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2010年12月22日 (水)

ISO6400は使えるか?

 EOS60Dの常用感度の上限はISO6400。果たして、実写でどのくらいの絵を見せてくれるのか。1800万画素というむやみ?な高画素なので半信半疑。
以下、すべて手持ち撮影。なお、手振れ補正のないレンズなので、それなりに速いシャッター速度になるようにした。なお、AWB、高感度NR=標準 とした。

Un_0148

EOS60D/EF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 USM F4、1/50  ISO6400 Av

これは近いうちに、思い出の風景になってしまう。駅前が空洞化していくのはよいことではないと思う(独り言)

Un_0154

ISO6400、F3.5、1/160、Av



Un_0169

↑ISO6400、F4.5、1/80

Un_0166

↑ISO3200、F4.5、1/50

 ISO6400は、その気で見ると、やはりシャドー部の色ノイズはそれなりに目立つ。某雑誌では、この色ノイズが同級他社機より多めと評価しているようだ。だが、鑑賞距離から素直に見るとどうだろう。色調・諧調や解像感を大きく崩さず、絵としてのまとまりがとてもよいように思う。色ノイズだ、輝度ノイズだと分析器にかけて鑑賞するわけでもあるまいし。色ノイズを敵のように消し取らず、雰囲気を残すこの絵作りには、個人的には賛成である。チンケなキットレンズでも夜間、手持ちという可能性を広げてくれる。
 また、ISO3200は、画質的に、一段と実用的であるように思う。
色飽和や、特定の色のにじみも目立たず、安心感がある。

気づいたことをいくつか
・ぶれにくい感じがする。Kissよりやや重いボディーで可動部の動作はむしろ軽快なので、すわりがいい。
・各ボタンが機能ごとに分けられていて、直感的にわかりやすい。とっさの操作がしやすい。
・上部・背面各押しボタンはストロークが少なく、クリック感が希薄。おじさんにはつらい。最近の携帯で慣れた若い人には却っていいのかもしれないが。特に、指がかじかんだときなど、誤操作してしまう。

なお、ペンタックスと併用しているとどうしても戸惑うものが・・・
・AEロックの* ペンタは一度押してロック、もう一度押して解除なのだが、キヤノンは押すごとにロック更新で解除にならない。一度落ちるまで待つしかない(のかな)

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コメント

いい感じで撮れていますね。

K-5もそうですが、ISO3200~6400くらいを実用上限と見るユーザーが多いようです。
このへんの実力は各社ともあまり差が無くなってきた印象があります。
画質が十分なら、天体撮影でも高画素は利点になりますから楽しみですね。(^^)

ところでTweetでは少々アクシデントが有ったようですが、お怪我ありませんでしたか?

投稿: ich | 2010年12月23日 (木) 06:17

>ich様

EOS KissX3に比べて一段のアドバンテージがあるかどうかは、同じ条件で撮り比べて見なければなんともいえません。が、忘年会の帰りだったので、難しいことは出来ませんでした(笑)
ISO3200で比べると、KissX3比で少し画質が向上しているような気はします。
段差の目測を誤ったのですが、幸い無事でした。バタン、トッ、トッ、トッとぶざまな足音で周囲の失笑を買ったとは思いますが(汗)

「高感度ならキヤノン」の図式は、ここへ来てなんだか色あせた、むしろ後塵を浴びているように思います。ソニーの1620万画素のCMOSの素性がよいのでしょうか。でも、これは各社切磋琢磨していいことだと思います。

投稿: keypon13^2 | 2010年12月23日 (木) 06:59

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