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2008年12月 6日 (土)

遂に、この日が来てしまった(ノд・。)

 なにも、観望会やった2日後にこんなニュース出さなくても、個人的には思う・・・トホホ

Kanbou2

↑きっと、多くの子どもたち、そしてお母さん達に感動をあたえたであろうPENTAX 75SDHF鏡筒

PENTAX天体望遠鏡の撤退。
こうなることは、なんとなく予想はついていた。
だが、実際はっきりと打ち出されると、寂しさを隠しえない。

 CanonもTOSHIBAもISUZUも大幅な人員削減を打ち出す中、致し方ないのかもしれない。
(←ぜんぜん脈絡はないが)
 KONICAMINOLTAも創業業種のカメラ、フィルム部門は現存しない企業になったのだから、やむを得ないのかもしれない。
 そういう意味では、今までよく維持してくれた、ともいえるのだが。

 戦後の旭光学の再出発を語る中に、
「北海道で起きた日食に、ボール紙鏡筒の望遠鏡を担いで売り歩いた。」
という逸話があった。
 元は望遠鏡のメーカーが、カメラも作ったのです。

 HOYAのHPからペンタックス関連をいくつか引用してみた。

・コスト構造は、製造コストから販管費まで全部見ていますが、あちこちで水漏れしているということもありますし、まだまだコストの高い地域に色々な拠点・機能を持っていますので、出来るだけ早いタイミングで移転をする、あるいはアウトソースする等・・・。
→中国のデジカメ工場の終了。
→益子事業所カメラ部門の海外移転。従業員の整理。645、67は海外移転してでもこれからも作ってくれるのだろうか?
・一眼レフ用レンズについては、主要な一眼レフのメーカーとしっかりお仕事をする目処が立った。→キヤノン、ニコン?
・(カメラで)ペンタックスが優位性を持つ技術はいくつか散見できます。
→この他人事のような、軽視したような表現!
・(カメラで)シェアが小さくて、ブランド力の弱いペンタックスが一番先にダメージを被っている。
→自分のところの事業部ではないか。
・LC は順調に売上を伸ばしていますが、IS のデジタルカメラ等映像系は大幅
にマイナスになっています。IS の売上は前年同期比37%の減収。赤字です。
→欲しいのはLCなのだ。
・景気の変動で内視鏡を買わなくなることはあまりない。
・フォトキナでも発表しましたが、アウトドアに強い、防水、防滴、防塵性能が高く、小型・軽量であり、携帯性に優れており、かつタフな(耐久性のある)、全天候型のカメラのメーカーとして・・・。
→フォトキナで砂にうずもれていたのはK200D、水に浸かっていたのはOptioW60。
その後出てきたK-mは防滴、防塵ではないがエントリークラスの上級機の位置づけ。
そしてK200Dの早々の終了。
いまいち、見えてこない。
・デジタルカメラについては、ハイアマチュアを主にターゲットとするデジタル一眼レフカメラに集中するとともに、事業の取捨選択を進め、戦略的な製品ミックス・・・。
→真っ先に光機部の天体望遠鏡。次は645と67?
→K-mもPENTAXらしさには必要だが、ハイアマチュアへのインパクトという点では・・・??まあ、これはK30Dを見るまでは結論を急がないでおこうか。
・どんな事業も、生き物と同じように「誕生、成長、成熟、衰退」というライフサイクルをたどります。新しい事業が生まれる一方で、役目を終えてポートフォリオからはずれる事業もあります。
→真っ先に光機部の天体望遠鏡。次は645と67?
・まずは経営効率と市場対応能力を高めるべくペンタックスの事業構造の転換を図っていく考えです。
→収益の上がらないところは切る。結局残るのはLCだろうと?

うーん、民間企業としては当然ともいえるが、しかしPENTAXカメラ、光学製品愛好者としては、HOYAに吸収されたことは、うまい方向に進んでいるとは、現時点では言いがたい。心情的に。

--------------------------疑似体験?---------------------------
過去ISUZUが、乗用車から撤退するとき、得意分野のRVは継続、としたのだが、今はそのRVの姿もない。コンシューマーには縁のないメーカーに。かつてパートナーシップを組んだGMも弱りきったライオン、今はあそこの傘下になって・・・。
---------------------------------------------------------------

LCでのPENTAXの躍進も、もちろん祈りたいが、コンシューマーに愛されるPENTAX製品よ、消えないでくれ。

愚痴っぽくなりましたm(_ _)m
 

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コメント

HOYA傘下に入った後、一カメラファンから見ると「縮小」ばかりが目につき、心配していました>PENTAX

実は、電撃発表前日のこと。
知り合いから望遠鏡を欲しがっている人がいるので..と電話がありました。
真っ先に口に出たのがMS-3N赤道儀と75ミリ屈折望遠鏡でした。
ボーナスが飛んでいくかも知れないけど、一生モノですよ、と。

PENTAXに限らず、アマチュアが手頃に買える価格帯の望遠鏡は、中国製品の影響をモロに受けているように思います。
(中国製屈折所有者としては、偉そうなことが言えない..汗)

V社は、電脳機能を武器に、光学部品はうまく中国製と協調?している印象。
T社は、高精度を武器に(日本に限らず)ハイエンドアマチュアをターゲットにしている印象。
B社は、屈折鏡筒に的を絞り、生産コストと市場動向を見ながら製品提供している印象。

PENTAXは、すごく真面目な製品づくりをしていた(し過ぎた?)と思います。惜しいです。
(#こうなる前にボーナスつぎ込んで75赤道儀(MS-3N)一式を買わなかったことを猛省)

投稿: Ken28 | 2008年12月 6日 (土) 19:29

>Ken28様

本日漫然と拙ブログのアクセス解析を見ていると・・・7/11エントリーの「PENTAX望遠鏡は終わってしまうのか」のアクセスが妙に多いので変だ、と思い検索ワードで拾ってみると終了アナウンスがリンクされていました。
最初、何かの冗談もしくはいたずらの類だと思いました(苦笑)
貴ブログも拝見しました。確証に変わりました。

おととい観望会で改めて見え味の良さに感心していただけに、ラインアップを絞ってでも、受注生産でもいいから続けて欲しいと思っていました。
アイピースの買い足しぐらいは今後も出来ますが・・・カメラも含めて、PENTAXへの求心力が自分自身、薄まってきたような。
いや、いっそ、やけのやんぱちで、我が家の経営危機が問題ですが、K-mでもK200Dでも買ってしまおうか。
でも、もしまとまったお金があったら、DSLRは、勢いの止まらないNikonにでも総入れ替えか・・・終わってしまうなどと苦しまなくてすむ・・・そんな心境。

投稿: 豚磨 | 2008年12月 6日 (土) 21:21

とうとう・・・という感じですね。
経営的な判断なのですから、株主でもない者があれこれ筋違いな
事を言うつもりはありませんが、1愛好家としては寂しい限りです。
特に、縮小どころか完全撤退とは残念。

願わくば、製造技術と手段のある間は他社へのOEMという形でも、
存続して欲しいものです。

>やけのやんぱち
どうせなら、EOSマウントとFマウント両方でいっちゃう手もあり
ますね。
D700はまだちょっと高いですが、S5Proなら・・・危ない危ない。(^^;

投稿: ich | 2008年12月 6日 (土) 22:22

>ich様

とうとう・・・、という感じです。
Nikonも、個人ユースの天体望遠鏡からは撤退して久しいのですが。
HONDAですらF1から撤退するのだし。
・・・
いよいよHOYAの本音が出てきた?
株主ではないけど、たった1本の鏡筒を持っているだけですが、お客ではあります。
経営判断という言葉の前には、(我々自分の会社で考えてみても)ひれ伏すしかないわけですが。
ファンとしては惜しいです。

益子事業所の縮小とも関係あるかもしれません。生産設備もなくなるかもしれません。
そうなると、もう、他社へのOEMもないかも。

>やけのやんぱち
S5Pro、私も一度は本気に考えました。S3Proの中古はお手ごろ値段で棚に陳列していたなぁ(笑)
もう、自分のPENTAX依存症も治療していかなければならない時期に来ているのかな、と思う師走でした。

投稿: 豚磨 | 2008年12月 7日 (日) 11:44

ついにこの日が来てしまいましたね。
観音様に身を捧げましたが、今でも望遠鏡は100SDUFを愛用しているので残念でなりません。
頑丈かつ精密な作りには惚れ惚れします。ヘリコイドの動きが全くゆるぎなく非常にスムーズ、隅々まで点像で非常にシャープな写り、こんなにまじめに作られた鏡筒はなかなかないと思います。旧型とはいえまだまだ充分第一線で使えます。
あぁ・・PENTAX鏡筒もとうとう過去のものとなってしまうんですね。

投稿: Fuuma-mfuk | 2008年12月 7日 (日) 18:04

ああついに。
75SDHF、75型赤道儀。
コンパクトに収まるアルミケースと、肉厚なアルミ三脚。
天文復活のころ多用してました。
いまは静かに眠ってますけど、大事にしてあげます。

投稿: 極楽蜻蛉 | 2008年12月 7日 (日) 23:17

>ふうま様

 天体の趣味からPENTAXのカメラや、憧れが高じて高嶺の花のPENTAXの筒、でも一番小さいの、を手に入れた私のようなものにとっては、なんとか生き延びる道はなかったのか、と残念です。
 まじめだけれどコストダウンや手抜きが不器用、そんなPENTAXの筒は、現代資本主義社会では生きていけない恐竜のような存在になってしまったのでしょう。(か?)
 私も100SDUFを手放さなければ良かった。。。

>極楽蜻蛉様

 ついに、このときが来てしまいました。
うーん、無念。
さりとて105より上の筒は、販売終了までに手に入れるのは、私の稼ぎでは無理です(苦笑)
 75SDHF、75型赤道儀、お持ちなのですね。赤道儀や三脚もセットとは羨望です。
大切に、ときには光を通してやってください。


投稿: 豚磨 | 2008年12月 9日 (火) 10:49

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