DA10-17魚眼試写
昨日夕方は、吹雪、除雪からもようやく開放されすばらしい晴れ間が覗いた。
これはと思い、カノープス+冬の大六角形を狙いにチャリを漕いだが。
再び雪雲が。雪も少し舞っているorz
PENTAX K10D/smc PENTAX-DA FISH-EYE 1:3.5-4.5 10-17mm ED[IF]
10mm F3.5開放 /60s ISO200 赤道儀で追尾 2008.2.24 20:01より撮影
やはり、カノープスどころではなかった。
少し絞ってみた。
同上機材 10mm F4.5 /83s 20:06より撮影
やはり少し絞ったほうが、星像は小さくなる。
が、開放で画面周辺でも星がいやな形に変形しないので、好きなタイプである。
ところで・・・
最良ピント位置をデジタルプレビューで、ぶれ防止のため2秒セルフを使って×20まで拡大して探すのですが、
焦点深度が深いのか?
ここぞ、という位置がなかなか決まらない。
ピントリングの表示は無限遠の次はいきなり0.5m(笑)
ひょっとして、やや収差が多めなのか?
雲が多くなってきたので星はあきらめて、夜景でテスト。
(せっかく赤道儀セットしたのにorz)
上画像水色の囲みを拡大すると、
F3.5開放↓
F4.5
F5.6
F8
比較的画面中央に近い点光源の青ハロが、絞るとともに減少してシャープになる。
球面収差の色による差 がややあるのだろう。
まあ、これも重箱の隅をつつくような観点で見た場合の話。
また、焦点距離が10mm、同じF値でも有効口径がフルサイズや中判魚眼に比べて小さいので、写る星の数も少なめである。
67用魚眼の敵ではないな、とある意味ホッとする(笑)
逆に言えば、焦点位置がシビアでない、ある程度輝星が目立つ、小型軽量、ズームで画角を調整できると言うのは気軽に夜空を流すには好適なレンズであると言えそうだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
超広角レンズなので、ひどいピンボケは無い代わりに、確かにピント合わせは判断が難しいですね。
ファインダーを覗いても、よほど明るい星でないと見え難いですし。
背面液晶で拡大してチェックすれば良いのですが、私はピントリングを∞方向に一杯廻した後、
手の感覚で少し戻して使っています。
赤道儀に乗せて、少し長めに露出をかければ星も多く写るのでしょうが、どうも天気が今一つですね。
投稿: ich | 2008年2月26日 (火) 00:32
自分は、∞位置に合わせて終わりです。(汗)
画像を拝見すると、F5.6辺りまで絞ればさらにシャープになるのがよく分かります。
#でも、できれば開放絞り付近で使いたいのですよねぇ(笑)
魚眼にしては比較的求めやすい価格に抑えてあり、かつ、実用上、破綻のない鋭像であるのが気に入っています。
投稿: Ken28 | 2008年2月26日 (火) 16:38
>ich様
やっぱり焦点深度が深いのでしょうか。
確かに∞位置から気持ーち戻したところがよかったような気もします。
赤道儀でじっくり使ってみたいと思います。
>Ken28様
切れ味は少しぬるいけど性格良好な、お茶目な子・・・星用にはそう思いました。(笑)
絞りの利きは意外にある感じですが、F5.6だと有効口径は2mm以下とは・・・。
開放か、絞っても一絞りがいいところだと思います。
投稿: 豚磨 | 2008年2月26日 (火) 22:56