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2005年10月11日 (火)

バランス問題・・・スペースボーイ編

純正のモードラを得たスペースボーイ、前回の観測で300mmレンズまでならけっこう使えそうとの感触を得ました。一方、ガイド鏡に微動がなく、ガイド星の選定には苦労しました。

このところ天気がすぐれず、天体観測がおあずけなので、機材のチューンナップを試みました。機種依存性が強いので、自分自身の覚書に終わりそうです(笑)

matchplate

同じく晴耕雨読いや晴観雨作のich様にTBです。

さて、赤緯軸まわりのバランスをとるために、私は以前、EM-200用に、上記画像3の自作マッチプレートを使用していました。搭載物の重さによって支点を変えて赤緯軸のバランスをとる考えです。ところが、スペースボーイにはこのプレートの重量そのものが重荷です。

したがって、4のマッチプレートで何とかしなければなりません。2のアトム製ガイドマウントは取り付けは容易ですが重心が高くなり、極軸方向のバランスがスペースボーイにはつらい。そこで今回は、1のミザール製?のを使うことにしました。が、これでも重心が高くなり、つらい。そこで、このマウントを横倒しにして使うことにしました。

しかし、こんどは赤緯軸方向のモーメントを増やすことになります。そこで4のプレートの一方を切断しなるべく軸に近くなるようにしました。まだ重いので、機材によって赤緯軸方向に補助バランスウエイトをつける方向で検討しました。

「PENTAX  *istDで星野をねらう」:この場合、カメラ側が軽いので重いウエイトをつけます。ウエイトは建築資材1枚7円を重ねました。(このところホームセンターに入りびたりです・・・笑)

guide_std_istd

「ASAHI  PENTAX  6×7  で星野をねらう」:このときは*istDよりウエイトが少なくてすみます。このパターンのみ専用のバランスウエイトを奢ります。

giude_std_67

「SMC  TAKUMAR/6×7  1:4/300+PENTAX  *istD」:このときはウエイトを前方に出して調節します。

guide_300_istd

「SMC  TAKUMAR/6×7  1:4/300+ASAHI  PENTAX  6×7 」:このときは*istD よりも補助ウエイトを前方に出し、且つ、ガイド鏡の前方に鏡筒バンドを取り付けます。

guide_300_67

これで、一通りのパターンをクリアしたぞ。おっと、忘れてた。火星の接近も控えていることだし・・・このパターンも考慮しなければ。

「PENTAX  *istDで拡大撮影」:このときは著しいテールヘビーを打ち消すため、鏡筒前方にガイドマウント+補助ウエイトを取り付けます。

kakudaihou

さらに、早見表で得た北極星の位置を正確に反映するため、リングレベルを装備しました。

ring_level

ああ、晴れ間が待ち遠しい。(笑)

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コメント

着々と準備なさってますね..とても参考になります。
ところで、ガイドマウントですが、カメラ側に雲台があれば不要では..??
(主鏡での直焦点撮影をガイドするには必要でしょうが..)
ガイドマウントの代わりに、イメージシフト装置を付けるという手も..
(#で、猫様監視の目は..?)

投稿: Ken28 | 2005年10月11日 (火) 21:54

おおー、凄い!どのパターンもとてもバランス良さそうです。
ホリエモンじゃないですが、これでどんな状況も想定範囲内じゃないですか。(笑)
コリメート時のバランス取り、いやぁ~、考えましたね。FS60とSMC TAKUMAR/6×7 1:4/300がどちらにも収まる、この鏡筒バンドとユニバーサルガイドマウントの汎用性がキーポイントですね。

ところで火星。最接近の日に晴れてくれることを祈っています。
予行練習したいけど、星が顔を出してくれないのはつらいですね・・。

投稿: Fuuma-mfuk | 2005年10月11日 (火) 21:55

TBありがとうございます。
SPACEBOYは小粒ながら、さすがタカハシという感じですね。
GPDとSS2000の組合せでは低速時のトルクが今ひとつなのかバランスには結構敏感なようです。
ちょっと無理させると、今の季節なら庭の虫と競演になります。(笑)

極軸合わせ用の早見盤、私もスペースギアのときに(参考用に)使っていました。ファインダーで概略合わせるだけでしたけども。
GP方式の極望はパターンを回転させるのに極軸を回す必要があるので、今の季節・時間帯によっては鏡筒を取り付けたままでは極軸合わせが非常に困難です。SS2000が有って良かった。(^^;
その点ではタカハシの方式は確実ですね。

投稿: ich | 2005年10月11日 (火) 22:33

>Ken28様

#カメラ側に雲台があれば・・*istDで6×7でも200mmF4の望遠レンズまでならカメラ雲台でいけます。確かに、その場合、ガイドマウントは不要です。SMC TAKUMAR/6×7 1:4/300になると、重く長く、カメラ雲台(大)では重心が極軸から離れているので、スペースボーイではバランスがとれません(泣)
そこで1コマ目に写っているカメラ雲台(小)を検討したのですが、 *istD+165mmですら撮影中にカメラが首を振って全然ダメでした。コルクが柔らかすぎ、ねじれるようです。とほほ。で、結局こんなスタイルになりました。
ツチノコ売却後、もはや300mmF4は我が家の主鏡なのです(笑)
#イメージシフト:イメージがわきませんので勉強してみます。ガイド鏡のイメージサークルの中で接眼部をシフトしてガイド星を探す・・・のでしょうか。邪道でしょうが、ガイド星に明るい星を選ぶと楽なので、可動範囲が大きく取れればいいのですが。
#Cat's eye Canonet(謎)監視・・・ガイドラインに沿ってやっているつもりなので、おそらく大丈夫と思われます。ただ観音様招致となると・・・越えなきゃならないハードルは高く・・・(爆)

>Fuuma-mfuk様

たまたま偶然、ありあわせの機材でなんとなくうまく行きました。最初、ファインディングチャート的に広い視野を撮影して、次に300mmでアップというふうに撮影していくと、ガイド鏡は最初から微動マウント付きでセットしたい・・・と考え、こんなスタイルにしました。
ただ、火星にはFC60じゃきっとパワー不足ですね。とほほ。かといって、ちょっとの晴れ間にEM-200を組み立てていると星は雲に隠れて・・・うまく行きません。

>ich様

SPACEBOY、昔のカタログを見てみますと同架重量5kgと、 6×7 (固定ピントフード付き)+300mmガイドセットではぎりぎりというところです。 6×7にペンタプリズムをつけるとバランスし切れませんでした。タカハシでは200mmまでならば充分といっています。銀塩となると長時間露光が必要なので、300mmで実用になるか・・・は実地検証が必要です。
#庭の虫との競演・・・なかなか楽しそうではありますが。
#極軸を回す:タカハシの方式も、水平だしは極軸回転で行います。あっ、パターンを回転するのに極軸を回すのですか・・・なるほど。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2005年10月12日 (水) 10:41

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