« 南八ヶ岳を目指す(2) | トップページ | 硫黄岳の思い出 »

2010年7月29日 (木)

南八ヶ岳を目指す(3)

 赤岳を目指す。30数年間の思いを実現する日は来たのだ。
↓6:04、硫黄岳を一旦下って、横岳(奥の院)に向かって登攀中の図。

Motiv_up

硫黄岳から赤岳の間は、休憩や写真撮影を含めておよそ3時間と見積もった。
往復して硫黄岳に戻るまで約6時間。午前中には下山に移れるし、雷雨も回避できそうだ。

登山マップで距離的、時間的にはおよそ覚悟がついた。
一口に横岳といってもいくつかの岩峰の総称ということがわかった
硫黄岳2760mを下りて台座の頭2795mのピークは西にやり過ごし、奥の院2829m、三叉峰2825m、石尊峰、鉾岳、日ノ岳、二十三夜峰の名前のついている峰を縫うように進んでいく。

まず、硫黄岳を下りた大ダルミから台座の頭に向かっての登り。(6:08)
コマクサが沢山咲いており、きれい。

Daiza

コマクサのほかにも、目を和ませてくれるお花畑を進む。

Kouzans

台座の頭のピークをひだりにながめながらやりすごすと、横岳の主峰の奥の院2829mがそびえたつ。一瞬、赤岳2899mと見まがう迫力だ。
間近に見ると「えっ、あれに登るの~?」と、一瞬ひるむような険しさ。もちろん、行くしかないわけで(笑)
↓6:12到達

Okunoin

↓大同心。吸い込まれるような高度感。
たまねぎのような互層が見える。互層を延長すると、今よりずっと高い成層火山があったと推測される。そんなことを考えながらはるか昔に思いをはせるのも、八ヶ岳の楽しみ方のひとつ。

Daidoushin2

やがて”カニの横ばい”と名づけられた、クサリづたいに進むスリリングな場所もあったが、目指すは赤岳。ここでひるんで入られない。
6:34、無事、奥の院のピーク↓に達することができた。
この位置エネルギーを利用して、そのまま赤岳に登れれば、標高にしてあと70mを残すのみなのだが。

Okunoinpeak

奥の院から三叉峰までは広い稜線。気分的にはちょっとリラックスできる。
↓左のとんがりが三叉峰、中央付近の丸みを帯びた峰が石尊峰、イボのような小突起に見えるのが鉾岳か・・・。ピークに標識のあったのは奥の院と三叉峰だけだったように記憶している。
もちろん目標は一番高く見えている赤岳。

Renzan

 目指す赤岳は依然、遠かった。が、モチベーションはいかに大切なものかは自分でも驚くほどだ。
鉾岳、日ノ岳あたりはクサリを頼りに、稜線を佐久側に、諏訪側に縫って進む場所があり、アップダウンに体力を食われる。
↓左:諏訪側、右:佐久側の痩せ尾根。ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ

Knifeedge

7:11、ここまで縦走してきて横岳も終わるころ・・・えー、一旦下るのかい~
赤岳の稜線は一段とそそり立っているように思えた。早く登りに転じたい。

Akadake1

やがて7:40、赤岳ふもとの赤岳展望荘に到着。
風力発電のプロペラが勢い良く回っていた。


Akadake2

小休止時、稜線を眺めると、人影。

One1

おそらく県界尾根と思われるルートに登山者。

One2

さて、いよいよ赤岳への登りに取り付いた。
7:49、いままで踏んできた道のりを振り返る。

Viewforioyo

赤岳展望荘から34分、赤岳山頂へ。

Akadakenpeak

やったぜ。ついにあこがれの赤岳登頂。気分は最高。
恒例の記念撮影。8:14

Akapeakmemo

甲府盆地方面を眺める。

Viewforfuji2

ラジオは下界は猛暑を伝えているが、さわやかな涼しい空気。全くの別世界。
ずっと留まっていたいような錯覚もおこすが・・・午後は雷雨も想定されるし。
ここからヴィヴィオの待つ駐車場まで、同じ道順で帰らなくちゃなー。
推定徒歩5時間・・・┐(´-`)┌

|

« 南八ヶ岳を目指す(2) | トップページ | 硫黄岳の思い出 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36015/48994096

この記事へのトラックバック一覧です: 南八ヶ岳を目指す(3):

« 南八ヶ岳を目指す(2) | トップページ | 硫黄岳の思い出 »