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2009年2月 9日 (月)

渋の湯-高見石

 冬の山へ入ってみた。
「八甲田山死の彷徨」などで悲観的なイメージトレーニングはしてみたものの、一歩を踏み出さないことには、始まらない。
 ひとついえるのは、義務ではない、仕事ではない。だから、装備×経験×体調が自然に負けそうなら、さっさと撤退すればいい。
 
 さて、冬の高見石は、茅野側の渋の湯からアプローチしなければならない。
地形図を見ると行程約2.5km、標高差400mほどと読み取れる。
登りのコースタイムは2h30mとある。

Shibunoyup

自宅からここまで車で約2時間、渋御殿湯駐車場は1日1,000円。

 それではスタート。例年よりは積雪は少ないのだろうが、初めての雪山に、気持ちが引きしまる。

Entry_t

幸い雪は圧雪状態で、歩きやすい。
アイゼンはあったほうが安心と思われた。

Snowmonkey

サンタの創庫から掘り出した3,999円の冬靴SALOMON  SNOWMONKEYは足になじみ、保温性も良好、めっけものであった。

Trace

こんな風に、終始トレースがついており、スノーシューは今回はいらなかった。

Trace2

 トレースがなく地図と磁石をにらめっこしながら・・・などというシナリオも描きながら来たのだが・・・本日のところは快適、心配なしであった。
八甲田山の「疲労凍死」が思い起こされるような悲壮感を持ってきたが、その前に日ごろの運動不足を痛感する行程であった。
ここも、次上るときもこんなに穏やかとは限らないが・・・軽く汗ばむほどであった。
八甲田山第5連隊も途中まで一度下見に来ていて、そのときは暖かいほどであったらしいが。

Takami_koyaw

高見石には渋の湯から1h45mほどでやってきた。
それなりにくたびれたと思ったが、順調であった。
もっとも6×7と赤道儀を追加すると、どうなることやら。

Sirakoma_win

白駒の池は、銀世界であった。
恒例の間抜け面。
今回、防寒用品に35kほどもかけてしまった。
Limitedレンズとか、FAレンズとか消えては浮かび、しかし凍死しないために投資するのはやむを得まい(笑)

Peakmemo_takami

雪の上でランチ。2合の水位ラインより1cm強余分に水をいれ、洗米後すぐに炊飯開始。外気温が低いせいか、炊飯時間は27分ほどもかかった。沸騰音が小さくなり、ピチピチ音に変わる変わり目がはっきり聞こえにくかった。底がごくわずかにこげ按配だったが、うまく炊けた。

Lunch_view

小屋の人に聞くと、土日はたいていトレースはついているそうだ。
つまり、ウイークデーで新雪があったときは、スノーシューも必要かもしれない。
さて、6×7とスノーシューをどうやって一度に運ぶか。

そんなことに思案をめぐらせていると、ともあれ、炊き上がった
。中山に向かって、「いただきます。」のご挨拶(笑)

Itadakimasu

午後の陽は、高曇りにかすんでいた。

Shibu_va

帰りは、渋の湯まで1h10mほどだった。
月末はきっとここに星を撮りに来るぞー。

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コメント

やっぱり冬の山に赤道儀を担ぎ上げるのは、そう簡単ではなさそうですね。
山用の装備にカメラと赤道儀だと15kgくらいにはなるのでしょうか。
冬でなくとも、大変そうです。(^^;

登山にしても写真にしても、まずは天候に恵まれることを期待したいですね。

投稿: ich | 2009年2月10日 (火) 23:14

>ich様

 天体用品だけで8kg、山用品で最低4-5kgにはなると思います。そこに水が2kgは・・・。
調理用品をいっそ非常食のみにして、食事は山小屋調達にするなどの余地はありますが。
 将来は、DSLRで目的の写真が撮れるようになれば、赤道儀もCD-1にして・・・。
金の出所はともかく、こんなのも欲しかったりして。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0250.html
 
 天気も良くなってくれればいいのですが、こればっかりは、なすすべもありません。

 

投稿: 豚磨 | 2009年2月11日 (水) 15:35


あんれまあ、よく行きましたねえ、驚きました。
天候がいまひとつのようですが、浅間の遠望が最高ですね
汗ばむ様子わかります。山上での昼食はさぞおいしかったでしょうね

実行するには体力と勇気がいりますが
よい天気だといいですね 月末は私も近所で星撮りしようと
思ってますよ

投稿: baja | 2009年2月11日 (水) 22:01

>baja様

 結果的には、昨年冬に行った男山よりむしろ楽なくらいでした。
ただ、天体機材運搬を想定した覚悟だけが違いました(笑)

 易から難へと順に構想はあります。
まずは、天気が最高でなくても風の弱い穏やかな日にと、この日にしました。
その中でも浅間の遠望が得られたのはラッキーでした。しきりに微噴火していたようですが。

 高所雪上のランチもひとつの実験です。炊飯中は鼻水がたれましたが、暖かいものは体に染み渡りました。
星空も得られればいいのですが、最近は山の表情そのものに惹かれるものがあり、風景の一部として星がとれたらなあ、と思います。

月末は、月も小さくなり、星主役の星撮りには期待がかかります。
bajaさんも星仲間、うれしいです。
 

投稿: 豚磨 | 2009年2月12日 (木) 11:23

今の時期の山の上から見た星空はさぞかしきれいでしょうね。
私は本格的な赤道儀を使っての天文写真は撮っていませんが、ポタ赤で星野写真に毛の生えた写真を撮っています。
貴殿の記事を読んで、黒百合ヒュッテで泊って一晩中星空を撮りたくなりました。

まずは、今月末のルーリン彗星をちゃんと撮れるようになりたいです。

投稿: みっちゃん | 2009年2月12日 (木) 13:05

>みっちゃん様

EOS5D MarkⅡお使いなのですね。羨望。
星にもよさそうですね。

 さて、地元から八ヶ岳を眺めていても、山が雲ひとつない快晴という日はなかなかありません。
たまたま登って星空に恵まれる確率はそう高くはなさそうです。
しかし、ひとたびきれいな晴天に恵まれればさぞかしすごいだろうな、と妄想しています(笑)

わたしも、そのうち、黒百合ヒュッテからも狙ってみたいです。

わたしは、ルーリン彗星、早起きできず、まだお目にかかっていません(軟弱)。

投稿: 豚磨 | 2009年2月12日 (木) 22:17

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