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2008年12月 9日 (火)

K-mのダークノイズ

 ケーブルレリーズのない、いやお母さん達むけに企画されたK-mで長秒時のダークノイズを写すのは、いじめに近い実験だと思うのだが、我が家へ来るDSLRとしては、避けて通れない”通過儀式”である(笑)。

共通 ISO1600

まず、長秒時NR OFFにて
↓K10D 室温約28℃、358sec JPEGナチュラル

Dark_pk1016

次にK-mのもの。室温17℃+α、311sec ただしJPEG鮮やか

Km_lof_hof

レベル補正で強調した画像。(フォトショップレベル補正で右のスライダーを255から100になるように移動して)強調したもの。
↓K10D

Darkk10_enf

↓K-m(長秒時NR OFF、高感度NR OFF)

Lofhof_enp

↓K-m 長秒時NR ON 、高感度NR OFF 311sec

Km_lon_hof

同上レベル補正で強調した画像。(フォトショップレベル補正で右のスライダーを255から100になるように移動)強調

Lon_hof_enp

KissFのダークノイズはこちら
まず、これらの条件統一で一番大切な、周囲温度の統一が出来ていない。
室内17℃に設定したファンヒーターの温風吹き出し口に近いので17℃+αとした。
また、JPEGなのにカスタムイメージを統一していない。

これらのことを差し引く必要はあるが、長秒時NR OFFではK10Dに定性的には良く似た傾向である。
また、長秒時NR ONにすると、ダークを見る限りでは、かなりの強調を行っても気になるノイズが見当たらない。
ISO1600で5分強ならたいていの星野はOK、というかこの露出に耐える空はよっぽど暗い、良い空に行かないと無理。つまり、カメラで長秒時NRを行う限り、自分の用途には充分な低ノイズであるといってよさそう。

そのほか、
・説明書が分厚い。KissFのは薄い紙でちんまりとしているが、K-mのは、読み応えありすぎ、というか、全部は読みきれない。機能豊富に基づくのだが、またこの機種でもPENTAXは頑張りすぎちゃったのかな(笑)。
・背面モニターの色味が変えられるのにはびっくり。デフォルトでは黄色っぽい気がするが調整できるのでノープロブレム。
・キットレンズDA  L 1:3.5-5.6  18-55mm  ALと、初代DA  1:3.5-5.6  18-55mm  AL(QFS付き)を付け替えてAFを試すと、DA Lのほうがギュッギュッという刻み回数が少なく、速く合焦することが多い。
これは *istDにもいえる。QFSの副作用が考えられるが、単にDA Lのほうが新しいという可能性も捨てきれない。
・*istDとK-mでは、有意の差でk-mのほうが合焦が速い。特に夜の室内程度の明るさで差がつく。だいぶ良くはなったが、あとは静粛性(音質)。(精度は測っていないが。)
・こういう実験で*istDとファインダーを見比べると、やはりガラスプリズムのよさを実感する。小さなちょっと高級機=ガラスプリズムバージョンがあってもいいのでは。
・このカメラを買う人は、大部分の人がWズームキットでほとんどカバーすることが多いのではないか。このWズームの2本だけKAF3(SDM)にしても、誰も文句言わなかっただろうし、そうすれば合焦フィーリングは音も含めて、他社並に追いついたのではないだろうか。

・ちょっとしたシャキシャキ感の向上だけでも、随分写欲が変わるものだ。DA Lもいいけど、単焦点レンズをつけてお散歩したくなった。

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コメント

こんばんは。

>小さなちょっと高級機=ガラスプリズムバージョンがあってもいいのでは。
大賛成です!
PENTAXさん、頑張って♪

投稿: HAL | 2008年12月 9日 (火) 22:22

>HAL様

 小さくてガラスプリズム・・・他社のどこもやっていないスキマ商品になると思うのですが。*istDSとDLでいくら値段が違ったのでしょうか。
HOYAのアナウンスではK-mはエントリークラスの上級機という位置づけなので、さらに絞ったマイナーバージョンが登場するのでしょう。
底辺の普及にはそれもいいですが、ファンが、あるいは他社ファンも含めて「あっ、これいいね。」と思えるような機種の展開を望みたいです。

投稿: 豚磨 | 2008年12月10日 (水) 08:13

長秒時ノイズが比較的安定しているというのは喜ばしいです。
(ノイズ除去により生データから引かれる分を考えるとノイズ少ない方がもっと有難いですけど)

>エントリークラスの上級機
#あくまで個人的な要望ですが..
・レリーズ端子追加
 ↑
せめてオプションパーツで先日紹介していただいたバルブ用レリーズバンド?があれば..

ママさん向けだから↑そんなの要らない、ではないと思います。
(そんなの要らないと思う人はコンデジを買うことでしょう)
デジ一眼を買う人の中には、いざとなればバルブ露光もしたい、と思う人も少なからず居ると思います。
なぜなら、「月、金星、木星」が接近して見えた晩(12月1日)
職場の窓から私物のコンデジで三者を撮影した(普段は殆ど天文に興味が無い)同僚が2人も居たから..
・コンデジに三脚用ねじが付いていて助かった。
・比較的短時間露光で撮れる対象で助かった。
この同僚の一人(女性)が『本当は、デジ一眼が欲しいと思うけど(かさばるから)..』と言っていた。
 ↑↑↑↑↑
先ごろ発表された新フォーサーズ規格の小型デジ一眼を侮らないように>PENTAXさん

投稿: Ken | 2008年12月10日 (水) 20:31

>Ken28様

 わずかな実験から大雑把にいえるのは、根本はK10Dと大差ない、というところでしょうか。
小型化のためK10Dより熱的にはややつらくなっていますが、一方画像エンジンはそれ相応に進化している部分(たとえば高感度ノイズが無し、微弱、弱、強から選択できる、長秒時NRをONにすればある条件まではノイズはきれいに消える)もあるように思います。
 正直、星に関してはバルブレリーズの問題を別にしても、もっと適したものがあると思います。
 でもカメラでの長秒時NRをONにすればバルブを禁止するほど不適でもないわけで、守備範囲を限定してしまったのはコンセプトがお母さん達むけであれ、惜しいと思うわけであります。他の機能が充実しているだけに、なおさら。

 コンデジとの違いは、低照度での写りの美しさもあるわけです。
「K20Dのとき一部の偏執的なマニアに、B露出の極端な条件(?)のノイズで酷評されて、大方の無関係なユーザーの購入意欲をそいだ。」という反省(?)でもあって、「レリーズ端子止め止め。」なんていう経営判断があったのかどうは知りませんが。
それでも、必要な対象には、Bは使います。だって一眼レフじゃないですか。

 できれば、ファームウエア更新時に、
 ・Bのとき、リモコンで一度押して開き、再度押しで閉じ。
 ・Bでなくてよいから、1分、2分、3分、5分、7分、10分といったロングタイムが選べるようにする
 のいずれかにして欲しい。
 まあ、個人としてできるバルブレリーズ対策も、遊びながら検討中です(苦笑)

投稿: 豚磨 | 2008年12月11日 (木) 08:44

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