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2010年3月18日 (木)

M13

 M13は、ヘルクレス座にある大きくて見やすい球状星団。7×50のファインダーでもらくらく発見できる。

Her_all

EOS KissX3/smc PENTAX-FA 1:2 35mmAL/F3.4  3分10秒 ISO400
SPACEBOYで追尾

 東にKの字を下に向けたような、ヘルクレス座中央部η星とζ星の間η星寄りを狙えばすぐ見つかる。ファインダーではなんとなくまわりがボヤッとした恒星にしかみえないこともあり、少し手間取ることもあるけど。

 捕らえたらすこし倍率を高めにすると、気流の穏やかな日には細かい砂をまいたようにさらさらと瞬くさまが、息を呑むほど美しい。 
 

 前エントリと同じ晩、極軸のセット不良に気づき、目分量でまともと思われるスケールパターン位置に北極星を導入しなおして、オートガイドを再試行したときの画像。

M13_4cna

EOS KissX3/MT-160望遠鏡レデューサー焦点1:4.8 fl=768mm/  209sec  ISO800
をステライメージ6で4コマ加算平均、ダーク処理、デジタル現像
EM-200赤道儀 PHD Guidingによるオートガイド

同上トリミング画像

M13_4cna_up

露出時間が比較的短いことと、ガイド星(η星)が比較的対象に近いせいもあると思うけど、良好なガイド状態。いつもこのくらい良ければ申し分ないのだが。

ところで、同じ対象を苦労して何コマも撮って、(オートガイドが調子がよければ大した苦労でもないけど)、手間をかけてコンポジット合成することで、ランダムノイズはどのくらい改善するのだろうか。
コンポジットしない1画像のも処理してみた。↓

M13_nc_up

ノイズがそれほど気にならない対象のせいもあるけど、1枚ものでもまあいいじゃん、という気もする。
でも、まあ、コンポジットしたほうが、暗部に溶け込む部分がやはり滑らかだ。
やはり、アマチュアastro photographerはコンポジットに励む、そのためにはオートガイドが良好に動作することは重要だ。
"冷却"も脳内にちらつくけど(笑)

さいわい、この4コマ延べ15分の間には(T T)現象は生じなかった。

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コメント

立体感があって、いい感じですね。

新月期ながら、天候と折り合いが悪く思うように撮影できていません。
オートガイドもなかなか進捗せず。(^^;

長時間露出する撮影対象に関しては、コンポジットも含めていろいろ対応できますが、星景写真で点像を得ようと思うと、やはり高感度画質の良い機種が欲しくなります。
先日見送ったX4、まだ星の画像はこれといったものを見ていませんが、DC.Watchの作例を見る限り、かなり良さそうですね。

星撮りはまた条件が違うので、一概には言えませんが・・・。
645Dの4000万画素は別格としても、1800万画素でも画像処理環境(PC)の見直しが必要になりそうですし。(苦笑)

投稿: ich | 2010年3月19日 (金) 00:11

>ich様

 周辺の淡い粒粒を出すようにすると、中心が飛んでしまうので、ステライメージのデジタル現像のお世話になりました。
ただ、色は・・・こんなに青くないはず。RGBのヒストグラムの山を丁寧にそろえたはずですが。難しいものです。

 星景は高感度低ノイズがありがたいですね。実はX4、実機触ってきてしまいました。メカ部は相変わらずチープな感じですが、X3より画素数は上がっても、ノイズ感も減っているようですね。また、自分的には外部マイク端子でステレオ録音となるところもツボを突かれています。

1800万画素もいらない、とは思うのですが、総合的に見ても画質が向上しているのなら、いつかは”陥落”するかも(笑)
K-7改良機も見てみたいですけど。

投稿: 豚磨 | 2010年3月19日 (金) 19:41

口径と長焦点の威力をまざまざと感じます。(羨)
春は系外星雲と球状星団が見頃ですね。自分も直焦点に復活しないと(省)
#球状星団では(小さいけど)M3,M5等の観た目の形が好きです。

さらなる大口径が欲しくなりますが、大気の状態が無視できなくなり、
さらに重量増大など、稼働率低下の問題が生じます。

自分では口径20cm辺りが稼働率下がらず効果も大きいと考えています。
(#そのくせ、20cm鏡筒が眠ったまま..苦笑)

投稿: Ken28 | 2010年3月20日 (土) 11:48

>Ken28様

 春はHα領域や天の川とおさらばで、自分的には例年、モチベーションの上がらないシーズンでした。

今シーズンは曲がりにもMT-160をガイドできる環境が整いつつあり、この能力をようやく引き出しつつあるこのごろですが、系外星雲や球状星団をひとつずつ捕らえていきたいと思います。
 計らずもMT-160は入手16年目、その後生まれた長男が高校進学の歳になりました・・・なにかため息(笑)

 まずはメシエ天体のレパートリーをひとつずつ増やしていきたいと思います。
 いずれは、散光星雲にはε-180が欲しいけれど、当分はお預けな気がします。

投稿: 豚磨 | 2010年3月20日 (土) 21:00

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