« カスタムイメージ vs ピクチャースタイル | トップページ | 通過儀式(X2を含む3兄弟のダークノイズ) »

2009年11月 3日 (火)

高感度の描写特性

 K-xの高感度は評判がいいようだ。KissX3の常用はISO3200までだが、K-xはISO6400を標榜している。感度を変えても露光量が変わらないように、シャッター速度を変えた。

AWB、長秒時NR OFF、高感度NR デフォルト(K-x中、KissX3標準)、JPEG最高画質撮って出し。
カスタムイメージ ナチュラル(スタンダード)
それぞれキットレンズ18-55mm ( K-x35mm域)、絞りF4.5

ISO400/20sec
K-x
K_x4_200

KissX3
Kx3_4_200

なぜか、昼よりも差が少ない。 

ISO800/10sec
K-x
K_x8_100

KissX3
Kx3_8_100

両者とも、充分実用になる。K-mはISO800以上はちょっと使いたくない場面もあったので、あきらかに進歩している。

ISO1600/5sec
K-x
K_x16_50

KissX3
Kx3_16_50

K-xは、空にやや粒子の荒いノイズが出始める。リサイズの関係でまだらに見える。がX3も同傾向。


ISO3200/2.5sec
K-x
K_x32_25

KissX3
Kx3_32_25

X3のほうが、ややごまかしかたがうまいのかな。でも大差なしとも。


ISO6400/1.3sec
K-x
K_x64_13

KissX3
Kx3_64_13

K-xは、色調が変わってしまった。荒れ方も目立つ。カラーノイズは抑えられている。X3は、空のカラーノイズが目立つ。両者とも緊急用か。

ISO12800/0.8sec
K-x
K_x128_08

KissX3
Kx3_128_08

カラーノイズを抑えたK-xと、絵全体の色調維持に努めたX3との違いが興味深い。
いずれも普段は使いたくないレベルだが、もっと光の回る条件ならノイズも目立たないかも。

 リサイズのせいで細かくは比べられないし、等倍で観察すれば、ディテールの消失感など、また違った考察が出来るかもしれない。(ブログにアップすることを想定したので、今回は拡大画像は省略)いずれの機種も、もっと光の回る通常の場面なら、ためらわずに感度をあげられる余力があるといえる。

 KissX3に比べて一段のアドバンテージがあるとは思えなかったが、それでも従来のPENTAXからすれば、高感度に強いのは確かだといえる。

|

« カスタムイメージ vs ピクチャースタイル | トップページ | 通過儀式(X2を含む3兄弟のダークノイズ) »

コメント

なかなかいいですね>K-x<一応、ISO12800までいけるのですね。(羨)
#天文用としては、後は、強制NR(と、レリーズ用端子?)かな?

メーカーとしては、レリーズを必要とするような長秒露光は(E-P1の場合も)
あまり考えていなくて、暗い場合でも手持ちで撮れるようにするための感度
アップ?な印象を受けます。

以下、私的な【願望・要望】
ペンタファンとしては、K-7にもこのシステムを積んでくれないかな?>仮称K-7P(ro)
プロは、画質を優先する、カメラぶれなど起こさない、デジ一眼で動画撮影などしない。
だから、
(1)CMOSをK-xのものに替える=何よりも画質向上にこだわって欲しい>K-7P
(2)SR機能を廃する、(3)LV機能は10~30秒で自動停止、かつ動画機能廃止>K-7P
以上、K-7のプロ仕様(K-7P)を是非、出して欲しい>Pentaxさま
あっ、価格だけはプロ仕様でなく現行機並に..>Pentaxさま m(_ _)m
#それでもすぐに買えないのが悲しい orz

投稿: Ken28 | 2009年11月 4日 (水) 20:25

>Ken28様

ISO12800までいけるのは30秒までで、バルブはISO1600止まりとなります。
ISO6400までが常用で、ISO12800は拡張設定で使えるようになります。
KissX3はISO3200までが常用で、それを超えると拡張になりました。
画素ピッチ的にも、また後発ですし、ISO6400がX3を目に見えて上回ってくれれば、
天文分野においてもX3とは別の存在価値が出てくるので期待していたのです。が、ごらんとおり。
一番期待していた部分が、少々期待はずれでした。
なお、光の充分まわる一般撮影においては、ISO6400もきれいでした。

一般撮影においては、とても良いカメラです>K-x

PENTAXの身売り話が、また出ているみたいですね。
Y新聞の報道によると、動画の得意なメーカーのようですが(orz)。
次機種にいろいろと希望は出しておきたいのですが、
はたして次機種がいつになるのか、現在のようなDSLRが存続するのかも、
場合によっては、読めなくなるかもしれません。

投稿: 豚磨 | 2009年11月 4日 (水) 22:12

初めましてPENTAXK-xで検索してこのブログにたどり着きました。
天体写真が特に綺麗で感動しました。

質問なんですが、現在僕は一眼レフの購入でKissX3とPENTAXK-xのどちらにするか迷っています。

PENTAXK-xはスーパーインポーズが無いので使いにくいという意見をききましたが、豚磨さんは実際使用してみてどう感じておられますか?
よければ意見をお聞かせください。

投稿: しんし | 2010年3月26日 (金) 03:11

>しんし様

はじめまして。
当ブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。

さっそくですが、いま使っているのはK-xではなくてK-mなのです。
まあ、スーパーインポーズの点に関しましては同じなので、私の感じた範囲でお答えしますと、

私の使い方では中央一点+フォーカスロックで事足りることが多いので、K-mでも昼間は特に不便を感じません。
しかし、夜、カメラレンズで星を撮るときには、X3のスーパーインポーズは重宝しています。
というのは、
      ピントあわせのため明るい星を光学ファインダーの真ん中に導入する。
          ↑
      暗いファインダーでは中央がわからないので、インポーズをわざと点灯させて中央を認識する。
          ↑      
      ライブビュー、中央からそれていると拡大したとき星が画面外に消えてしまう。
          ↑
      星のピント合わせはライブビューの拡大機能でMFであわせています。

というために使ってます。
私自身は、あって困るものでもない(消灯もできる)ので、本当は装備していて欲しいと思います。


ご自身が主に何を撮るか(あるいはカメラをもつスタンスかも)によって、なくてはならないのか、なくても気にならないかだと思います。
その上でK-xの魅力がX3を上回っているのであれば、他の人の意見など気にしなくていいと思います。
実は、私の職場の同僚にも同様のことをきかれました。
その人は最終的には、K-xのカラバリが魅力で、多少の機能のないこと性能のちがいよりそちらが魅力だと意思を決めたようです。

投稿: 豚磨 | 2010年3月26日 (金) 14:32

お返事ありがとうございます。
僕は風景だけでなく、星空も撮りたいので参考にさせていただきます。

でもやっぱり、カメラへの愛着があれば多少の不便なんて気にならないかもしれないですね!

もう少し考えてみます。ありがとうございました。

投稿: しんし | 2010年3月26日 (金) 20:47

>しんし様

星空も撮りたいのであれば・・・K-xはケーブルスイッチ端子が無い、長秒時NRが30秒以上で強制的にONになるという点も考慮にいれると、星にはX3のほうが使いやすい、というのは一般的には言えると思います。
しかしK-xでも、工夫して、すばらしい星景作品をとられている人もいらっしゃいます。
楽しく検討してみてください。
ではでは。

投稿: 豚磨 | 2010年3月26日 (金) 21:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36015/46667297

この記事へのトラックバック一覧です: 高感度の描写特性:

« カスタムイメージ vs ピクチャースタイル | トップページ | 通過儀式(X2を含む3兄弟のダークノイズ) »