惨敗、ペルセウス流星群
8/12記。昼間午前中、無駄に晴れていた。
夜になると、雲量が多くなる。が、明るい星は見えている。
それに、夜半からは、下弦前の月が昇ってくる。
勝算は小さいが、ダメ元精神で、山沿いの観測地に向かう。
赤道儀をすえつけるも、北極星が曇っていて見えないorz
大体の山勘で設置。
晴れ間の見えるほうへ向ける。
KissX3/smc PENTAX-FA 1:2.8 20mm開放/ISO800 長秒時NR OFF、高感度NR 標準
20h49m44s、いるか座の下あたりに流星のような映像。
同上、拡大。
だが、その33秒後の次のコマ20h50m17s↓を見て、ショボーン。
人工衛星orz
しばらく雲がおおったり、隙間が覗いたりの芳しくない天気↓。
眼視的にも、流星がひとつも見えない。
↓KissX3/DA10-17魚眼/ISO1600
Kiss2台体制で臨むつもりだったが、マウントアダプターが一個しかない。明るいEFマウントのレンズがない(笑)
*istDと2台体制で30秒ずつ連続撮影。
しかし・・・*istDは、NR OFFはできるが、折からの暑さ、ISO800、30秒でノイズ真っ赤っ赤。
↑一こま撮るごとにノイズで赤味が増して行く。
ONなら結構きれいになるが、相手が流星では、悠長にNRやっていられない。
*istD、天体登板は久しぶりなので、忘れてた。
昼間の風景は、Canonと遜色なく、好き嫌いで使い分けられる次元なのに、いざ長秒時が絡むと、*istDはからきし、だめ。使えない。
EFの明るい広角レンズ、調達するべきか。(高いし)
そして、しまいに霧が覆い尽し、撤退。
撤退直前の画像↓。おいおい!
で、自宅に戻ると、天頂付近だけだが、晴れ間がある。
これはいけない。再度別の場所に出かける。
が、ここでもこんなのばかりorz
ここでは開き直って、地面に仰向けに。
眼視では2時間位のうちに、4個の大火球を見た。
この収穫だけでも、よしとしよう。(つらい趣味だ・・・笑)
写っていてほしい、との願いはむなしく、199コマ撮ったKissX3の画像には流星はひとつも写っておらず。
orz
KissX3、1コマ30秒ずつ199コマ+ピント出しのLV数回 使って、電池は1目盛り減った程度で済んだ。
熱ノイズの顕著な増加も無く、温度警告が出ることも無く、信頼できる。
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コメント
おはようございます。こちら、2晩続けての惨敗です。
完全に天気に見放され、眼視でも流星はおろか星すら見られず。orz
>4個の大火球
目撃されただけでも羨ましいです。
こちら、雲間から見えたのは、ベガ、木星、月の3つだけ。(泣)
このままだと、今季のペルセ群流星は1個も見ずに(=当然、撮れずに)終わりそう。
>電池は1目盛り
概して観音様は省エネの傾向にあると感じています。
NR-offで撮れるから尚更電池の消耗が少ないようですね。
E-P1は、現在NR-onでしか撮っていないので、電池の消耗は早いです。
雲間から20コマ程度の撮影でしたが、電池は1つだけ目盛りが残っている状態でした。
エコの観点からもNR-off撮影で済ませたいところですが..観音様に脱帽です。
投稿: Ken28 | 2009年8月14日 (金) 06:12
>Ken28様
こちらも1日あけて2晩臨みましたが、完敗。
2回目は散在流星2個にとどまりました。
確か、画角のどこかをかすめたはずなのですが、暗すぎて?写っていません。
撮像素子の消費電力が少ない→発熱が少ない→熱ノイズが少ない→NR OFFで済む→消費電力が少ない
といった感じです。もっとも、、そんなに単純なものではないのでしょうが。
先日、K-7、じっくり触る機会を得ました。
見積書を書いてもらうほどまで、一時は欲しくなりました。
高感度ノイズもそう良くはありませんが、観音とISO1600以下で50歩100歩、それを超える感度域で25歩100歩というところ。
通常の写真には充分使えるかな、とも。
ところが、長秒時ノイズテスト中に愕然としました。ISO1600、3分で同じNR ONした*istDより劣るのもさることながら、
冷房の効いたビル内で、CMOS通電合計(天体屋としては)”わずか”9分30秒+ライブビュー若干で温度警告が表示されて・・・。
熱設計がありえない。
これでは、LV直後の画質や動画の予期せぬ中止も想定され、通常の写真も不安が残ります。
再び、暗礁に乗り上げたままですorz
投稿: 豚磨 | 2009年8月15日 (土) 06:43