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2011年3月 4日 (金)

K-5ファーストライト&60Dとの描写比較

 星空に恵まれたので、さっそくK-5で撮影してみた。

Seiya1_k5

PENTAX K-5/SIGMA 8‐16mm 1:4.5-5.6HSM 8mm開放/329sec ISO800 AWB
高感度NR AUTO 長秒時NR OFF  SPACEBOYで追尾
JPEG撮って出し

 K-5のAWBは、とてもおりこうだ。EOS 60DのAWBは同じ条件でなぜか背景があずき色になる。
次に、Hαの感受性。

共通条件:smc PENTAX 1:2.5 135mm 絞りF3.4/70sec  ISO800  AWB  RAWをそれぞれの付属ソフトで現像→条件統一が難しく、比較困難 
SPACEBOYで追尾  


全景
K-5
Ori_k5_2

EOS 60D
Ori_60d_2

馬頭星雲付近を拡大 JPEG撮って出し
K-5
Batou_k5

EOS 60D
Batou_eos60d

・AWBはK-5が秀逸。
・赤い星雲は多少K-5のほうが写りがいいといえる(のか、微妙)。
・パープルフリンジは多少K-5のほうが目立つ。60Dは色気がない。色収差出ているレンズのはずなのに、EDレンズのように写っているのが、逆に不思議。
・K-5は、輝星の周りにハロがかかる。
・氷点下10℃という気温では、両者ともノイズは全く気にならない。電池容量も、両者ともエントリー機に比べて余裕綽々なのはいい。

 もちろんEOS 60DもRAWで撮って後処理すれば、WBは調整できる。が、カメラ現像では微調整が効かないので、PCでの処理になる。
 本気で画像処理前提なら、EOS 60Dの星像はナチュラルなので、清涼な感じに仕上がる。が、JPEG撮って出しは「なんで?」というような色である。

 なお、星を撮影していくつか気づく点があった。
・LVの画像品質。特に拡大時、K-5はEOS 60Dに比べて細密度に欠ける。拡大しても解像度があがらない。望遠レンズではさほど問題ないが、超広角では最良ピント位置がわかり難い。
・光学ファインダー。あっけらかんと明るいEOS 60Dのほうが見える星の数が多くて、構図が決めやすい。

しかし、そのような利便性を差し置いても、星景では、JPEG撮って出しで自分のイメージに近い発色のK-5が断然お気に入り。

結局、星景にはK-5、直焦点にはEOS 60Dと使い分けていくことになりそうだ。

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コメント

シグマ対角魚眼、周辺までシャープなようですね。それと、空の発色もいい感じです。
自分もペンタの発色が一番好みです。K-5だけでなく、K10Dも*istDS2も。
2枚目、4枚目の色滲みですが、K10Dによく似た出方ですね。
(良くも悪しくも、ペンタの伝統でしょうか)
K-5とEOSの棲み分けについてですが、自分も全く同感です。
K-5購入後、昼間に観音様の出番は皆無となりました。

投稿: Ken28 | 2011年3月 6日 (日) 08:24

>Ken28様

 シグマ、実は魚眼ではなくて超広角なのです。むしろ魚眼のほうが、天球を写す時は自然な感じになります。
オリオンに比べてぎょしゃ座が妙に大きいとか・・・。
 でも、開放でF4.5なのがちょっとつらいけど、K-5の高感度性能に助けられて、星景にも使えます。星を開放で撮っても鑑賞距離からは申し分ない、なかなかシャープなよいレンズだと思います。
 パッと撮ってイメージどおりの色合いが出るというのは、とても重要なことだと思います。
画像処理するにしても、出発点がいいところにあると無駄な試行錯誤が少なくて済みます。
 星の色にじみは、ローパスなどの物理的なものか、ソフト的なものかはわかりませんが、そういえばK-mなどにもありました。星座の形などの表現には、あながち悪いとも言えず、効果を狙える場合もありますね。
 EOS 60D、ここのところプライベートな動画機能の利用が多く、K-5で写真本来の、じっくり味わいながら静止画を撮る、そんな観点からの使い分けも乙かなと思っております。

投稿: keypon13^2 | 2011年3月 6日 (日) 23:22

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