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2009年7月31日 (金)

後処理NRを使ってみた(1)・・・DPP編

 根本的なノイズ低減・・・たとえば天文では、撮像素子を冷やす冷却カメラがトレンド。
 また、固定パターンノイズに対しては「ダークを引く」
 ランダムノイズに対しては、コンポジット。←元画像を損なわずにノイズを低減できる。
天文屋は、以前から根気よく、ノイズ低減の努力をしてきた。

 が、固定法による星景(地上風景があるので、相対的に動いてしまう)は一こまで勝負、コンポジットによるノイズ低減はできない。

 それに対して、一枚撮ったきりの画像に対してのNR、フィルターリング処理がある。 
カメラ内の高感度NRにしても、後処理NRにしても、NRを強くするほどノイズは緩和されるが、一方、ディテールの喪失感は増していく。この二律背反の適切なバランス点というものはあるに違いない。
 また、ツールによる巧拙はあるかもしれない。まずはCanonの付属現像ツールDPPで試してみた。

まずは、元画像。KissX3/DA10-17(17)F4.5/ISO6400、30secという、一般撮影ではとんでもないであろう高感度、長秒時。

まず、RAW画像をDPPで色ノイズ、輝度ノイズ緩和ともにスライダー0で現像。
KissX3の素の姿であろう画像。

Dppnrmin

等倍の部分画像

Tou_dppnrmin

さすがにノイジー。でも、この極端な条件で”素”でこの程度のノイズですむのはすごいことかもしれない。自分としては、鑑賞距離で見る限り、これでもいい。

さて、この感度における高感度ノイズ標準は、DPPでは色ノイズ低減20のうちの8、輝度ノイズ低減20のうちの13であった。いわばCanonお勧めのノイズ低減度合いかと思われる。DPPでそれを適用すると、

Dppnrdef

等倍の部分

Tou_dppnrdef

いい妥協点だと思う。


次に、DPPでのNR最大色、輝度ノイズ抑制とも最大20

Dppnrmax

等倍の一部分

Tou_dppnrmax

さすがに、星や鉄塔がぼやけてくる。これは好きになれない。
やはり、ノイズ低減とディテールとは、素直に二律背反な感あり。

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