていません。(たしか、当時はリアルタイムノイズリダクションといっていた気がします。それだけ自信があるとも考えられます。)

・3分:NR/offの *istDと比べれば差は歴然といわざるを得ません。しかし、3分の画像を拡大すると、NR/onの *istDのほうが輝点ノイズが少なくきれいです。(そりゃそうです。倍以上の時間待たされるのですから・・・)私の経験上も *istDのISO 400、3分というのは(気温が低ければ)「きれいに撮れる」目安でした。もちろんKiss Dだって後処理でもっときれいになるでしょう。しかし「JPEGで後処理無しで」というときには*istDにも出番はあるわけです。

・5分:*istDではNR/onにしても、赤かぶりが取り切れません。もちろん、RAWで撮ってRAPで処理すればかぶりはきれいになります。Kiss Dはこの条件ではまだ、赤かぶりはありません。輝点ノイズは3分のときよりやや目立ってきます。本格的にノイズを低減するならKiss Dでも画像処理は必要になります。

ただ待ち時間を要するNRなしに低ノイズというのは、やはりいいことで、この点においての観音の技術はさすがです。

つまらないエントリーやってないで写真撮れや(笑)

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コメント

D70導入当初NR-on撮影したこともありますが、星が見えているのに
無駄な時間がどうにも我慢できませんでした→RAP導入のきっかけ。

次は是非観音様と*istDにタイマーコントローラを作ってやってください。
撮影はカメラとコントローラ任せ、眼視観察を楽しむ時間ができます。
NR-offでがんがん撮影し、片付けしながらダーク撮影できるので能率も
上がります。

投稿: Ken28 | 2005年10月22日 (土) 13:49

うーん、熱カブリの少なさはやはり魅力ですね。

私も同じ仏(目的)に至る道に変わりはないのであれば、観音経も紐解いて見たい気もしますが・・(謎)。
個人的にはもう一つの宗派に惹かれるものもあるのですが、先日購入したタイマーコントローラが使えた方が嬉しいですし。
>写真撮れ・・
D300の改造は(依頼するばあいでも)、思ったよりハードルが高いようなので、とりあえずノーマルでのHα透過率がどの程度か?に興味があります。

投稿: ich | 2005年10月22日 (土) 18:13

>Ken28様

確かに、すでにRAPは導入済なのでNR-onでの撮影はあまり意義はありませんね(^^;)
もともとノイズが少ないほうが、後処理も楽だと思うので・・・やはり数値式接吻はいずれは天文専用改造を受ける運命にありそうです(笑)

#タイマーコントローラー:奇しくも接吻と*istDとで端子が共通なので、先人のあとに続きたいと思います。

目下は火星対策ですが・・・ビデオカメラ方式は、動画処理ソフトおよび望遠鏡との機械的接続にてこずり中。ウェブカメラと家庭用電源延長ドラムのほうが低コストか、などと試行錯誤・・・。幸か不幸か天気が悪いです。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2005年10月22日 (土) 18:18

>ich様

時間差投稿でした。

目立つ熱カブリが出にくいので、天体用途には、やはり使いやすいと想像されます。

昨日、どこのサイト見たか記憶は定かでありませんが・・・
ソニーCCDもニコンとの共同開発の趣が強く、最新版はニコンに優先的にまわされるような・・・記載をみました。
”同じCCD外注組”といってもそのへんの事情もありそうですね。(溜息)

タイマーコントローラーは、まねをさせてください(笑)

ためしに旧Kiss DでもHαを撮る機会があるといいのですが・・・。数値的には透過率20%内外のようですが。改造の魔の手はそこまで待てるでしょうか(笑)(方針の腹は決めたので・・・)

投稿: ゆうひぶたっくす | 2005年10月22日 (土) 18:36

さすが数値式接吻、ノイズが少ないですね。
*istDでのJPEG撮影ですが、ペルセウス群のときに30秒露光を連続で撮るとCCDの冷える間がないのかやはり撮るほどに赤カブリは目立ちました。RAWで撮っておけばよかったと後悔・・。^^;
でも*istDの非常に透明感のある発色には結構魅力を感じています。被写体によって撮り分けるといいかもしれませんね。

> 改造の魔の手はそこまで待てるでしょうか
おお、改造に着手ですか。
IDASの限定品RFに交換か、RF取り去ってFF装着でレンズを揃えるか・・さっきまでいつものカメラ店で40K円の値札の付いた中古KissDを見つめつつ考えていたら、ついつい手が出そうになりました・・。^^;

投稿: Fuuma-mfuk | 2005年10月22日 (土) 19:12

> Fuuma-mfuk様

実験はしていませんが、連続露光して、撮像素子の温度上昇が加わると、さらに差が付くかもしれませんね。
でも、私も *istDの透明感というか、空気感というか、描写の雰囲気は好きです。

#改造:旧キスデジで初期ロットなら、フィルタ(RF)の在庫が・・・しかし確認するには分解してフィルタのサイズを測り・・・旧なら発注・・・部品到着まではお蔵入り。もし新ロット該当なら・・・入手の予定は立たず・・・ずっとお蔵入りorzそうなればいっそ除去までで打ち切り・・・う~ん、この呪縛から脱出するにはまず分解して・・・どうしよう(滅)

投稿: ゆうひぶたっくす | 2005年10月22日 (土) 21:39

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 Pentaxで天体撮影を行われていたためいつもblogを拝見して参考にさせて頂 [続きを読む]

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