高画素化は意味あるのか(2)
KissX3の1500万画素とEOS 60Dの1800万画素。この間簡単に比べたら、むしろ KissX3のほうが切れ味いいのではないか、というような疑問が浮かんだ。
また、 出る度に高画素化してきたKissシリーズも、KissX5では打ち止めの同じ1800万画素で、低画素化したX50も出てきた。ということで、15M、18Mの同門対決。
共通データ:smc PENTAX-FA 1:1.4 50mm→F6.7/AWB JPEG 高感度NRは標準。
全画面の10倍(面積にして1/100の部分を)トリミング
ISO100 X3
60D
以下ISO400、1600、、3200、6400、12800と単調に続きます。ご注意。
ISO400 X3
60D
ISO1600 X3
60D
ISO3200 X3
60D
ISO6400 X3
60D
ISO12800 X3
60D
星の軌跡で
ISO3200 X3
60D
ピントはLVで可能な限り正確に合わせたつもり。
両者、差はわずかだが、低感度ではEOS 60Dの1800万画素の方が切れがよい。
拡張のISO12800では、X3のピクセルノイズが目立つ。
低ノイズかつ高解像なら、一応1800万画素の勝ちというところか。
もちろん、画像エンジンという薬の結果かもしれないが、それも含めてオーライではないか。
コンデジの豆粒センサーでは、確かにもう高画素化って何のため?と思うが、APS-Cではそろそろ限界?感もなくはないが、ここまでは順当に解像度とノイズを両立しているように見える。
あとは「重い」という問題だが、60Dには記録画素数を落としたM、S(JPEG、RAW)も選べるのでよし、としよう。
ただ、この次がどうなるか、もう高画素化はやめるのか、は見どころ。
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コメント
星の軌跡は、以前と逆の印象になった。わずかなピント位置のずれもあるかもしれない。
投稿: keypon13^2 | 2011年2月25日 (金) 21:39