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2010年6月 2日 (水)

M4・・・K-mでやや強めの画像処理

 マックノート彗星を導入できなかった主砲をただ片付けるのもむなしいので、レリーズ端子を追加したK-mで、さそり座のM4を狙ってみた。透明度は最悪に近く、おまけに下弦より太い月もあるという、悪条件下なのですが、その素性を知っておくのは、悪くはない。天体にはK10Dとおよそ同傾向という印象があるのですが、ダークを引いたり、コンポジットしたりというようなやや本格的な画像処理は、今回が初めてとなる。 

M4_4c

PENTAX K-m/MT160+レデューサー D160mm  fl=768mm  1:4.8/86sec ISO400 RAW
4ショット加算平均、ダーク処理
EM-200赤道儀、PHD Guidingによるオートガイド

使用前に、センサークリーニングはしたんだけどなぁ。K-mのDRはいまいちかな。一般撮影でも「おい!おい!」と思うような大き目のゴミが付いてて舌打ちをすることがある。

まずは、長秒時NR OFFでダークも引かず、コンポジットもせずの中央部トリミング画像。
厳寒期ではないとはいえ、7-8℃ほどなのに、なんとカラフルな星。。。
M4_ncnr


次↓に、撮影時は長秒時NR OFFだが、画像処理時にダークを引いたもの。ただしコンポジットはなし。
M4_nc

↓ダークを引き、コンポジットも4ショットしたもの
M4_4ce

 K10Dのときは、長秒時NR OFFで撮ってあとでダークを引くというのがあまりうまく行かない印象があったが、少なくとも今回の条件では、きれいにダークが引けることがわかって少々意外だった。
そうなれば、コンポジットも有効なわけで、意外と使える印象。ただ、ピント合わせはライブビューがないので苦しい。KissX2,X3があるのにわざわざK-mを使うことはあまりないだろうけど。。。K-mはノーマルでもHα線がいくらか通るので、発色に特徴があるなら、価値はある。

 ライブビューが出来て、長秒時NRがOFF出来るペンタックスは出ないものかなぁ。

 オートガイド経験値メモ:ガイド星にアンタレス(1等星)を使ってみた→星像が最良ピント位置でも大きく、ガイド監視範囲の四角からちょっとしたふらつきですぐに一部が出てしまう→ガイドエラー警告画面にすぐなりやすいから、不適。

 低空で南中前後・・・赤緯ガイドは両側(Auto)にしておかないとだめっぽい。両側に振れる。

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コメント

やっぱりK-mはそれなりに天体適正ありますね。
マックノート彗星ははたして見栄えのする彗星になるのか?
6月下旬の光度予想は3等とかなり明るそうですが、ダストの尾は出るのかなあ?
地上風景と撮れるぐらい明るくなると,仕事があっても早起きしようという食指が動くのですが....

投稿: うみほし | 2010年6月 2日 (水) 21:17

>うみほし様

 K-mでもひととおり手間をかけた画像処理をするなら、そこそこ見栄えのする作品も不可能ではないと思います。
かけた手間に応えてくれる(天体的)基本性能を持っているように思います。
 Kissにない描写上の特色があれば少々不便でも使うのですが、もっと突っ込んで使ってみなければわかりません。(画素数が10Mで画像処理がサクサクいくのは利点です。)

 C/2009R1のほうは、順調に増光しているようですね。その予行演習としてC/2009K5を追いかけていますが、暗く小さいです。ちょうど見ごろが梅雨の季節なのが心配ですが、地上風景と星景的に撮れるほど明るくなるといいですね。

投稿: keypon13^2 | 2010年6月 3日 (木) 22:17

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