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2009年8月18日 (火)

夜の御座山(2)

 とっぷりと日が暮れた。足元に気をつけて岩峰を進む。
あまり先まで行くと、やせ尾根になっていて撤収時危険なので、中間の比較的広いところに設営。

Ogu1

 こんな風景、独り占めできるなんて。

Ogu2

熊がこんばんは、とか、心細さは、正直あるのです。
NHK第二ラジオを鳴らしっぱなし。
モチベーションが上がっているときは、不思議と恐怖感は、気にならない。

Ogu5344

しみじみと暮れ行く。

Ogu5352

藍色は群青に、薄暮は紫に、ふるさとは深いしじまに輝きだす・・・ユーミン調

Ogu5355

南は甲府盆地の町明かりなのか、だいぶ明るさを感じる。
一方、天頂付近の暗さは、標高2112mにふさわしくすばらしい。
やぎ座など、暗くてパッとしない星座も、楽勝で追えた。
が、ここは地上風景を生かした作画をしたい。
単に暗さだけなら、同様の標高に車だけでもいけるわけだし。

無窮を指差す北斗の針と・・・

Ogu5405

orzさそり

Ogu5429

22:30過ぎて、下界は雲が覆って、ここも透明度が落ちてきた。
さすがのKissX3も、ここまで120コマ、30秒ずつほぼ休みなしに撮影し続けたので、多少ノイジーになってきた。
なぜこんなに撮ったかというと、ペルセウス流星群の残党を期待したから。でもダメだった。
 標高2112m、登山中は汗だらだらだったが、今は北向きの風がひんやりとしてきた。

Ogu5452

ちょっともったいないけど、撤収。

共通データ:KissX3、固定法
上より順に、
19:03   DA10-17魚眼                      ISO  100 1.3sec JPEG
19:10  smc PENTAX-FA 1:2.8 20mm ISO  100  4sec JPEG
19:45   DA10-17魚眼                      ISO  800  25sec JPEG
20:01   DA10-17魚眼                       ISO1600  30sec JPEG
20:07   DA10-17魚眼                       ISO3200  30sec JPEG
21:08   DA10-17魚眼           ISO3200  30sec JPEG
21:44   smc PENTAX-FA 1:2.8 20mm ISO3200  30sec RAW(DPPでWB微調整)
22:25   smc PENTAX-FA 1:2.8 20mm ISO3200  30sec JPEG


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コメント

うーん、やはり高地の空は良いですね。
下界の街の灯と天空の星の対比も素晴らしく、この地でなければ得られない画だと思います。

投稿: ich | 2009年8月19日 (水) 05:20

標高2000m超の星空を満喫させていただきました。

日が暮れていく時間帯も素晴らしい情景だったのではないでしょうか。
(水平線近くは夕方の濃い青空が残るのに天頂へ視線を上げるにつれて微妙に空の色が変化し、頭の上は漆黒の星空だったのでは?)

もう一つは、驚愕のKissX3画像。
ISO3200,30秒でここまで写るなら、ポタ赤不要ですね。

美しい山の風景と降るような星空がとても素晴らしいです。

投稿: Ken28 | 2009年8月19日 (水) 20:38

またまた連投です。すみません。
さそり座の画像で、さそりのはさみの下、一番奥に写っている山ですが、
ひょっとして富士山ですか?

投稿: Ken28 | 2009年8月19日 (水) 20:40

>ich様

 透明度が最高ではなかったので、まあ、それなりですが、きれいに晴れた日とは別のムードは出たと思います。
昨年八ヶ岳に登ったときもそうでしたが、標高2000m級の山に登っても、思ったほど完璧には暗くなく、どこかに明るい空が出てしまうのは新しい発見でした。
 ここでは人工灯火と自然の光の対比を楽しむよう、考えていきたいと思います。

>Ken28様

 刻々と暮れていく空には、大きな感動を受けました。
気づいてみると、いくつもの星。
木星など、明るすぎて不気味なほど。
天頂付近は、肉眼で天の川が克明に見えるのは、またすばらしかったです。
なのに、地上風景にこだわり、天頂を向いた写真が一枚も撮れていない。もったいない(笑)

 KissX3も、後半ちょっとノイズが目立つ感じです。あわよくばペルセウス流星群の残党をと連続して狙ったのが敗因。
もうちょっとCMOSの冷えるインターバルを与えればよかった。
とはいえ、「山に赤道儀」のこだわりから脱却できたのはKissX3の高感度の性能が一役買っています。
そうでなければ、標高差700mを自分の足で稼ごうという気にならなかったと思います。

>富士山?
昼登ったときの画像と比べてみると、形からしてにわかには信じ難いのですが、甲斐駒ケ岳だと思います。
ある標高以下は雲が覆っているため富士山形にみえますが、もっと大きい、もっと南(銀河の濃いところの真下
あたり)になりますが、ここではその方角の山が高く、見えないと思います。

投稿: 豚磨 | 2009年8月19日 (水) 22:16

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