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2006年3月21日 (火)

ささやかな自動化

淡い天体を克明に写すには、コンポジット(同じ対象を何枚も撮影して合成)することによって、仕上がりの画質を改善できることはわかった。
となると、タイマーつきリモコンが欲しくなる。
観音純正のは機能は申し分なさそうだが、少々高価。
そこでターボタイマー(笑)を利用して、タイマーリモコン(kiss DおよびPENTAX  *istD兼用)をつくってみた。
timer1
もっとも、たまたまターボタイマーをリサイクルショップで1,000円で入手できたからコスト的メリットがあるわけで、新品をまともな値段で買うなら、観音様のリモコンのほうがいいはずで・・・

ターボタイマーの配線を調べてみると、ボディーアース(-線)のほかに、
1.バッテリーからくる線(常時加圧)
2.イグニッション用の線=エンジン運転中加圧
3.ACC用の線
が出ている。

作用は、次の通り。
・イグニッションの線がキーオフにより無加圧になると、リレーNO.1が励磁され、すかさず常時加圧線からイグニッション回路に12Vをバックアップする。
・同時に別のリレーNO.2が励磁され、ACC回路も12V加圧になる。(アフターアイドル中にACCが生きている必要はあるのだろうか、とも思えるのだが。)
・設定時間の後、リレーNO.1、NO.2とも通電が断たれ、イグニッション回路も(ACC回路も)無加圧になってエンジンが停止する。

さて、これをデジイチ用のタイマーリモコンとして利用するには・・・
・イグニッション線のシーケンスを利用するには一ひねり要りそう。
・ACC(リレーNO.2)のシーケンスは、そのまま利用できそう。だが、欲しいのは12V加圧ではなくて、連動した接点がONとなることであるゆえ、一工夫必要。
1)ACCの出力を、別個に12Vリレーに加えて駆動し、連動接点を得る。
2)ACC用リレーの連動接点を12V電源から切り離す。
コスト削減からは2)有利。
timer3

そこで、内部の基板をたどると、↓赤丸で囲ったリレーの接点を電源から孤立させると、目的を達成できることを発見。

timer5_2
これをステレオミニミニプラグの先端極とコモンに出力するとできあがり。シャッターボタン半押しに対応する中央電極は無接続とします。

timer4
作用時間は、1個または2個にボタンを選択することで1,3,4,5,6,8分を得ることができます。(画像は4分の例)また、ボタンは照明が入り、暗闇での操作が容易。

<実測>
設定1分・・・実際60秒
設定3分・・・実際180秒
設定4分・・・実際240秒
設定5秒・・・実際301秒
と、まずまず良好。

消費電流
照明つき待機時・・・55mA
タイマー作動時・・・85mA
消灯後待機時・・・30mA
となり、ボタン電池をつかうとすればちょっと荷が重すぎる。しかし、ポータブル電源使用なら、ボタン電池も省略でき、負荷的にもまったく問題はない数値だと思います。

ああ、ターボタイマーを使うような車には、だいぶ久しく乗っていないなあ・・・。

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コメント

TBありがとうございました。
ターボタイマーとは考えましたね。操作もシンプルで使い易そうです。
設定時間後にON(またはOFF)になるだけのタイマーなら、安価なのがたくさんありますが、レリーズ動作に使えるもの、となるとすぐには思いつきません。
Optio SViのインターバル撮影をいじっていて思いましたが、この手の機能をカメラに内蔵しようと思ったら、簡単に実現できるんでしょうけど・・「売り」にはなりにくいですかね。
ネイチャー分野にはもちろん、一般の集合写真なんかでも、工夫によっては面白く使えそうですけど。(笑)

投稿: ich | 2006年3月21日 (火) 06:39

>ich様

>ターボタイマーの流用・・・やはり、それ専用に開発された機材には敵いません。インターバルとか。ただ、実際撮影していて一番わずらわしく感じたのは"採時"でしたので、そこが自動化するだけでもずいぶん楽に思います。

>「売り」にはなりにくい・・・かつて銀塩一眼レフPENTAX Z-1にはインターバル機能が付いていました。ただ、バルブ秒時のコントロールはできませんが。それでおもしろそうだとそのマイナーチェンジ版のZ-1Pを手にしたら、インターバルは廃止に・・・orz。きっとリクエストが少なかったのでしょう。
セルフタイマー3連写機能はありました。意外性でいい表情が狙えると説明があったような(笑)

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年3月21日 (火) 09:15

考えようによっては、本家観音製コントローラよりも実用度が高い気がします。
日光の一眼デジ用ソフトでは、間欠露光撮影などの制御ができるようになっていますが、
残念ながら30秒露光まで。しかもパソコン必要とあってはかなり不便です。
(結局一度試してみただけで一度も使わず..笑)

中古ターボタイマーの再利用とは、さすがというか、感服する限りです。
パーツショップ等にある電子工作キット等しか頭にありませんでした..。

投稿: Ken28 | 2006年3月22日 (水) 12:54

>Ken28様

単純明快という面では、良いと思います。
できれば2分が設定できればな、と思います。
しかし、たまたま安くターボタイマーが入手できたからで、あまり一般性はないのです(笑)
ターボ車からNA車に乗り換える際などはあり?


投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年3月22日 (水) 21:00

おお、ついにレリーズ自動化ですね。
しかしターボタイマーを利用という発想が凄いですね・・さすがです。
先日からのエントリを拝見しているとコンポジットもレベルアップされているようですね。
ノイズを考慮すれば3~5分で充分実用レベルでしょう。最長の8分で露光して枚数を多くすればかなりディープな撮影が可能だと思いますが、要らぬ心配をするならば、撮影中の手持ち無沙汰が・・。(爆)

投稿: Fuuma-mfuk | 2006年3月22日 (水) 22:03

レリーズ自動化:ようやく・・・というか(笑)。直焦点へのモチベーションも徐々に高まっていますが、なかなか出動の機会がないのです。

コンポジットもレベルアップ:いままでコンポジットになっていなかったので。。。(笑)

撮影中の手持ち無沙汰:タイマー動作中、お気に入りのミュージックでも流れるようにしようかとも思いましたが、そちらの装置のほうが主体の機能より高くつきそうなのでやめときました(笑)

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年3月23日 (木) 14:30

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