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2010年2月25日 (木)

PHD GuidingのAdvanced setup

 2・24は安定して晴れたが、透明度は悪く、月も大きくなってきたので、オートガイダーのデータ蓄積を行った。
 これが、PHD Guidingの脳みそアイコン各パラメーターがデフォルトのときの追尾状態。

Default

ところが、同じPHD Guidingを使われている、たまたまたどり着いたある天文ブロガーさんのを見ると、RMS値はうちの半分以下の数値で、グラフも穏やかで安定している。
また、星像もきれいに丸い。
なぜだ。
まだ、改善の余地があるに違いない。

そこで、脳みそアイコンの中身をいじってみることにした。

Advanced_set

変更しようとすると、窓に束の間、英語で説明が出るのだが頭の回転が追いつかないうちに消えてしまう。ので写し取っておいた。

・RA Aggressiveness:
    What percent of the measured error should be applied?
    Default = 100% adjust if responding too much or too slowly?

  この値を下げていくと、ずれに対する修正量が消極的になる。ずれている時間が長くなって、かえって星像が膨らむことがわかった。デフォルトがよさそう。

・RA Hysteresis:
    How much history of previous guide pulses should be applied
    Default = 10%, increase to smooth out guiding commands

  この値を上げていく(上限50%)と、グラフからキリキリした山がなくなっていき、RMS値も下がってくる。
  それなら、都合がいいはずだが、実写してみると、あまり芳しくない。ギヤの悪いところが出ると、ずれている時間が長くなり、逆にうまくないのだろうか。

・Dec Algolithm:
    Lowpass filter→極軸のずれが少ない場合、スムーズになるようなことが書いてある。
    Resist switching→より積極的に修正するようなことが書いてある。

 一長一短、どちらがいいとも判断が付かなかった。

・Max Dec duration:
    Longest length of pulse to send in declination
    Default = 100ms.  Increase if drift is fast.

 300msとかに増やすと、かえってふらつきの時間が長くなってうまくなかった。

・Calibration step (ms):
    How long a guide pulse should be used during calibration?
    Default = 750ms,
    inclease for short f/l scopes and decrease for longer f/l scopes

 500msに縮めると、若干改善するかな?
 1500msにすると、MT-160の場合、ダメだった。

・Time lapse:
    How long should PHD wait between guide frames?
    Default =0ms,useful when using very short exposures (e.g.,using a video camera)
    but wanting to send guide commands less frequently

  まだ、試みていない。英語が良くわからない(苦笑)

赤緯アルゴリズムをローパスフィルターにしたときのグラフ。

Declowpsaa

いいときはいいが、赤緯がずれはじめると、長い間ずれている(0に戻るのに時間が掛かる)気がする。


RAヒステリシスを50%にあげたときのグラフ。

Hismaxdec03lp

一見、穏やかで良好に見える。RMS値も2/3程度に減る。
のだが、なぜか実写結果はイマイチ。
ギヤの悪いところが出たときの即応力が、低下する感じ。

いろいろいじってみたが、結局デフォルトがいちばん良いような気がしたorz

さらに、ガイド鏡の微動ガイドマウントをはずして、鏡筒バンドじか付けにしてみた。
が、殆ど改善はなかった。


結局、赤道儀そのものに問題があるように思えてきた。
・赤径:ギヤの片磨耗、あるいは軸の偏心
・赤緯:旧EM-200のもって生まれた特性、すなわち、赤緯モーターのギヤのバックラッシュの大きさ。
ガイド速度のときは、赤緯方向には、コマンダーSWを押してモーターを逆転しても、(ガイド中という場面では)相当長い時間、不感帯がある。これは、半自動ガイドのときもコツを要した。タカハシの説明書にもこのことには注意するよう、記載がある。

うーん、根本解決にはお金が掛かりそう。例えば、オーバーホールとともにモーターまわりをK-ASTEC仕様にすればよいのだが。

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