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2008年12月20日 (土)

PENTAX K-mで星を撮ってみた

 安定して晴れたので、車でいける範囲の、南佐久の標高1700mほどのところまでいってみた。
寒かったが、星は降るように輝いていた。
K-mで星とは、半分いじめではないか、とさほど期待もせずに・・・。

Tri_win_km

PENTAX  K-m/smc PENTAX-FA☆ 1:2  24mm  AL/F4  265sec  ISO800  RAW
長秒時NR ON、高感度NR  弱 PPL3で現像

 空が良かったせいもあるかもしれないが、Hα星雲がほんのりと写っているではないか。
ノイズのほうも、ISO800でも気になるいやなノイズは見当たらない。これにはびっくり。
もっとも、強い処理をしていないせいもある。
高感度NRはオフのものも試したが、あまり違いがわからなかった。

Ginga_win_km

PENTAX  K-m/smc PENTAX-DA FISH-EYE 1:3.5-4.5 10-17mm ED[IF]/ F4 334sec
ISO400  RAW 長秒時NR ON、高感度NR  弱 PPL3で現像

 写りの基本的部分はK10Dを踏襲しているとすれば、Hαの写りは個体のばらつきの可能性もあるが、EOS20Daのローパスを移植したKissFにはさすがに及ばないが肉薄する写りで、しかもカラーバランスはノーマルなのがありがたい。

 あえて終わり加減のニッケル水素電池を使ったところ、1コマ5分ぐらい撮ったところで、バッテリー残量が少なくなり、勝手にシャッターが閉じた。その後、長秒時NRは行ってから「電池容量が無くなりました」を出して尽きた。この電池を常温に戻して無負荷電圧をはかったところ1.18Vで、しゃぶり尽くした、といえる。
 以後の撮影は、購入時に同梱してあったリチウム電池で行ったが、快調であった。
 満充電電池でどのくらい持つかは、試してみないとわからない。が、燃費がいいことは天体写真には好都合である。

 AWBが露出時間によって?なことがある。がRAW+なら問題なし。
 長秒時NR中、busyとか、砂時計とかは表示されない。

などの問題もあるが、基本的にはいい。

 こんなカメラがケーブルレリーズ不可のままでは、もったいない。 

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コメント

澄み切って透明度が高く気温も低くて好条件とはいえ、かなり良好なようですね。
(ノイズの出方も少なくともK10D以上?ということでしょうか)

ファームウエア改善でタイム露光(ついでに露光時間設定可にして欲しい)可能にして欲しいですね。
(シャッター遅延機能を追加すればカメラブレも防げるし)>K-m

K-mママ仕様に続き(多色ボディは考えなくても良いから)K-pパパ仕様を出して欲しいものです。

投稿: Ken28 | 2008年12月20日 (土) 18:32

>Ken28様

 我が家にはKissFもK-mも後処理NR環境がありませんので、カメラ内NRを余儀なくされますが、長秒時NRをonで撮るかぎり、大きな問題はないといえそうです。
 Hαもノイズも、寒くて良い空に救われただけかもしれませんが、おおよそK10D並ということはいえそうです。*istDシリーズのような盛大なノイズがないだけでも助かります。
 レリーズ問題はリモコンに簡単な改造をして、まもなく解消する予定です。試験結果は良好、パッケージングをどうするかがちょっと難問(ダサくなるので)ですが(笑)

 K-pは、こだわりパパにも納得の一台でお願いします>PENTAXさん
 

投稿: 豚磨 | 2008年12月21日 (日) 07:04

初めまして、ペンタユーザーのウミカゼと言います。
作例時々拝見させてもらってます。

k-m、ここまでHαの写りが良いとはびっくりです。
自分は*istDで天体写真を撮ってます。
さすがにそろそろ買い換えだと思い、この夏にK20Dを買ったのですが、
ダークノイズがひどすぎて星野写真には絶望的でした・・・。
この写りを見るとk-mを買ってみてもいいのかなと思います。
が、やっぱりレリーズの問題がありますね・・・。

このままですと豚磨さんにようにkissFを導入してしまいそうです!(笑

投稿: ウミカゼ | 2008年12月21日 (日) 23:19

>ウミカゼ様

はじめまして。

私も以前は*istDで天体写真を撮っていました。
寒い季節、ISO400で3分程度までですと透明感のある画像が得られました。

K20D買われたのですね。
ダークノイズに関しては、芳しくない声を複数聞いていましたので、私は買う勇気が出ず今日に至りました。

今や、PENTAXのDSLRラインアップはK20Dとケーブルレリーズの使えないK-mの二者択一。過渡的な状態かもしれませんが、天文ファンにはつらい状況です。
K10Dがある人は(天文についていえば)あえてK-mを使う必要もないとおもっています。
私はK10Dと決別してしまったので、いまさら中古のK10Dというわけにもいかないのです(笑)

KissFは、ノーマルのままではHαの感度はかなり低いほうだとおもっています。K10Dやその血統であるK-mはノーマルのなかではいくらかHαの感度はあるようです。透明度の良いときにはほんのりと写ります。
Hαの不感症以外の点では、KissFはお値段もこなれ、ライブビューもあり(他社製レンズや直焦点でピント確認が容易)、ノイズ特性も割りとよく、天文用には使いやすい一台ではないでしょうか。

投稿: 豚磨 | 2008年12月22日 (月) 13:39

さすがに空が良いと違いますね。とはいえ、K-mでバラ星雲が写るとは思いませんでした。
これだけ写るなら、PENTAXのDSLRも認識を変えないといけませんね。(笑)

こうなると、返す返すもレリーズが惜しいですね。何とか長秒時シャッターが切れるように
してほしいものです。

投稿: ich | 2008年12月22日 (月) 23:39

>ich様

 南の空の暗いところにいってみました。(が、ここも意外と南東側が明るいのですが。)
K10Dも、ノーマルのままでいくらかHαに感度はあるようですので、写りの部分は直系のK-mもそれに空の良さが味方しただけなのかもしれません。
S5Proのようにノーマルの感色性でHαも写る、そんな機種が出たらなぁ、そんな淡い期待を抱かせる結果です。

 すでにK10Dをお持ちの方なら、あえてK-mで天体をというほどのこともないと思いますが、現行のPENTAXにはK20DとK-mしかなく、K-mの長秒時はファームウェアでもリモコン側でもいいので何とかして欲しいな、と思うわけであります。

投稿: 豚磨 | 2008年12月23日 (火) 09:33

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