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2010年8月30日 (月)

気ままなエンジン談義(15)

 住宅を建てる・・・動かないものにはまったく興味のない自分は、すべてを相方任せといっていいまま、そのついでに新車にしてやる、予算は300万円という事柄にのみ興味があって、期待を胸に抱きつつ、気もそぞろなまま、住宅建設に着工した。

 が、いろいろと工費が膨らみ、車には100万円しか予算が回せないというrain。そんなの詐欺だと思った。
 しかも、完全な統制経済のもと、相方も使うというので次の厳しい条件がつけられた。
・新車であること。
・4WDであること。
・AT(CVTも可)であること。

 何度計算しても、判別式はルートの中が負、虚根しか出ない。まじめに検討するのも馬鹿らしくなった。
しかし、ここで大蔵省にへそを曲げられてもまずい。努力をしてみる必要はある。
おぼろにわかったのは、「軽ならば、一部車種で何とか射程に入るのでは。」

そこで向かったのは、やはりというかどこか潜在的にスバルのお店。

プレオの一番ベースグレード、iCVT、4WD、EN07自然吸気。
うーん見積書は、大蔵省にもう何とか数万円値切り交渉に出てもらうか予算を増額願えれば、いけるかも。
でも、試乗もしてみないと。
うん、シャーシよくなったね。軽とは思えないほどしっかりしている。スバルってこんなにしっかりしたシャーシ作れるんだheart04
エンジンも4気筒、スムーズだね。
iCVT、出だしはトルコンでクリープも付いて、いつか思ったECVTへの不満点も解消。
案外、こういった車が答えなのかな、と思った。次のシーンまでは。
ちょっとランプのある幹線道路への合流点でアクセルを踏みこんだとき・・・。トルク感が薄すぎるsweat01。CVTだってキックダウンするんでしょう?スピードが乗らなくて事故りそうな気すらする。
ストレスだな。多分無理して買っても長く付き合えない。

・ならば、マイルドチャージ車、とすぐに次の試乗車を用意してくれた。うん、だいぶ実用トルクは出るね。なんとか合格。でも予算はすでにだいぶオーバー。

・予算オーバーついでに、スーパーチャージ車も試乗。いいね。これなら充分。でも、試乗では燃費はわからない。それにむしろリッターカーのほうが安いレベル。

・もう自棄のやんぱち、絶対候補には入りえないけど・・・レガシィ6。水平対向6気筒、もうフィーリングは最高。
いろいろ試乗車を用意してくれてありがとう、スバル。

見積書を大蔵省に折衝。第一声は、「いくら負けさせられるの?」「ここから1万から2万。」「そんなの冗談じゃない。」うーん絶対額が安いことよりもいかに値引きを大きく採るかがこの人の興味の中心らしい。そうなると軽は不利である。まじめに予算に近づけるように努力してきたのに。ならばむしろリッターカークラスのほうがいいかも。

 結局は日産キューブ(初代)1.3L、Hyper-CVT、4WD。このCVTもトルコンクリープ付き。相方を後席に乗せての試乗はなぜか「ちょっと五月蠅いね。」だった。ディーゼルのビッグホーンと比べてそういう感想なのか?と不思議だったが、この人はエンジン音よりドライブトレインのギヤ鳴きのようなものに敏感に反応するらしい。

 燃費も軽+過給よりよさそうなのは明白だし、ビッグホーンの下取りを良く見てくれて、実質36万円引き。という販売員の頑張りに大蔵省が即決。

 試乗のときはスバルにさんざんお世話になったが、いざ手に入れたのは初めての日産車。もう、このころは、目的に合えばどこの車でもかまわないくらいに心は育ってきた(笑)

エンジン:CGA3DE 4気筒1.3Lエンジン。DOHC、電子燃料噴射、カム軸チェーン駆動(だった?)の、NAとしてはその当時やることはやったというエンジン。まだ慣らしが終わらないうちの印象しか残っていないが、音はちょっと硬いが、まじめな頑張り屋さん。

Hyper-CVT・・・うーん、この時点ではいろいろ考慮された完成の域にあるCVTだとは思った。でも、キックダウンのときのもっさり感はこれもある。トルコンATの瞬発力がやっぱいい。

燃費:
 正直にいいます。この車、三回しかガソリンをタンクに給油しませんでしたweep

1回目:燃費10.3km/L程度。まだ、エンジンがなじんでこないのかな?
ところが遠出も含めてみた2回目、3回目も同様。

車重も排気量も半分ほど(ガソリンとディーゼルの違いはあるにせよ)なのに、燃料単価を含めて考えると、ビッグホーンのほうが燃料代が若干安く付くという結果になった。
「小さい車の燃費は良くあるべき。」が持論の自分には、これには大きく失望。

そして、理想を言えば、CVTは燃費でMT並みではなくてMTを越えてほしい。いつもエンジンの燃費の目玉を使えるように無段階に変速できるのだから。

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コメント

住宅というのは、個人のする買い物としては最も高価格なモノですよね。
我が家も耐用年数はとっくに超えているところではあるのですが、なかなか。(^^;
私自身は新築の住居など全く興味が無いので、しばらくはこのままの予定です。(笑)

キューブの燃費、カタログでは14.8km/L。4WDだと、やはり厳しいですね。他社の同様の車種でも、五十歩百歩のようです。
(今度のマーチは1200ccながら CVT/4WDでも20km/Lという優秀さですが)
これの約7割掛け、というのは確かに厳しいかな。
真偽のほどは不明ながら(昔の)日産のエンジンは慣らしに時間が掛かるという話を聞いたことがあります。
給油3回だと、せいぜいで1200kmくらいでしょうから、諦めるには少々早かったかもしれませんね。(^^;

投稿: ich | 2010年8月30日 (月) 23:13

>ich様

 住宅は根っこが生えていて動きませんし、たいていの人はローンを組まないとムリですし・・・。たとえ興味が無くても、財政的なこと、返済額が身の丈にあったものかだけはよくよく検討してみるべきでした。

 燃費、それまでの経験でおよそ10・15モードに近い数値が期待できると踏んでいました。現にヴィヴィオは10・15モードを超える数値が出ます。まあ、キューブもコンパクトな車でもあり、合格ラインは14km/L位かと想定していました。しかし、実態は。。。
2ちゃんの書き込みも「燃費悪い」がけっこう寄せられています。なかには7km/Lとか(笑)
 CVTのせい?・・・絶えずなんとなく走行にフリクションを感じる?・・・なのか、車両重量に対するエンジン排気量のゆとりのなさなのか、うーん、本当に久しぶりに新車でしたので(笑)エンジンの慣らしの問題もあったたのかもしれません。が、最近の工業製品が「慣らし」によって数十%もフリクションが減って燃費が伸びるとは当時は(今振り返っても)考えられませんでした。
 ガソリンNA車で当時と違うのは、可変バルタイだと思います。これでカタログ燃費はずいぶん伸びたように思います。しかし、実走燃費については半信半疑ですが(笑)

投稿: keypon13^2 | 2010年8月31日 (火) 08:40

CVTは、動力伝達効率はあまりよくないです。
Navi5やVWの自動クラッチは良さそうです。
トルコンもロックアップが多いと効率がよくなるのですが、なかなか難しそう。
やっぱ、MTがイイですね。

投稿: でばいゆ | 2010年9月10日 (金) 22:04

>でばいゆ様

CVTはベルトをクランプする油圧ポンプを駆動するなど、伝達効率が現状MT以上になどという話にはとてもならないみたいですね。
いすゞマニアとしては、FFジェミニ時代のNAVi5は試乗してみました。賢いようだけど「意に反して」そこでシフトアップ?というような微妙なフィーリング。MTのほうがマシだなぁ、というのが正直な感想でした。
トルコンで強制ロックアップのようなことが出来ると面白いのですが、ショック振動少なくフールプルーフでという苦情回避の変速プログラムでおもしろくないのです。

投稿: keypon13^2 | 2010年9月11日 (土) 20:36

私は燃費管理に「e燃費」という携帯サイトを利用していて、ここには車種別の実測平均燃費のデータがあるのですが、デミオの1.3Lでも最も燃費の良いのはやはり5MT仕様(15.9km/L)で、カタログ上一番のCVT仕様(14.5km/L:エンジンもミラーサイクルで少し違いますが)を上回っています。
同じ走行条件とは限らないので、一概には言えませんが・・。

いすずのNAVi5は、乗用車用の評価はイマイチだったようですが、トラック用は調べてみたらNAVi6を経て今は「スムーサー」に進化してるようですね。

いまのところ、効率が良くて自動で、となるとDCTあたりになりそうですね。
これも一度くらい体験してみたいのですが、あまり安い車には搭載されていないので・・。(笑)
トルコン式のATも、クセを掴んで早めにロックアップが働くように操作すると、結構違うようですが・・・純正では無いようですが、スイッチで強制操作できるように改造している強者も居られるようです。(笑)

投稿: ich | 2010年9月12日 (日) 04:25

>ich様

 どうも思うのに、AT(CVT含む)は、トランスミッションの暖機も必要なのかな、と感じます。
カタログ燃費は、おそらく充分暖機した後のものだと思いますので、チョイ乗りの多くなるパターンでは
MTのほうが有利だと・・・そんな気がしています。

>スムーサー 
 私もこの前いすゞのHPで勉強してきました(笑)最近はAT限定免許も多く、トラックにもこういった対応が必要なのでしょう。

 DCTというのは初めて耳にしまして、検索してみました。外車か上級スポーツ車が多く、自分のカテゴリーの車では、なかなか機会はなさそうです(笑)。可能性としては育てていって欲しい技術ですね。

 ロックアップ改造・・・なんていうのもあるんですか。電子制御になって久しいですから、やれば出来そうですね。
トランスミッション暖機論?がもし正解なら、ロックアップ改造しても、チョイ乗りではあまり改善幅がないようにも思いますが。実証してみたいです(笑)。

投稿: keypon13^2 | 2010年9月14日 (火) 08:47

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