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2011年4月29日 (金)

K-5動画で土星

 惑星を写すには、ムービーをRegiStax(現在はVer6まで進化している)で画像処理というのが定番になってすでに久しい。
 ところが、我が家のカムコーダーは故障したままになって久しい。

 ふとK-5の動画スペックをみると、旧式のMotion JPEG、AVI形式なるがゆえに、無加工でレジスタックス6に取り込めることに気づいた。(EOS 60DだとH.264なので、画質の割りにデータが小さくて済む長所があるが、そのままではレジスタックス6は受け付けなさそう。変換すれば使えるとは思うが、H.264はPCで処理すると非常に時間がかかる。)
 PENTAXも、ポンカメの質疑応答ではH.264では専用チップが必要なのでコストアップや基板の大型化を招くという釈明で、どちらかというと消極的にMotion JPEGを採用している感じである。
が、レジスタックス6との互換性は、怪我の功名である。また、動画の開始、ストップをレリーズ端子からできるのも、ぶれ防止に便利である。早速試してみた。

光学系データ:MT160+smc PENTAX O-9mm接眼鏡、引伸ばし法(高橋カメラアダプターを一番縮めて使用)
PENTAX K-5、Full HD25動画 ☆☆☆ 2011/4/28 23:04より38sec 950フレーム

まず、動画から1枚を切りだし 1920×1080より274×183をトリミング(以下同様)

Stn1sk


うーん、感度的にはぎりぎり。肉眼では明るい星だけれども、拡大すると土星は意外にも”暗い星”なのだ。面積あたりの明るさ、輝度が小さいのだ。K-5の動画は、感度はオート任せになってしまう。EOS 60Dのほうが感度などマニュアル設定できて、多分具合いいのだろうけど。

そこで、レジスタックス6で950フレームをスタック(合成)すると・・・この辺が動画、コンポジットの数が圧倒的。

Stn950skol

ノイズの影響や大気揺らぎの影響を軽減されるという。確かに滑らかになった。
このままでは、いまひとつパッとしない。
そこで、レジスタックス6の肝ともいえるウェーブレット(帯域別のシャープネス)を、モニターしながら掛けてみた。

Stn950stk


K-5の動画、音声をOFFできたりする点も相俟ってレジスタックスとの相性がよく、使いやすい。画質的にもなかなか使える。
惑星にも色々試してみたい。

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コメント

おお、なかなか良さそうですね。
惑星撮影に使うカメラとしては、拡大率の点でコンデジの方が有利かな、というのもあってDSLRは考えていませんでしたが、確かにいいところもありそうですね。

土星も久しく観ていないので、連休中に機会があれば試してみたいです。

投稿: ich | 2011年4月29日 (金) 05:06

>ich様

 拡大率については、私も、APS-Cの広大な素子どこまで像を引き伸ばせばいいのだろう?と疑問でした。
カメラアダプターを一番縮めた場合、全画面に対して米粒の大きさくらいにしかなりません。
しかし、それ以上引き伸ばしても、暗くなって無理でした。実は、だいぶトリミングしています。
 コンデジの小さい画素で一杯に使うか、APS-Cの比較的大きい画素で高感度、画質をとるかはやってみないとわかりません。
ここではK-5を活用する一環として、他の機材との優劣は何も考えずにやってみました(笑)

投稿: keypon13^2 | 2011年4月30日 (土) 00:30

連休最後の日曜に、私もコンデジで動画撮影してみましたのでTBさせていただきます。
久々に観る土星は結構新鮮でした。(笑)

投稿: ich | 2011年5月 9日 (月) 06:19

>ich様

 やはり、コンデジのほうが効率よさそうですね。APS-C判では大部分余白ですからね(笑)
私もichさんと同日、今度はEOS 60Dでやってみましたが、データ形式変換の壁にぶつかりました(苦笑)

投稿: keypon13^2 | 2011年5月 9日 (月) 08:33

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日ごろは天体といっても、星景写真がほとんどなのですが、たまには・・・ということで [続きを読む]

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