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2011年2月23日 (水)

高画素化は意味あるのか(2)

  KissX3の1500万画素とEOS 60Dの1800万画素。この間簡単に比べたら、むしろ KissX3のほうが切れ味いいのではないか、というような疑問が浮かんだ。
 また、 出る度に高画素化してきたKissシリーズも、KissX5では打ち止めの同じ1800万画素で、低画素化したX50も出てきた。ということで、15M、18Mの同門対決。

共通データ:smc PENTAX-FA 1:1.4 50mm→F6.7/AWB JPEG 高感度NRは標準。
全画面の10倍(面積にして1/100の部分を)トリミング

ISO100 X3
Iso100_kx3

60D
Iso100_60d

以下ISO400、1600、、3200、6400、12800と単調に続きます。ご注意。

ISO400 X3
Iso400_kx3

60D
Iso400_60d


ISO1600 X3
Iso1600_kx3

60D
Iso1600_60d


ISO3200 X3
Iso3200_kx3

60D
Iso3200_60d


ISO6400  X3
Iso6400_kx3

60D
Iso6400_60d


ISO12800  X3
Isoh_kx3

60D
Isoh_60d


星の軌跡で
ISO3200  X3
Iso3200_ori_kx3

60D
Iso3200_ori_60d

ピントはLVで可能な限り正確に合わせたつもり。
両者、差はわずかだが、低感度ではEOS 60Dの1800万画素の方が切れがよい。
拡張のISO12800では、X3のピクセルノイズが目立つ。

低ノイズかつ高解像なら、一応1800万画素の勝ちというところか。
もちろん、画像エンジンという薬の結果かもしれないが、それも含めてオーライではないか。
コンデジの豆粒センサーでは、確かにもう高画素化って何のため?と思うが、APS-Cではそろそろ限界?感もなくはないが、ここまでは順当に解像度とノイズを両立しているように見える。
あとは「重い」という問題だが、60Dには記録画素数を落としたM、S(JPEG、RAW)も選べるのでよし、としよう。
ただ、この次がどうなるか、もう高画素化はやめるのか、は見どころ。   

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コメント

星の軌跡は、以前と逆の印象になった。わずかなピント位置のずれもあるかもしれない。

投稿: keypon13^2 | 2011年2月25日 (金) 21:39

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