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2006年4月14日 (金)

ささやかな改善(忘備録)

旧キスデジの天文向け改造の経過(ほとんど自分の忘備録m(_ _)m)

1.純正ローパス撤去  (Hα線透過率改善) ピント位置:ファインダー合焦位置よりレンズを約1mm縮めた位置
2.EOS20Da用ローパス装着 (使い勝手の改善)  ピント位置:ファインダー合焦位置よりレンズを約0.4mm縮めた位置

1.はもちろん、2.となった今でもEOSマウントのままEFレンズ装着では∞が来ない。また、これに市販のPK-EOSアダプターを介しペンタKレンズを装着しても∞は来ない。

それで1.のときはこうしたが2.ではこのときよりは0.6mmほど余分にアダプターリングを厚くできる。
そこで1.のときt=1.5mmのAl板+0.3mmライナー板でひ弱だったリングをt=2.2mmの建材補強板(鉄製)に変えることにした。材料費200円弱。

Ri1

さすがに鉄板になるとハンドドリルではきつい。そこで”タコハシ製作所”初の電動工具導入。刃までセットで1,980円なので飛びついたのだが・・・

AC100V電源のこの電ドル、軸回転速度が175rpmつまり毎秒3回転弱とまことにマッタリしています。気合をいれたハンドドリルのほうが速いかも。
まあしかし、くたびれ具合には格段の差がありますので、電動工具の恩恵に浴することにしました。

千里の道も一歩から・・・

Ri2

きゅるきゅるきゅる・・・電ドルの苦しげな音

Ri3

そして幾日かが経過していった・・・

Ri5

ようやくこの日はやってきた。まもなく貫通。

Ri6

なんとか、リング状に切り出せた。

Ri7

前回の1.5mm厚アルミ板(左)とくらべれば頼もしい2.2mm厚鉄板製リング(右)
Kマウントの金具はKenkoの接写リング流用であることは同一。

Ri8

肉厚にゆとりが出来たので、レンズ装着停止位置を決めるストッパーを付けてみた。(右)
従来はストッパーがなく、暗闇で望遠鏡につけたときなど回しすぎて外れることがあり面倒だったので(笑)
できればレンズ脱着ロックピンも付けたかったのですが、ボディー側の加工が面倒なので止めておきました。

Ri9

これにペンタKのMFレンズを装着すると、∞ストップ位置から0.4mmほど繰り出したところで∞のピントがきます。
できればもう少し厚い板t=2.6mm程度にして、レンズ∞位置で星のピントがくるようにしたかったのですが、わずかでも厚すぎると∞のピントが来なくなること、程よい厚さの、安い(←これが重要)素材が入手できなかったので今回はここまで(笑)。

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コメント

いつもながら、DIY精神とワザ(+根気:たぶん、これが一番重要かも ^^;)には感服するばかりです。

カメラは購入したものの、天気は悪いは時間はない、で撮影どころではありません。せめてお気軽星景撮影用にPK用のアダプタも欲しいなー。
もっとも星景写真なら*istDsの方が良いかもしれませんね。KissDNだと明るい昼間はともかく、ファインダーを覗いてもさっぱり星が見えないので構図がなかなか決まりません。(^^;

投稿: ich | 2006年4月14日 (金) 22:34

おお、ピント位置を合わせられるように改善ですか。
既製品しか目に入らない僕は、ゆうひぶたっくすさんの技術と根気には感心させられっぱなしです。
EOSにPKマウントレンズが付くとなると、一般撮影用にEFマウントのデジタル一眼レフがもう1台欲しくなりますね。当方は先日12-24mmをEFマウントで買っちゃったもんですから余計に・・とはいえ先立つものもありません。^^;

> ファインダーを覗いてもさっぱり星が見えないので
ホント使い辛いですね・・広角レンズではキャップの外し忘れかと思うくらい・・。(笑)

投稿: Fuuma-mfuk | 2006年4月15日 (土) 21:16

>ich様

#DIY精神・・・というか○ビ精神かな・・・勤務の性質上残業は基本的に無いし、家人のいない昼間暇だったりしますので(笑)

晴れないし、まとまった金はないし、いいときに限って時間は無いし・・・機材のチューンナップしかはけ口がないのです。トホホ。
PK用アダプターをつけられる普通のキスデジも1台欲しい気もしますが、なかなか。
確かに、キスデジはファインダーはプアーですねぇ。

>ふうま様

ピント位置というよりは重い望遠レンズでも安心して装着できるように、強度面での改良です。
天文に使う使用頻度を考えると、ウチの場合、こんな素人工作がぎりぎりの採算成立ラインです(苦笑)
Hα以外の天体にはピントやカラーバランス上使い勝手のよい、普通のキスデジも1台欲しい気もしますが、なかなか。
確かに、キスデジはファインダーはプアーですねぇ。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年4月15日 (土) 21:57

Kiss D関連記事を拝見するにつけ、次はTAKOHASHIブランドのデジ一眼を製造されるのでは?と思う次第..
そのボディは銀塩ペンタックスから再生されるものと..密かに期待しています。
#M42マウントで良ければ2,3台提供いたしますので..m(_ _)m

>..キスデジのファインダーはプア..
D70も同様。ミラープリズムは駄目ですね..*istDが羨ましい。

投稿: ken28 | 2006年4月16日 (日) 10:13

>ken28様

レス遅くなりました。m(_ _)m

デジタル時代は、弱小メーカーを淘汰の方向に推し進めているようで・・・一眼レフの老舗PENTAXも青息吐息、とてもとてもTAKOHASHIブランドが進出する余地はありませんねぇ(笑)

でも、135フィルム用対角線魚眼を使ってブローニーフィルムに写しこむ全天魚眼カメラは、TAKOHASHIブランドでやってみたいなぁ、と思います(笑)

>ミラープリズムは駄目ですね..*istDが羨ましい。
確かに、昼間のレンズ遊びには*istDのファインダーのほうがピントの山の掴み具合、見え味からくる写欲の違いはあります。が、天体には50歩100歩とも・・・。少しでも良いに越したことは無いのですが。
ガラスプリズムとなるとD200クラスなら・・・(ため息)
やはり昔のMF一眼がいいです。


投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年4月19日 (水) 09:43

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