自宅窓辺からのカノープス
窓辺観測所は諸事情により閉鎖しておりました。
が、カノープスだけは見れるかどうか試しておきたいので、固定法で試みてみました。
リサイズ画像では厳しいかな?
「カノープスの窓辺」
K10D PENTAX-FA☆ 1:2 24mm AL F4 43sec ISO100
煌々と満月にちかい明るい月が照っておりました。お陰で八ヶ岳をはじめとする山並みがほんのりと浮かびました。カノープス観望には不利ですが。それでも案外、すんなりと見ることができました。
灯台下暗し、なんだ、自分のうちから見れるじゃん。
7×50のファインダーでは楽勝、肉眼でもときおり瞬きを感じる気がしました。
レンズを望遠にかえて、母校の中学校の上を通過するカノープスをしばし観望しました。
この観測所は、部屋が寒くなるのが一つの欠点です。
21:55から80sec 近くのスキー場はパラダ。人工雪が煙を上げているよう。
21:57から98sec この時間からは野辺山スキー場がゲレンデ整備を始めるようだ。
22:06から31sec カノープス没。あーあ、ふつうのおじさんに戻りました。
レンズはsmc PENTAX 1:2.5 135mm F4.7 他の設定は同じ。
スキー場も、自分の子どもの頃は二つともなかったように思う。
母校の中学校も、築自分の年+1年。改築計画もあるようです。
生まれていくもの、壊されていくもの。
それに比べて、恒星の輝きの悠久なことよ。
とちょっとおセンチなおぢさん(笑)
小、中学生のときは、南に旅行にいく機会ごとに、カノープスを見ようと心がけていましたがいつも悪天候。
自分のうちの近くで見れるなんて、そのときの自分に教えてやりたい。
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コメント
なんと自宅から観望可能とは、羨ましいですね。
これで、きっと長寿間違いなし。(笑)
うー、うちの近くでも、少し高い場所を捜したら見えるのかも・・・?
投稿: ich | 2007年2月 3日 (土) 22:40
おお、自宅からカノープスが見えるとは・・窓辺観測所はかなり高性能ですね(笑)うらやましいです。
以前はマンションの屋上から見えそうだったのですが、試そうと思っているうちにフェンスで仕切られ立ち入り禁止になってしまいました。
今日は近所の海でカノープスを撮ってきました。月夜の地表付近はちょっと厳しいですね。
投稿: Fuuma-mfuk | 2007年2月 4日 (日) 00:25
何ともはや羨ましい環境にお住いですね。
そういえば、長野は長寿県でしたね。
#今年は、ふうまさんのお膝元(和歌山)までは行けそうにないので御地へお邪魔しようかな..
投稿: Ken28 | 2007年2月 4日 (日) 12:16
>ich様
近所でも見えていましたので、おそらく見えるだろうとは思っていました。
深夜、隣人に物音などの迷惑(怪しい行動と勘違いされる・・・笑)、冬は他の居住人が寒い(夏は蚊が入る)、町明かりが邪魔、極軸が正確にあわせられないなど、本腰入れてみるなら外出したほうが好結果なので、意外とためしてみる機会がありませんでした。
千葉県なら、南の視界さえ開けていれば見えるはずです。
>Fuuma-mfuk様
入居したときから、カノープスが見れそうな予感はしていました。ふだんの観測地より山に近いので、”滞空時間”がイマイチですが、見れるのだから恵まれているといえます。
今シーズンは冬型が弱いせいか、今ひとつ透明度が良くなく、眼視でははっきりみえないのが不満ではあります。
>Ken28様
カノープス観測に非常な苦労をしている方もおられるのに、横着な観測ですみません。
ただ今年は、当地も例年ほどスカッと晴れないことが多く、眼視で鮮やかにというチャンスがいままで意外となかったです。
しかし、見れば長寿というのも、めったに見れない希少性があるからかとおもわれ、こう安易に見えては、たぶんご利益は薄いのではないかと・・・笑。
#カノープスが見える町、当地にぜひお越しください。
投稿: ゆうひぶたっくす | 2007年2月 5日 (月) 22:46