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2006年3月 6日 (月)

・・・絶えて久しくなりぬれど

汽車の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ

usui_rail

oldsignal

旧信越本線 横川-軽井沢間 廃線跡

原典:滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ

峠を行きかう列車の音は、聞こえなくなってからもうずいぶんたったような気がするけれども、その往時を偲ぶ伝説だけは流れ伝わって、今でもやはり聞こえてくることよ。

いろいろな思いでここを行きかった人は多いであろう、この線路。いまだに架線やレールは撤去されること無く今日に至っております。
往時を偲ぶ、こんな企画↓があるのは知っていました。3万円也を払って講習をうけ合格すると、5千円を払って600m程度運転操縦ができるわけです。

ef63_live

が、この日はこんな幻影を見ました。白昼夢のようです。

climb66

が、夢ではなく、もうじき運行開始1年になろうとしている、トロッコ列車です。冬季運休、その他も土曜休日祭日のみ運行、園内遊具としての扱いではあります。が、旅客の乗る、生きた鉄道として限定的ながら生き還っている訳です。
その行方は↓

tougenoyu_st

tougenoyu_st2

わずかとはいえ、新線を建設して、とうげのゆ駅が誕生しました。

しかし、私としてはとうげのゆ駅との分岐に、わざわざ進路を転換できるポイントを使っていることが気になります。(下画像)
全く山へ向かっていく線路に行く可能性がないなら、保守上のウイークポイントになる可動ポイントなど要らないわけで・・・。昔を偲んでも偲びきれない関係者が茶目っ気を出してポイントを設置したのか、ひょっとして山へ向かう観光鉄道の可能性を信じて?(笑)

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左の線路はとうげのゆ行き、右は本来の本線である軽井沢方面。このポイントが反位になること・・・黄色の矢羽が正面を向く=軽井沢方面に開通・・・は、ありうるのだろうか。

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コメント

錆付いた信号が寂しげですね…。
本当に勝手なんですが、日頃全く電車を使っていないのに、廃線となるとっても寂しい感じがしますよね。
形を変えてでも列車が残ってくれるのはうれしいですよね。峠の釜飯はどうなったのでしょう…。

投稿: うなむ | 2006年3月 6日 (月) 11:40

碓井峠鉄道文化村ですね。
昨年夏、訪れたときも、この廃線をみて寂しく思いました。
>軽井沢方面に開通
一応、この施設の趣旨は、いつかは軽井沢まで、復活させたいみたいです。なかなか難しい話だとは思いますが…

投稿: ClieistD | 2006年3月 6日 (月) 12:59

廃線前に駆け込みで一度乗りました。
山陰本線の線路付け替え区間みたいに、観光鉄道として復活してほしいですねぇ。
でも、ここはあの「66,7パーミル」の区間ですよね?
運用面で難しい気もしますね。

投稿: のんきち | 2006年3月 6日 (月) 16:46

長野よりいち早く春が訪れる群馬はこの時期もよりいっそうの季節差を感じたことと思います。トロッコ列車の存在、過日峠の湯に浸かって帰ろうとした際、運悪く休館日だったためこの新駅にはまったく気づくことなく駐車場でUターンしてしまいました。残念、これ知っていたならもう少し歩いてくるんだった。

トロッコ列車、軽井沢発、鉄道文化村行き、SHI鉄でイベント列車仕立ては出来ないのかなあ。ビールトロッコ列車なんてえのもいいかもです。

投稿: baja | 2006年3月 6日 (月) 21:50

>うなむ様

信号、数年保守しないだけであんなにも朽ちるとは。保守費もかかるわけです。
>使っていないのに、廃線となるとっても寂しい:なにかPENTAXの品揃えも同じような。いえいえ、うなむさんは”お布施”をなされていますから違いますが、私などまさに(笑)
ともあれ、こういった形で列車が復活しているのは、とてもうれしいです。
>釜飯:横川、軽井沢両駅でも健在です。900円です。久々に食べましたがおいしかったです。近頃は販売元の「おぎのや」は高速道路のSAやIC近くのほうが盛っていますが。

>ClieistD様

このトロッコ、鉄道文化村内の遊具施設なのだそうです。熱意がこういった復活に結びついているのだと思います。あらためて文化村HPリンク先をめぐってみましたが、”碓氷峠に鉄路を再び”という情熱的な取り組みをされている皆様には頭が下がります。
今度は途中の「熊ノ平駅」までが目標とか。

>のんきち様

廃止直前は、ものすごい賑わいでした。私も例に漏れず行きましたが。
季節限定、休日限定でディーゼル運転なら、観光鉄道としてはいけそうだといううわさも聞いたことはあります。
66.7‰・・・このトロッコのディーゼルはもともとこの区間の保守用車だったらしく、下り勾配の速度抑制(リターダー)装備など、技術的にはいけそうです。あとはなんといっても採算のめどでしょうか。

>baja様

季節感の差:確かにありましたが、梅の花はまだでした。

実は、bajaさんのあのエントリーに触発されて、第三アーチでも見ようと行って見た訳です。トロッコも昨年の夏は横川駅で目撃していましたが、実際に走行しているのは今回初めてなのです。それで、あらためてHPを調べてみたというわけです。

碓氷の鉄路復活の動きは、群馬側では盛んですが、残念ながら長野からの呼び声はいまひとつトーンが低いみたいです。SHI鉄も自分のことが精一杯?(笑)
軽井沢開通の暁には、もちろんそれなりのイベントで盛り上げることでしょう。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年3月 7日 (火) 11:50

横川駅=碓氷峠=峠の釜飯が真っ先に脳裏をよぎります。
(機関車接続の間に乗客は皆釜飯を買いに走った..懐古)
廃線になっていたとは知りませんでした。時の経過を感じます。
#要するに、自分が歳をとっただけか..(笑)

投稿: ken28 | 2006年3月 7日 (火) 18:38

>ken28様

機関車連結のわずか4~5分の間でしたか、私も釜飯を買いに走ったことを思い出します。
我が家の皇后陛下などは、釜飯を買うために5分停車してくれるんだ、と感心してましたが(笑)
ここの区間は、新幹線史上初めての、在来線並行区間廃止事例です。もう、かれこれ9年になります・・・。急勾配の特殊区間ゆえに、経費の負担を抑えたいというのが本音でしょう。が、新幹線のおかげで「遠くの町は近くなったが、隣の町は遠くなった」わけです。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年3月 7日 (火) 21:11

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