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2009年3月11日 (水)

読後感想(2)

 3/10、肉離れは、回復の兆しを見せた。
駅から自宅まで20分かかっていたのが12分程度で済むようになった。
健康時は7分ぐらい。
このくらい直ってくると、だいぶ楽だと感じる。

新田次郎の「聖職の碑」を読もうと思ったが、近所の書店にはなく、取り寄せることになった。

 取り寄せているあいだのつなぎとして、なにか読んでみたい。
この地に住んでいて島崎藤村の作品のひとつでも読んでいないのは、情けないことだという思いが持ち上がった。
仕事の上でも、島崎藤村の作品に触れておくことは必要だと思われた。

 最初、「破戒」を最初の1ページ立ち読みして、すぐにギブアップした。
比較的すんなり読めそうな「千曲川のスケッチ」を読むことにした。

 が、読み通すのは、なかなか骨が折れた。
純粋な文学物が吸収できるような精神構造になっていないから(笑)。

それでも、よく聞きなれた地名や情景描写に助けられて、最後まで読み通すことができた。
まるで*istDで撮った風景のように飾らずさわやかだ。
大正元年の作品だが、人々の暮らしの基本部分は、今とそう変わらないのではないか、そんな感じもする。
鉄道員は、周囲から浮いた職業集団のように描写されている。(今もそうかもしれない。)
まだ小海線や飯山線は開通していないことが旅行の様子からもわかる。
さらさらと運んでいく文章のなかで、屠牛の描写、年貢米の取り立てはガツンと浮き彫りになった。

期を改めて、もう一度じっくり読んで見ようと思う。
何か写真趣味のヒントになるかもしれない。

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コメント


地元の文豪作品は読まなきゃと、学生の時に通学電車の中で
読み漁りました。当時は ”義務” のような思いで読んでいました。
大都会に出ると地元意識が強くなったからです。

同じく”千曲川のスケッチ”からでした。笑 

代表作はみんな読んだはずなのですが、もうすべて忘れています。

信濃の国の曲はケータイに入れてあります ← 周囲から浮いた人物 笑

投稿: baja | 2009年3月11日 (水) 09:47

>baja様

>地元の文豪作品は読まなきゃ
頭が下がります。
文学のレポートで、出さなきゃ単位ないよ、という極限まで追い込まれてから、
たしか堀辰雄の「美しい村」を読んだけど、もうすべて忘れています。

もうあれから30年もたって、いまさらながら地元の文豪の作品を・・・。
「千曲川のスケッチ」私には、いささか消化不良でした。もう一度読み直してみます。

信濃の国、携帯にとは。でも、なかなかいい趣味だと思います。
私の携帯は、ほとんどキッチンタイマー化しています(笑)
そのときは「鉄道唱歌」のオルゴールが鳴ります。
急行や特急が終点に着くときになる、あれです。結構リアルです。
古い人は、なんだなんだ、と驚くので気が引けます(笑)

投稿: 豚磨 | 2009年3月11日 (水) 22:57

最近、あまり(というか殆ど)本を読まなくなって久しいです。(^^;
子供には「漫画ばっかりじゃなくて本も読め」と言っても、これでは・・・。

堀辰雄は、20代の頃に私も読みました。「風たちぬ」と「美しい村」は確か一冊の文庫に収録されていたような。
内容は、残念ながら殆ど覚えていませんけど。

小学生の頃に読んだ「月世界へ行く」(調べたら「月世界最初の人間」というのが正しいみたいです)とか「地底旅行」「海底2万里」、
「十五少年漂流記」なんてのは結構覚えてるんですけどね。(笑)

投稿: ich | 2009年3月12日 (木) 22:25

>ich様

 私など、小学生のときから極端に読書が少なく。
伝記を借りて読書感想文をという課題が出ると電気の本を借りてきて、怒られたり。
極端に肉食で野菜を食べないアンバランスで。

 しっかり子供たちも受け継いでしまいましたorz

>「風たちぬ」と「美しい村」は確か一冊の文庫に収録されて
確かそうでした。いずれも内容は忘れてしまっていて。O村・・・信濃追分・・・あたりの風景描写はかすかに残っていますが。

小学生のころにはそれなりの読んでおくべき良本はいくつもありますね。
しかし、お恥ずかしながら、ほとんど記憶にもなく。
信長記とエジソンぐらいのものでorz

投稿: 豚磨 | 2009年3月12日 (木) 22:52

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