« 雪は降る 明日は入試~ | トップページ |  EM-200の自己流オーバーホール »

2010年3月15日 (月)

PENTAX 645D

  幾多の紆余曲折を経て、ついに現実のものにしたペンタックスには敬意を表したい。適した分野には、比類なき威力を発揮するに違いない。
80万円半ばのものが月産500台・・・こんなに売れるのかな?あるいはこの程度の生産量で採算は合うのかな?この辺のことは想像もつかないけれど、心配するのは余計なお世話かな(笑)
6×7の最盛期も生産量はほぼこのくらいの数らしいから、案外いけるかもしれない。

 

 自分的には、カタログの断面図の、CCDの裏の空きスペースに、ペンタックスの気合を感じた。
銀塩645とは共通に使える部品も少ないだろうし、フィルム給送上の都合から生まれた奥行きの長いフォルムを、あえて継承する必然性は少ない。
デジタルならもっとコンパクトにまとめることも可能だったに違いない。にもかかわらず、一見無駄なスペースをあえてもうけたのはCCDの放熱条件を考慮したに違いない、と思うから。

 閑話休題。(また長病痔病がはじまった、なんていわれるかもしれないが、自分の撮影分野に適正があるかどうか関心をもつのは当然のことなので、ご容赦ください。)

 発表当日のペンタHPのFAQには、ペンタCMOS機と同じく「長秒時NRはオフにしてもバルブ時30秒を超えると自動的にオンになります・・・」との記載があった。
 しかし、本日見てみると、とくにこのことは記載がない。どちらが本当なのか。
 お客様相談センターに問い合わせてみると、「ある秒時を超えると自動的にオンとなることは事実ですが、それが30秒というのはまだ未定。」というニュアンスであった。

 このことをもって批判するつもりはない。それだけペンタックスが画質についての設定を慎重に煮詰めているのだろうと、好意をもってみている。

 まあ、すばらしいカメラだとしても、おいそれと買えるものではないが、商品の方向性としてはすごく気に入っている。「ペンタには645Dがある。」という夢があるのは、とてもいいことだと思う。

|

« 雪は降る 明日は入試~ | トップページ |  EM-200の自己流オーバーホール »

コメント

月の販売金額で見ると425M¥。年間では同じく5,100M¥です。
おそらく135のような頻繁なモデルチェンジは無いでしょうから、計画に近い数量で2~3年程度出荷可能であれば、採算は取れるのでしょう。(たぶん 笑)

>CCDの放熱条件
CCDのサイズが大きいので、発熱量は相応にあるのでしょうね。
筐体がMg合金なので、熱伝導率はそれほど良くないかも知れませんが、それでもSRが無いことと合わせて放熱条件への工夫がなされていることを期待したいですね。

自分としては、非公式情報(thisis tanaka@twitter)にあったLPFが取り付け可能な構造に・・・あたりに関係があるのかも、などと邪推しています。(笑)
今回の製品は赤外線カットフィルターは当然付いていますが、もしLPFと合わせて交換可能だったりしたら、天文屋は大騒ぎだったでしょうね。(爆)

投稿: ich | 2010年3月15日 (月) 18:07

>ich様

 販売額面だけみれば、がっぽり儲かりそうな気もする数字ですが、原価はどのくらいでしょう??
まあ、ある程度の勝算がなければ出すわけないので、無用な心配はしないことにします(笑)
 NやCのフルサイズのような高感度星景というわけにはいかないでしょう。
すばらしい空のもと、赤道儀にのせて低感度でじっくり星野をねらったら、いいかもしれません。
ローパスないことで、星の描写がどうなるのか、興味があります。
オプションで非公式に天文用赤外カット、などと楽しい推測をしています。
ローパス取り付け可能としても、後ろ側にあんなにスペースいるのでしょうか。

あの空間・・・冷却改造しやすそう・・・なんちゃって。80万越えで防塵防滴なボディーを冷却改造するなんて、とても勇気はありませんが。
でも、どこかでロマンとお金を持っている人がやるかも(爆)

投稿: 豚磨 | 2010年3月15日 (月) 22:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36015/47817013

この記事へのトラックバック一覧です: PENTAX 645D:

« 雪は降る 明日は入試~ | トップページ |  EM-200の自己流オーバーホール »