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2006年9月25日 (月)

PENTAX K10Dに思うこと

デジタル一眼レフはCanonとNikonだけではなかった。
と、後世語れるように祈りたい。
その思わぬ隠し玉はK100Dだったが、K10Dこそ渾身の一投だと思う。

素直な偽らざるを得ない感想をいくつか。

・K10Dは大きい。
PENTAX独自のSRは、CCDを動かす馬力はありそうだが、構造的に大きく重くなるような気がする。
個人的には、かつてのKシリーズ程度の大きさがあったほうが、その後のMシリーズより撮影時はしっかり撮れていいと思うのです。が、小型軽量でファンを得てきたPENTAX、どう評価されるか、ちょっぴり心配です。
まさかM10Dなんていうのがその後出はしまいかと(笑)

・DR
S社のただ振るわせるものより、ぶつけて衝撃で取るぶん良さそう。ただ、超音波領域で震わせるO社などのほうが、効果は大きいような気がする。
しかし、それとて完全なものではないことを認識するべきだ。
固定式のコンデジでもゴミは侵入するのだ。

・専用電池は悲観するにはあたらない。
単三サイズの各種電池が使えることが今までのPENTAX DSLRの売りでしたが。
ひそかに初代Kiss Dを併用している私としては、専用電池は信頼に足ると考える。
動作が安定している、充電が速い。
(ただし、D200のような”インフォリチウム”的なものは、天体者には改造の邪魔になり具合悪い。)

特性のかなり異なる各種電池に対応するボディは確かに便利ですが、特にニッケル水素に対する相性は微妙なところがありました。寒いとき、暑い時、メモリー効果など、ここ一番というときにシャッターが下りない、あのイライラは、専用になれば心配なくなると期待する。それに意外に重く、ずっしりと持ち重りがする。
もっとも、私のPENTAX  *istDの場合、三洋エネループで動作に対する問題点は解決しましたが。

・10Mピクセルは必要か。
いたずらな高画素化には疑問の声がある一方、高画素化は今後もまだ続くのでしょうか。
コンデジですら10Mが主流になりつつあるし。
*istDの6Mでも充分と思いつつも、PRIMEによる10Mの絵も見てみたいのは正直なところ。自然な解像感を保ちながら、細部の描写にすぐれていそう。
一方、画素ピッチが縮まれば、原理的にはノイズ、階調では不利に。D200もα100もノイズはちょっとイマイチな作例に触れたし、Kiss DNに比べてKiss DXの高感度ノイズは、やや増えた気がする。

・超音波モーターAFは歓迎。
PP内では、「ペンタのAFは別に速くなくたって気にしない。」との意見を多く目にする。
実際、普及標準ズームでは、クイックフォーカスシフトによるAF→MF切り替えはC社やN社の距離目盛も省略されたものよりいいと思う。
それに、安物バージョンのマイクロUSMでは内部にギヤ列もあるし、カスッと音も感じられる。かつてリングUSMで体験した無音のうちに合焦画像がファインダーに浮き上がるような強力な印象はない。

しかし、C社の例を見るまでもなく、超音波(レンズ内)モーターのポテンシャルは高性能にも好性能にも振り分けられる。レンズの狙いに応じてチョイスできるのは、レンズ内モーターのほう。
レンズ内モーターのパイオニア、旭光学のお手並みを拝見したいものだ。
さらに、超音波モーター仕様にも従来機用AFカップラーが付く、という未確認情報もあり、互換性についてもN社を超えることを期待したい。

駄文をつらつら並べました。m(_ _)m

が、今回のK10DはひとつのPENTAXの歴史的節目として、わたしの心は”買い”の方向へ大きく動いています。画がずっこけないことが条件・・・それもきっと大丈夫だと思います・・・ですが(笑)

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コメント

仰るご感想、だいたいぼくも同じものを感じます。
いい加減に画素競争は終わってほしいのですが、10Mあたりで落ち着いて欲しいですね。
6Mさえ活かしきれている人は少ないでしょうし。個人的には、K100Dで十分すぎると思っています。
超音波モーターレンズは多分、買えないかもしれません。
とはいいながら、ちょっと値が下がった頃に買うかもしれませんが、カメラ雑誌で43リミつけたK10Dは巨大に感じました。

あと、なにより気にしなきゃならないのがパソコンの能力です。
僕はGRDで8M画像も扱ってますが、やっぱ重いです。
人によってはパソのアップグレードも考えないとツライですね。

投稿: Tohdo | 2006年9月26日 (火) 00:14

K10D、やはり注目は22bitA/Dを含む新画像処理エンジン「PRIME」だと思います。
SRやDR、防滴構造など特徴は多々ありますが、なんといっても出てくる「画」が基本ですから。
高感度ノイズも心配ですが、ISO400が実用になれば(この機種に関しては)十分かと思っています。
作例がなかなか上がって来ないのも、発売ぎりぎりまで画質のチューニングをしているんじゃないかと。
とにかくPENTAXとしては久々の中級機ですから、期待したいですね。

投稿: ich | 2006年9月26日 (火) 06:20

>Tohdo様

パソコンの処理能力の問題は、現実には看過できない事実ではありますが、将来買い換える希望的観測でとりあえずおくとしても・・・

純粋に画質面で、高画素化が良い結果に行っているのかが気になります。
6Mでもウェブにアップするには12分ですが、プリントではまだ35mm判銀塩のほうがキリッとするような気がします。
シャープ感を無理につけると不自然になったり。

一方、画素ピッチが縮まるとノイジーだったりします。
APS-Cサイズ10Mが、P社の現在の技術をしてどの程度バランスしているか、興味はあります。

ボディの大きさ・・・私はPENTAX信者としては異端なのか、Kシリーズ、Zシリーズ程度の大きさが好きです(笑)
でも、ファインダー視野率100%とか、フルサイズ撮像素子をつけたとか、撮像素子の放熱効果を考慮したとか、理由のある大きさであって欲しいです。

それと、多分にPENTAX信者の色眼鏡を通しての意見です(笑)

まあ、注文するにしても、画を見てから、資金繰りに見通しがついてから、ですが(笑)

>ich様

私はすでに*istDを持っていて、天体以外は(笑)不自由なく、けっこう今でも気に入って使っております。ので、増備するとしたらK10Dには画質的優位がなにより必要です。
それにしても、当時*istDは高かった。信者のお布施的要素も多分にありました。

久々の中級機、またお布施するのかなぁ(笑)

できれば・・・
SRメカの代わりにCCD冷却装置が入っているやつ、そして、撮影目的によってローパスフィルタ(赤外カット)がスライディング収納されるやつが欲しいのですが(笑)

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年9月26日 (火) 08:58

記事を拝見し、同じくK10D(a?)に興味津々です。
・CCD冷却装置(熱ノイズ対策)=激しく同意。
・ローパスフィルタ収納装置=激しく同意。
あるいは、
(これ以上カメラが増えるのも困るし、所有する銀塩一眼レフで使いまわしができると有り難いので..)
銀塩一眼の裏蓋と交換するだけで済むデジタル135フルサイズCCD受光素子裏ユニット?を庶民価格で発売していただけると..
(#あくまで希望です..笑)

投稿: Ken28 | 2006年9月26日 (火) 23:33

>Ken28様

CCDも冷却すれば、長秒時でもすばらしい絵が出ますからね~。
Hαも、難しい改造無しで良く写り、一般撮影にも最適に使えるには、いいアイデアないですかねぇ。
PENTAXもちょっと余裕ができたら、天文ファンのことを思い出してもらいたいものです。
銀塩裏蓋交換方式も、理想ですねぇ。ただし、庶民価格というのは強く同意(笑)
どこかで、やって欲しいものです。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年9月27日 (水) 22:28

再度。(笑)
>銀塩裏蓋交換式
うんと高いのならあるんですよねー。hasselbladとか。
645Dも、いっそそっちまで逝っちゃうとか。
・・・ますます 庶民価格じゃなくなっちゃいますけど。(--;

投稿: ich | 2006年9月28日 (木) 21:52

>ich様

そう、庶民価格というところが問題なのですよねー。
そうすれば、フィルム感覚で贔屓のメーカーのボディと、用途別、あるいはその時点での最適なフォトセンサーを組み合わせられますし。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年9月30日 (土) 15:45

お久しぶりです。遅ればせながら聖地にてK10D触ってきました。
ボディの大きさですが、やっぱり「大きい」というのが第一印象ですね。存在感は抜群です(笑)
ただ個人的には大きすぎず小さすぎず、程よいサイズだなと思いました。重さも含めて私にはこれくらいのサイズが一番しっくり来る感じでしたね。
ちなみに専用充電池は意外と小さく軽かったです。このカメラに単三電池四本入れてしまうと重量もかさむので、そういう点からも私は専用電池は歓迎です。

あとAFなんですが、*istDと比べると格段に早くなっています。駆動モーターの音からして違うし、迷いも少なくこれにはちょっと感動しました。けっこうMFを多用するのでAF速度についてはあまり気にしていなかったんですがね。

なんにしても、私の中でも「買い」なカメラであることは事実です。一番の問題は予算ですが(汗)

投稿: しんいち | 2006年10月 5日 (木) 22:26

>しんいち様

聖地では触れるのですね~。
触ってみたい~。
持ってみて触って、シャッター切って・・・フィーリングは大切ですね。

AFだって速いに越したことはありません。
久しぶりに攻めの姿勢が見られるK10Dは、私も気持ちは買いです。資金は?(笑)

と呑気なレスをしていると、サンプル画像が上がってきているみたいですね。

色々なうわさ、先入観を無しでの第一印象は、「階調いいね」
それと、きめ細かなシャープ感でしょうか。
6M機とは別の存在価値がやはりありそうな。

投稿: ゆうひぶたっくす | 2006年10月 7日 (土) 20:09

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