田口峠
昨日5・20は、PLフィルターを利かせたような透明感抜群の快晴。
これは行くしかない。なぜ上信電鉄が通過予定地に余地峠を選んだのか。田口峠や内山峠経由で信州と結ぶ計画にしなかったのか、疑問を解きに。
臼田から田口峠(標高1120m)をこえて、またまた西上州へ。
臼田から雨川沿いに東進。
最初は幅の広い舗装道路だが、いつしか自動車ではすれ違うのもわずらわしい”単線”状態。クルマの通りも少なく、自転車には最高に快適。
ただし、斜度はけっこうきつい。8%だとか9.5%だとかいう標識も出てくる。
新緑が目にまぶしい。空気がうまい。
こころなしか、川の水も緑色。
ここにもダムがありました。ダムの少し手前はかなりの急坂になります。
白バイク 悲しからずや 木々のあお 水のあおにも 染まずただよふ (爆睡)
それなりにペダルを踏んで、臼田から9kmぐらい進んだあたりでしょうか、一つトンネルを越えると、峠でした。
峠を越えても、どういうわけかまだ長野県です。
これでもか、という数(気付いたときは第169カーブ・・・少なくても169はある)のカーブでどんどん標高を下げていきます。
けっこう降りてから群馬県になります。
馬坂川(まさかがわ)にそって、谷幅は、そして道幅は細い。
紅葉の季節には素晴らしい眺めになりそうなもみじが、緑に光っていました。
この狭さではきっと、激しく渋滞するでしょう。
これは、鉄道を敷くには厳しい地形だ。。。
臼田から24kmほど進むと、勧能という場所に出ます。
左に下れば下仁田へ。
右に登れば余地峠方面へ。
余地峠方面に向かうことにした。
と、そこから2.4kmほど進んだときに、リヤタイヤのあたりからバキンという金属音がした。
特に急な上り坂でもなく、大きな凹凸を乗り越えたわけでもないタイミングだったのだが。
まさか、と思ってみるとリヤのスポークが一本ぶらぶらしている。
このときは、ニップルが緩んで脱落したかと思ったが。
帰ってから調べると、金属疲労特有のスパッと切ったような破断面orz
おまけに、切削加工時に発生したと思われる切りくずも出てきた。
どうりで、今までごく低速でチリチリ異音を発していたわけだ。
ESCAPE R3のスポークは、軽量化?意匠のアクセントのため?間引きしてある。
一本折れると、けっこうフレが大きくなって困る。
このときは、そっと運転継続して、無事着くのを祈るばかりであった。
続く・・・。
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コメント
スポークの破断、金属疲労のようですね。
ということは、スポークのテンションのバランスが崩れてたのかもしれませんね。
うちのESCAPE R3もホイールの振れがないか、チェックしてみます。
シートピラーがかなり後ろに伸びてますが、
シートとハンドルが近かったですか?
オリジナルの状態では、シートがかなり前よりにありますね。
うちのも後ろにずらしたいなあ。
投稿: でぱいゆ | 2007年5月22日 (火) 19:53
>PLフィルターを利かせたような・・・
そうそう、うちの方でもそんな天気でした。
午前中は雲ひとつ無い快晴。これは・・・と思っていると夕方には、すっかり曇っていましたけど。(^^;
私はスポークが折れた経験はありませんが、結構コワイですね。
ご無事で帰還されたのだろうとは思いますが。
投稿: ich | 2007年5月22日 (火) 21:59
>でぱいゆ様
破断の原因は・・・標準乗員体重65kgを著しくオーバーした体重の方が常用された場合は消耗度合、劣化度合が大きくなりますので。。。(^^;)
望遠鏡グッズを積み込むと、更に過酷な条件でした。
・・・普通に使っている分には、問題ないと思います。
うちの他でも多発するようなら、問題ですが。
破断する前は、リムのフレもほとんどありませんでした。
シートピラーの後方オフセット:
これは、ドロップハンドル化したので、前傾姿勢のときにあまり前に重心があると、好ましくないので、やむを得ず換装しました。
タイオガ「SPT017」オフセット50mm・・・違いました。買ったのはdixna・・・35mm位後にオフセットしています。
サイクルベースあさひで取り寄せました。
今度はシートクランプを締めても、シートポストが沈んで対策が必要でしたorz
フラットバーのままなら、純正で問題はないと思います。
>ich様
昼のうちから、夜への期待がいやおうなく高まるのですが。
夜の部を準備していると、どこからともなく雲が湧いて、ほぼ全面雲が天を覆ってしまいました。
しかし、雲間から見る星はとてもきれいで・・・なんとも皮肉です。
スポークはこの車種の場合、一輪に24本ありまして、1本ぐらい折れても・・・と甘く見ていたのですが、けっこうリムが振れます。インチキ改造してあるので、ブレーキシューとのスキマが小さく、振れると断続的にブレーキが当ってしまいます。
この後、ノラ猫にも笑われるような?マヌケな事象に見舞われます。
まあ、ケガとか、事故につながらなくてよかったですが(笑)
投稿: ゆうひぶたっくす | 2007年5月23日 (水) 12:12
・・・スポーク本数の少なさに惹かれて履き替えた、うちのWH-R561は大丈夫なんだろうか・・・?と否応なく考えさせられる記事でした(~~;
投稿: Legin | 2007年5月23日 (水) 19:37
>Legin様
上位グレード程、スポーク本数が少なくなるようです。
定評あるメーカーなら、それ相応に材質や太さで強度を持たせてあると思うので、めったなことで折れたりはしない、と思うのですが。
ただ、一ついえるのは、本数の少ないものほど、1本折れたときのダメージ(例えばリムの振れ)は大きくなることかと。
ESCAPE R3より安価、本数も多いなCS2500でさえ、負担のかかるリヤは太目のスポークにしてありますが、R3は見たところ特に強度を増してあるように思いません。。。
投稿: ゆうひぶたっくす | 2007年5月24日 (木) 07:33