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2010年8月28日 (土)

気ままなエンジン談義(14)

 あんなに気に入っていたJT600ジェミニだったが、手放した理由は「飽き」と表現した。もう少し正確には、さらに憑かれる車が通勤路の途中の中古屋に展示されていたからだ。

 いつか乗った、UBS55ビッグホーン。あのころは、壮大な無駄のような気がしたビッグホーンだったが、モデルチェンジで肥大化していくクロカン各車に比べれば、初代ビッグホーン4JB1-Tエンジン車は5ナンバーでもあり、身の丈の範囲に収まる気がしてきた。
 
 またいきなり車両を入れ替えて、また「なにこれ。どこの代車。誰が乗るの。」と怒られたが、なんとか家族の一員に認めてもらった。

がなぜ今更旧式を?

 だって、だって、モデルチェンジしたビッグホーンはディーゼルが3059ccの4JG2、125PSになってしまったんだ。
 なんだい、その59ccってpunch
 たった59ccのために、一つ上のランクの自動車税を払うなんてyen
しかも、年々厳しくなる排ガス規制のせいか、自慢の直噴ディーゼルを取り下げて過流室式に後退down。ディーゼルのいすゞなら、乗用車やめてRVに経営資源を絞るなら、もっと積極的に行ってほしかった。

 その4JG2も後年、電子制御式135PSになる。試乗はできなかったが、ディーラーの展示室の中でエンジンをかけて、アクセルあおっていいよ、と。
確かに萎えるような黒煙はぐっと減った。けどね、3059cctyphoon
まあ、そんなケチなこという人はクロカン4駆は乗るな、ってことだ。

 さて、現行車の動向とは裏腹に、時代遅れのビッグホーンで青春時代を思い出し、けっこうハッピーな車ライフでした。
ムスメの出産の日には、硬いレカロシートに相方をのせて産院まで行きました。星見機材もゆったり。そのまま車中泊だって、思い切り背筋を伸ばしてできるし。


 さらに後年、4JX1のコモンレール式(新世代)直噴ディーゼル2999ccになって初めて、胸の閊えが降りた気がした。動弁系はOHVから一気にDOHCに躍進、バランサーシャフトもそなえ、いすゞ渾身の力作と映った。Ddビッグホーンといっていた。

 さっそく試乗をしてみた。ビッグホーンの160PSを誇るインタークーラー付は、筋肉質なトルクでさすが新世代を感じた。が、しかしクリーンディーゼルとのうたい文句とはうらはらに、(試乗車に何らかの不具合があったのかもしれないが、)アクセル踏み込むと過渡的にはけっこう色濃く黒煙が観察される。排ガス規制って意外とまだ甘いのか?いすゞの詰めが甘いのか?
 インタークーラーのない145PSのウィザードのほうが、可視的黒煙はうまくコントロールされているようには思えた。のだが、「もう新車でクロカン4駆は卒業かな」と思いが至る。つまり、その、もう遅かったのだよ、いすゞさんsnail
が、ほどなく、得意とされたRV市場からも、いすゞは撤退してしまう。末期の大幅値引きはちょっとぐらりときたけど。

渾身の力作4JX1は、あまり台数出なかったと思う。いまいすゞの看板車種の一つELFのディーゼルは、ZD30DDTiという、殺虫剤のような符号のついた某社のエンジンだし。まあ、大人の事情なのでしょうが、4JX1が哀れでならない。 

UBS55ビッグホーンはけっこう乗ったほうだったが、排気煙dashだけはやはり萎える。家新築のついでに新車にしない?、いう大蔵省の提言には乗らざるを得なかった。

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