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2009年3月24日 (火)

67と銀塩645の系譜の終焉

 ふと気付いてみると、蓄電池機関車の運転士をしている。ある駅までついたとき、蓄電池が終わってしまった。えー、まだ営業運転中なのに・・・。
 こうなったら下り勾配まで人力で押して、なんとか終点まで行くんだ・・・(;;;´Д`)ゝ

 はー、明け方にみた、ある種こわーい夢だった(笑)

 しかし、これは我が家の家計を暗示していた。
そうだ、645とレンズ2本をEE6310できれいに磨いて、売りに出そう。ちょっともったいないけど、あんまり使用頻度ないし。天文には67のほうが具合いいし。。。
大した値段はつかないだろうなー。まあ、娘のピアノの月謝一回ぐらいにはなるだろうか。
などと自分にいいきかせて、二度寝にはいった。

 目が覚めてみると、うーん645を手放すほどではないかな。もう少し様子を見よう、と少し冷静になってきた。

 が、午後になってぼんやりとPENTAXのHPを見てみると、これだ
ついに来るべきときが来たか、とも思うのではあるが。
電子部品の調達が困難というが・・・調達できる部品で設計しなおせばよい。
根強い支持があるなら。。。
が、それは表向きの言い訳で、数の問題なのだということは、誰にでもわかる。
むしろ、いままで維持してきたことを高く評価すべきなのだろうけど。

 自分個人としては予想はしていたが、理解もできるのだが、「激震が走った」といってよいほどの衝撃を受けた。

 光機部の望遠鏡、そして次は67と645。きっとこう来るとは思った。
 最近、カメラ雑誌、天文雑誌で35mmフルサイズDSLRの高画質を讃えるとき、何かと「もはやフィルム中判を超えた」という。なんで、こういう論調になるのか。
 ある一面だけを捉えれば、そういうこともいえる。しかし、フィルムの表現力、価値はもっと別のところにある。
 
 ああ、いとしのPENTAX中判よ。頑固なつくりで信頼性は高く、機能は思いのほかシンプルで、設定箇所は最小限。確実に被写体を捕らえる。

Bye67645

 しかし、我ながらよく集めたものだ(笑)。独身のころから、こつこつと。
でも、新品は67用200mm(現有のは中古)、6×7の無電源改造と67用アダプターKと67用アダプター645だけだった。これでは、中判続けてくれー、ともいえないが。

 PENTAX中判がやめることで、銀塩写真文化の衰退は一段と加速する気がする。
 しかし、自分はこれらを手放しはしない、きっと。フィルムがある限り。
いやむしろ、まだまだ。自分としては、中判カメラには取り組み始めたばかりである。

 その一方で、645Digitalはいよいよ現実になろうとしている。 
645レンズは継続するといっていることからも、今度は本物っぽい。お値段的に、おいそれとは買えないであろうが。
フィルム中判のよきDNAを受け継いで、”PENTAXにはこれがある”、という1台であって欲しい。

 あと、67が終わってしまうのなら、645に魚眼を出して欲しい。

 

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コメント

少し前に出たMOOKで、プロ写真家の撮影機材を紹介したものがありました。
135サイズではCanonやNikonをメインカメラにしている方でも、中判はPENTAXというカメラマンがとても多かったのが印象的です。

生産台数・・・PENTAXの発表している生産終了までの生産台数は645が450台、67は250台に過ぎません。
月ベースにしたら、それぞれ75台と42台弱。一般的な企業の製品としては、やはり存続は難しいだろうなぁ、と思わざるを得ません。
このタイミングで新型のGF670を出したFUJIフィルムは、(フィルムメーカーという立場ではありますが)大したものと思います。

デジタルの画質向上はもちろん望むところですし、まだまだその余地も大きいと思います。
この発表が645D登場を前提としているのも間違いの無いところでしょう。
完成した645Dがどんな画を見せてくれるのか、期待して待ちたいと思います。

・・・別件ですが、オリーブのKmとチタンカラーのK20D。特別バージョンの好きなPENTAX
らしいとは思いますが・・・
K20Dが金属ボディだったらねぇ。(^^;

投稿: ich | 2009年3月24日 (火) 22:06

中判はあこがれでして、いつかは私も…と思っています。
かつて、知人の67と現像タンクを借り、ネオパンSSを入れて撮影して現像とかもしたなぁ…
なので、このニュースは結構複雑な気分になっちゃいました。
フィルムにはフィルムの良さがある…わかってはいるのですが、そう言えば随分久しくLXを持ち出していない私…
なんだかんだでデジタルの(安易な)気楽さにどっぷり浸っているんですよねぇ。
じっくりと被写体を観察し、光の状態を入念にチェックし、納得のいくまで構図やピントの位置を考え、そしてシャッターを切る。
一枚一枚が真剣勝負だった感覚が、今ではすご~く希薄になっちゃってるなぁ…情けない話です。
明日は反省ついでにLXにVelvia入れて出かけてきます。

投稿: Sukeru | 2009年3月25日 (水) 02:26

世界的規模の経済不況により、自動車工業をはじめとして多くの企業が減産減収を余儀なくされています。
趣味(写真)の世界は尚更その影響を受けますね。

ニュースでは自動車販売に優遇措置?(補助金?ある意味でキャッシュバック)をしたことで販売が好転した国もあるようです。
我が国でも環境に優しい車を中心に10万程度のキャッシュバックが計画されているようです。
(考えようによっては、今回の高速道料金値下げも関係しているように思えないことも無い)

では、カメラもキャッシュバックを..あー、既にやっていますね>各メーカー

国が定額給付金を出しても貯蓄に回れば思うほど効果が期待できないのでは?
ならば、一律にモノ(カメラ)を支給したら如何か?
↑ではなく、モノ(カメラ)を買う人には倍額出すとか..(浅知恵)
でも、考えてみれば国民が払った税金から支払われるわけで..何だかなぁ(??)
#話題がそれてすみません m(_ _)m

投稿: Ken28 | 2009年3月25日 (水) 18:32

>ich様

 先代67は約30年の製造期間に約20万台生産されたそうです。これは中判としては立派な実績だそうです。
好不況に左右されることなく、コンスタントに。国内、国外はほぼ半数ずつとも。
 年間6600台、月当たり550台となり、現在はその十分の一以下ということになりますね。
これでは、商売としてはもはや限界なのでしょう。
 GF670は、中判ながら軽量、コンパクトという今までとはちがった特徴があり、需要が伸びたのでしょう。
しかし、これとてコンスタントに30年続くとは到底思えません。
 645Dがもはやフィルムを捨ててもいいくらいの写りなら、画質においてフィルムだ、デジタルだという議論は終わりにしたいなぁ、と個人的には思います。
 でも、おそらくフィルムにはフィルムならではの表現があり、その価値が揺らぐことはないという予感もします。
何かひとつだけでもPENTAXからフィルムカメラを続けて欲しい、そんな気がします。

>チタンカラーのK20D
個人的にはK20Dは自分的通過儀式を通過できないので、何を纏ってもパス。(ゴメンナサイ)
あくまでも次期に期待です。
 オリーブK-mは・・・好きにして!というところです(笑)

投稿: 豚磨 | 2009年3月25日 (水) 22:54

>Sukeru様

>中判はあこがれ
今回の”事件”を逆手に取ると、中古ではお手ごろになり、容易に中判を楽しむことができるのでは、と思います。

>なんだかんだでデジタルの(安易な)気楽さにどっぷり浸っているんですよねぇ。
私もいとしの67とか言う割には、年間数本しか撮影していません。
デジタルですむ写真はデジタルでいいかな、と思ってしまいます。
でも、仰るように、撮影スタイルは・・・その緊張感というかは・・・ずいぶん違うような気がします。
結果がすぐにわからない。失敗作は、物理的に無駄を作る。などなど。
私も645に半年も入っているNEOPAN PRESTOに光を差し向けねば(笑)

投稿: 豚磨 | 2009年3月25日 (水) 23:05

>Ken28様

先代67は、30年製造が続き、好不況に関係なくコンスタントに売れたとの事です。
プロやハイアマは必要だ、欲しいとなれば手に入れるのだと思います。
今回はデジタルが相手なので、たとえ不況が去っても数の上ではビジネスにならないのだと思います。

中古の骨董品集めみたいな趣味なら、むしろ追い風かもしれません。
でも、買ったいいがアフターサービスも途絶え、しまいにフィルムも入手困難に・・・
などとなれば、見て触って楽しむだけの置物になってしまうかも。

定額給付金は何に使おうかなぁ。カメラかえるほどの額でもなく。
もらえるものはもらいますが、なんか、これでいいのかなぁ感が残ります>定額給付金
きっと10万もでれば、カメラにするのですが(笑)

投稿: 豚磨 | 2009年3月25日 (水) 23:18

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