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2009年4月24日 (金)

ここまでのPENTAX K-m感想と今後の・・・

 K-mも5ヶ月弱使って、KissFとの比較も交え、感想をまとめてみた。

○スペックをそこそこに割り切った、ある意味潔い仕様。
○その中にほぼK10Dの画質性能。
○彩度が強めだが、気持ちよい。カスタムイメージのセレクトを誤らなければ、効果的に使える。
○シャッター音が心地よい。
○内蔵ストロボやMFレンズ使用時の露出が、K10Dほど大きく外れない。

だから、以下に欠点はあげてみたものの、意外と気に入っていて、出動回数も多い。

×レリーズスイッチが使えない。
→自衛手段は講じたが、普通に使えるほうがやっぱりいい。一眼レフなのだから。
×十字ボタンがOKボタンと近すぎる。
→いろいろ選んでいる最中で、意に反してOKを押してしまう。
×ガラスプリズムでない。*istDと覗き比べるとどうしても。
×AFは当社比少し良くなったが、KissFに比べると動体(金魚、電車)ではその瞬間を、写せる写せないほどの差が出ることがある。
ここは、やはり正直、卑屈になるところである。

・ライブビューがない。これのあるKissFでは天体でのピント出しだけに使っているが、(反射直焦点では、スパイダーの回折像を見ながら)最適ピント位置の決定が笑っちゃうほど楽である。特殊撮影も一眼レフの領域である。
・ダイヤルが軽すぎて、(輸送中など無意識に)すぐ動いている。
・(うるさく言うと)高感度時、ノイズのきめがちょっと荒いサンドペーパーのよう。K10Dのほうが気難しいが、画像の透明感はあるような気がする。
・単三電池仕様:ニッケル水素では、0℃程度までの冷えならばわりといいが、氷点下になると、持ちが極端に低下する印象。長秒時5分程度+NRを数コマ撮るとバッテリー終わりになることも。リチウム電池ならいいが、使い捨てない電池で寒いところでも安定して撮りたいものだ。

以上から、天体には目を吊り上げて使うようなカメラではない。
が、一般の用途には、これはこれで割り切れる、あんがいいいやつである。
ただし、実力のある親分の後見を期待するからである。

さて、今、PENTAXという選択肢の中で、自分の本気場面の天体に使おうと思ったとき・・・


・K20Dは高感度・長秒時にはいい印象を持っていない。
・645Dも対談を読むと、高感度はあまりでないという。なぜ?
 たしかに、たとえばマミヤDの作例を見ると、標準感度では素晴らしいがISO400はノイズっぽくて中判の意義を感じない。
 いろいろ理由はあると思うが、原理から愚直に考えれば・・・画素の面積が大きければ、有利なはずである。D3やD700、5DMkⅡには高感度・長秒時ノイズの面でも余裕をもって超えて欲しい。
 (現時点の我が家では絶対無理だが)80万円も出して買って、ISO400や800がノイズだらけだったらどうしよう。
 あと、ライブビューはぜひつけて欲しい。ライブビューの後クールダウンの時間が必要でもかまわない。30秒の時間制限つきでもかまわない。要はピント確認だけできればよい。
・K7D?も(残念ながらうわさが本当なら)ちょっと気が進まない。いかに衣が磨かれても、AFが良くなったとしても、連写が出来たとしても・・・、K20Dと同じセンサーといううわさが、そうさせる。これはまあ、悪いほうに想像しておいたほうが、失望感に見舞われなくてすむという”卑屈な”精神の産物。
実物は枕元に置きたくなるほど出来がいいことを期待するのだが(笑)

奇しくもきょうはDA☆60-250の発売日。発表は2年以上前のレンズ。
ようやく今日を迎えた。そして、いま望遠ズームがいかれてしまって、ない。
思い切って注文してしまおうか。しかし・・・

いまPENTAXの高級レンズを買うのは勇気がいる。
きっと金を出しただけの価値はある、いいレンズだと思う。
だが、山岳には、小型軽量の廉価版ズームが案外重宝する。
しかし、キーコ、キーコとAF音のするDA50-200をまた買うのも癪だ。
あるいは、そのうちスタンダードのDAレンズに何らかの変貌が起きるかもしれない。
が、待っていれば、わが子の数少ない活躍の姿を納められないかもしれない。
いっそ、KissFとWズームか。。。
いずれにしても金策はないがorz

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コメント

我が家の場合、残念ながらK-mはあまり活躍していません。(^^;
カミサンは何だかんだ言っても普段はコンデジ(LUMIX)ですし、
私も普段撮りならファインダーが良く見える*istDsで十分。
星撮りにはX2か、DN(改)がメイン。ちょっと気合を入れるなら
K10D・・・となると、やっぱり出番は限られてしまいます。

PENTAXは応援したいのですが、現時点では手を出すのが難しい
ですね。実は退院の日に、カミサンがデジカメプリントでキタムラ
に寄ったのですが、K20Dの中古(美品)があって少し気持ちが揺れました。
星撮りを諦めればこれも選択肢に入ってくるのですが・・・。
迷った理由は店内のKiss X3のPOP。(笑)

自分は入手したものはあまり手放さない方なのですが、雑誌の評価を
見るとX2を放出してX3もいいかな・・・などと思い始めています。
動画はともかく、通常でISO3200/拡張時12800はちょっと魅力。
ただノイズ低減を行っている画像処理エンジン(DIGIC4)が星などを
撮ったときにどんな影響を及ぼすのか・・・。興味のあるところです。

レンズ・・・DA15mmはなかなか気合いの入ったレンズらしいので、
興味はありますが・・・できれば絞り環が欲しいです。(笑)

投稿: ich | 2009年4月24日 (金) 21:47

天体写真の場合、あの手この手で画像処理すれば、ノイジーなカメラでもどうにかこうにか耐えられる
程度には仕上げることができるかとは思うのですが、それでもやっぱり最初からノイズの少ないカメラ
が有利ですよね。
まぁいかに高感度に強くても、某社のようにRAWでも星が消えちゃう(と噂される)というのは考え物で
すが…

K7D?にはちょっと期待してたりします。連写もAFも私にはあまり関係ないのですが(^^;)
ペンタの場合、たとえ同一撮像素子でも、新ボディに搭載する時は実直なチューンナップを行ってきて
いるように思いますので。
高感度ノイズの処理も(他社ほどではないかもしれませんが)、撮像素子をしゃぶり尽くした成果を反
映してくれるものと(落ち込まない程度に^^;)期待しています。
個人的にはDA★55mmの能力を目一杯引き出せるボディだったらなぁ…と妄想中でありますが。


投稿: Sukeru | 2009年4月25日 (土) 01:27

>ich様

天体用途には、K10Dを持っていれば、K-mをあえて使う必要はないと思われます。
Kissデジタル系をもっていれば、なおのこと。天文に必要なノイズ特性、ライブビューなどそなえて、なおかつ安いし。
天体のときだけCというのも面白くない。
でも、Kマウントレンズの資産も一気には乗り換えにくい。
いっそ、CanonのOEMのKマウントKissX2でも3でもおでこにPENTAXと彫って出してくれないかな、とまで(爆)
いまどきNRoffの長秒時でダーク画面が赤くかぶるのもPENTAXだけ。K20Dにいたっては、NRoffを許容しえない。
他社に出来てPENTAXに出来ない卑屈はAF、連写だけでなく高感度長秒時も。
基本的な技術水準を上げてからの独自性であって欲しい。>今後のPENTAX新機種
でなければ、銀塩機種を返せ~>PENTAX

それとも、銀塩とともにフェードアウトしてしまおうかな>自分の天体趣味

朝から暴走気味ですm(_ _)m


>Sukeru様

撮像素子からメモリーカードに記録されるまでに、ノイズがどのようなプロセスを経て目立たなく処理されているのかは素人には知るすべもありません。
ノイズの除去に躍起になるあまりに、肝心な被写体の情報まで失うような、あるいは偽色の発生を伴う、見かけだけのローノイズは、もちろん正しいやり方だとは思いません。
しかし、被写体がノイズに埋もれてしまうほどだと、後処理をほどこしても失うものは多いと考えられます。
K20Dの長秒時NRはOFFに出来ません。これはOFFではノイズが弊社規格内におさまらないからだと、アサヒカメラ誌のテストに明確に答えています。
K20Dの長秒時ノイズの多さに他社機、あるいはK20D以外のP社機に乗り換えた"同胞"は、このPENTAXPEOPLEにも複数拝見しています。
もちろん、一般撮影でのすばらしさも多数証明されています。
K20Dと同様のイメージセンサー、べつにサムソン製だからと偏見は持ちたくありません。規格は同じでも改良した新センサーで、それが先入観を吹きとばすような出来であることを祈ります。
それでこそ、仕上げや他の機能の魅力が光るのだと思います。

投稿: 豚磨 | 2009年4月26日 (日) 08:18

ここしばらくコンデジ(LX3)ばかりでしたが、何故か近頃ペンタックスのデジ一眼(*istDS2とK10D)を手にする機会が増えました。
#また休止状態になるやも知れませんが..(汗)

が、3月末に職場送別会の集合写真でK10D(DA21mm)を持ち出したところ、何故か(天井灯に反応したか?)全てピンぼけ orz
予備用、スナップ用に持参したコンデジLX3の画像は全てピントばっちりだったので事無きを得ました。
天体用途には、マニュアルフォーカスで合わせるので問題ありません。今後も活用したいと思います。
が、この事件以後、今回のような機会にペンタックスを持ち出すにはちょっと勇気が要りそうです。

投稿: Ken28 | 2009年4月26日 (日) 08:19

こんにちわ、
もとペンタユーザとしてとても興味深いレポートありがとうございます。
Canonは星はOK。その他、全て合格点だけど。。JPGそのままのだと色が気になる。。
今になってまたペンタのカメラが気になることがあります。(でもお金がなーい)

おっとKISSFダブルレンズの話がでましたが、EF-S 55-250IS最近入手したので感想を。。
すごくいいです。USMではないけどオートーカス速いし、UDレンズ搭載なので発色も結構いい。250mmはすこし甘いけれど、F8くらいまで絞ればものすごくシャープです。作りは安っぽいけど、とても軽量、CPが最高のレンズだと思います。
↑一応参考まで

では、長文失礼しました。

投稿: tarobu | 2009年4月26日 (日) 11:43

>Ken28様

やはりここぞというときの信頼性は、愛着を持つ上で必要なことだと思います。
やはりPENTAXのAFは、あれっ?違うよな!ということが往々にしてあるように思います。
こちらが主要被写体だと思っているところとは違うところの、マス目模様やコントラストのはっきりしたものにピントが入ってしまうように思います。
AF精度を何とかせよ、という言葉はプロアマを問わず聞かれます。
やはり次期新型が回答のタイムリミットでしょう>PENTAX
そういつまでもおろかではないと信じたいです。

>tarobu様

KissFはローパスを天文改造してしまったので、感色性のノーマルなKissも欲しいのです。
わたしもKissFのノーマルなころのJPEGの発色は釈然としないことが、ままありました。
しかし、安心感ではやはり(PENTAXに比べれば)Canonか。
いろんな評判を聞くと、Wズームのレンズの出来がいいと感じるし。
今度のPENTAXが新機種が自分的に(天文的に)コケたら、KissF?X2?X3のWズームキットでDSLRはとりあえず完結してしまおうかな。
キヤノン(の手の届く範囲で)にあまり欲しいレンズはありませんし。
あとは、のんびりと銀塩機にフィルムでも通してにんまりするのもまた乙かなと。
でも、気になるPENTAX新型機。HP見たりいろいろ評判調べたりするのも自分ではCanonよりPENTAXのほうが圧倒的に多いのは、自分でも良くわからないです(笑)。

投稿: 豚磨 | 2009年4月27日 (月) 00:08

そろそろ*istDSもへたってきた(フォーカスエイドの精度がイマイチ)ので、
K10Dでも買おうかなと考え始めました。

AFだけ考えるとCanonなのでしょうが、
ファインダーを考えるとPENTAXなんですよねえ。

投稿: でぱいゆ | 2009年4月30日 (木) 10:25

>でばいゆ様

KissFダブルズームで59.8k・・・。
単品のDA55-300は38k。
もちろん諭吉2枚の価格差はあるけど、KissFのWキットがなぜかお買い得に感じられてしまう。
でも、キヤノンWズームを買えば、趣味が完結してしまう(笑)。
というおかしな価値観から出た答えは・・・やっぱPENTAXで、DA55-300は中古で。
探しましたよ。
奈良から来ました。
AFはうるさいけど、写りのいいレンズです。
K-mでは、ファインダーがいいとはお世辞にもいえないけど、
引き続きPENTAXの”次”をわくわくして待つ立場を、何とか死守することが出来ました(笑)

投稿: 豚磨 | 2009年5月 1日 (金) 19:51

ご無沙汰です。
DA40mmF2.8 Limitedをist DSに付けてコンデジ代わりに使うぞー!
と考えていた矢先、長男(3歳)にist DSの背面液晶を叩き割られてしまいましたorz

今さらist DSの中古をまた買うのもなぁ、と思い、K-mについて色々調べていて
たどり着きました。
DA40mmF2.8 Limitedとの組み合わせでお気楽に使うのにはいいかなぁ、なんて
考えております。

ちなみに、フィルムの方でもMZ-3やMZ-Mを手に入れ、ペンタックス濃度が
高まっております。レンズは安いのしか持ってないですけど^^;;

投稿: yimamura | 2009年7月14日 (火) 10:14

>yimamura様

ふつうに使うのであれば、K-mは実直な、(そして少々不器用な)カメラです。
 私のブログのカテゴリー「K-m」には買ってからの一部始終が本音で書いてありますが、「天体」という特殊用途に無理に使ったため、あまり一般性は無いかもしれません(笑)。
発売から今日まで、不具合によるファームウェア更新(機能アップを図ったものはあった)もありませんでしたし、私自身、画質も含め、不具合無く信頼して使えました。
*istDSからだと、ファインダーがペンタミラーになったこと、測距点のスーパーインポーズが無いことが落ちますが、これが許容できれば、40リミとはお似合いだと思います。

 私も、銀塩は、引き続きPENTAXを愛用していくつもりです。

投稿: 豚磨 | 2009年7月14日 (火) 21:05

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