K-5動画で土星
惑星を写すには、ムービーをRegiStax(現在はVer6まで進化している)で画像処理というのが定番になってすでに久しい。
ところが、我が家のカムコーダーは故障したままになって久しい。
ふとK-5の動画スペックをみると、旧式のMotion JPEG、AVI形式なるがゆえに、無加工でレジスタックス6に取り込めることに気づいた。(EOS 60DだとH.264なので、画質の割りにデータが小さくて済む長所があるが、そのままではレジスタックス6は受け付けなさそう。変換すれば使えるとは思うが、H.264はPCで処理すると非常に時間がかかる。)
PENTAXも、ポンカメの質疑応答ではH.264では専用チップが必要なのでコストアップや基板の大型化を招くという釈明で、どちらかというと消極的にMotion JPEGを採用している感じである。
が、レジスタックス6との互換性は、怪我の功名である。また、動画の開始、ストップをレリーズ端子からできるのも、ぶれ防止に便利である。早速試してみた。
光学系データ:MT160+smc PENTAX O-9mm接眼鏡、引伸ばし法(高橋カメラアダプターを一番縮めて使用)
PENTAX K-5、Full HD25動画 ☆☆☆ 2011/4/28 23:04より38sec 950フレーム
まず、動画から1枚を切りだし 1920×1080より274×183をトリミング(以下同様)
うーん、感度的にはぎりぎり。肉眼では明るい星だけれども、拡大すると土星は意外にも”暗い星”なのだ。面積あたりの明るさ、輝度が小さいのだ。K-5の動画は、感度はオート任せになってしまう。EOS 60Dのほうが感度などマニュアル設定できて、多分具合いいのだろうけど。
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