« 今度こそ金峰山 | トップページ | O-GPS1習熟訓練? »

2011年9月27日 (火)

O-GPS1を使ってみた

 ようやく、遅ればせながらO-GPS1を手に入れることが出来た。
 さっそく使ってみた。
 最初、M42のSuper-Multi-Coated TAKUMAR  1:3.5 24mmをつけてやって、キャリブレーションがなかなかうまく行かなかった。天才バカボンに出てくるおまわりさんのように、泣きたくなった。左右の目が泣けてつながりそうになった。smc PENTAX-DAL  1:3.5-5.6 18-55mm ALでやったらすぐにうまく行った。だが、そのとき気づいたのは、トタン外装の倉庫から離れてやっていたことだ。そこではTAKUMAR  1:3.5 24mmでもうまく行った。

夏の大三角形
共通:PENTAX K-5/Super-Multi-Coated TAKUMAR  1:3.5 24mm F4.7/ISO400 3分
固定法

Gps_no_natusan

O-GPS1による追尾
Gps_yse_natusan

縮小ではわかりにくいが、中央上辺に近いところはほぼ点像だが、周囲は放射状に星像が尾を引いている。追尾というより、半球の一部を平面に投影する、投影の問題と思われる。

M45
PENTAX K-5/smc PENTAX 1:2.5 135mm F4/F400 2分
固定法

Gps_no_m45

O-GPS1による追尾
Gps_yes_m45

画角が狭いので、キャリブレーションさえうまく行けば、隅の星像が放射状に尾を引くこともなく、思いのほか好成績だった例。


昇り行く秋の星座
共通:PENTAX K-5/Super-Multi-Coated TAKUMAR  1:3.5 24mm F4.7/ISO400 3分
固定法

Gps_no_24mm

O-GPS1による追尾
Gps_yes_24mm

縮小してブログに貼る程度なら、目くじら立てることもなく、気楽に使えていいのかも。
しかし、電子コンパスで0°を示しているとき、135mmレンズで北極星が辛うじて視野の長辺ぎりぎり隅にいた。±5°の精度は、クリヤしていると思うが、星の追尾にはちょいこの精度ではきびしい。キャリブレーションがうまく行けば・・・。

このO-GPS1、天文初心者が気楽に使う、というのももちろんありだが、星屋が本気で使いたい場面・・・赤道儀を担ぎ上げることが困難な山など、あるいは南半球での使用など、出来るだけ高精度で便利に使いたいこともある。
キャリブレーションをさらに精度良くできるサブメニューのような(特定の星を視野中央に導入するなど)ことが出来れば、ポテンシャルをもっと引き出せそうな気がする。

|

« 今度こそ金峰山 | トップページ | O-GPS1習熟訓練? »

コメント

ファーストライト、おめでとうございます。
O-GPS1、といいますかアストロトレーサーは、あくまで「簡易」的な機能だということは承知していても、ここまでやってくれるのなら・・・と思ってしまいますよね。(笑)
精度向上策は、PENTAX側でも承知していることですので、やる気になってくれることを期待するしかありませんが。(^^;

それでも原理的に周辺の画質は落ちますので、ポータブル赤道儀の出番は無くならないでしょうけど。
ということで、VIXENのポラリエにも期待しているところです。(笑)

投稿: ich | 2011年9月27日 (火) 05:32

>ich様

 本格的にやるなら、赤道儀ですよね。レンズ自体が星と角度を変えずに向き合っていくのですから、広角の場合の投影の問題も無いし、コンポジットも出来るし。
 晴れそのものが貴重なので、赤道儀を持っていけるときにわざわざO-GPS1で中途半端な仕上がりに時間を費やしても…と思っていました。でも、キャリブレーションがうまく行ったとき(「OK」が出ても、その時々で精度に差があるような気がする)の追尾状況は驚くほどいいので、精度向上策には期待しちゃいます。
 タイマーによるバルブ露出は便利、レリーズスイッチ忘れたときとか、赤道儀がトラブったときの補助手段としても有用です。
 
 赤道儀を山に持ち上げるのはきつくなったし…ライトなポタ赤という手もありますね。ペンタ以外でも使えるし。

投稿: keypon13^2 | 2011年9月27日 (火) 07:14

随分時間がかかったようですが、アストロトレーサー入手おめでとうございます。
自分の場合は、今年の立山行での使用を前提にしていたのですが、悪天候に阻まれ
立山でのデビューは×となり、以来、電源は入れずじまいで今日に至っています。

開発当初は基準星導入によるキャリブレーションという案もあったようですので、
貴殿も仰っているように、ぜひこの手法も追加して欲しいところです。

便利だなぁと思うのは、いったんキャリブレーションを終えれば、三脚ごと場所を
変えての撮影続行も可能なことです。これはポタ赤には真似できないことで、撮影
方向に障害物があったりする場合にとても助かります。
タイマーレリーズを忘れても露光できるのも有り難いです。もう1つ、内蔵時計を
補正してくれる機能も(個人的には)大変有り難いです。

投稿: Ken28 | 2011年9月28日 (水) 21:15

>Ken28様

一応、予約までしたのですが、予約の枠からはあぶれたみたいで、なかなか手に入りませんでした。
いろいろ改善すべき点、制約のある点もあると思いますが、新しい可能性、新しい提案には興味を抱きました。
赤道儀には無い機動性もあることですし、付加機能も便利です。今後も追実験しながら、可能性を見守っていきたいと思います。
135mmレンズ程度で、調子のいい時はかなりいい追尾をしますので、メシエ天体や彗星のおよその位置等狙えたら面白いと思います。
ただ、135mm程度の長玉では、向ける方向によってなのか、その時々のコンディションなのか、だいぶ追尾性能にムラがあります。
恐らくキャリブレーションで決まる精度だと思います。

投稿: keypon13^2 | 2011年9月29日 (木) 23:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36015/52841000

この記事へのトラックバック一覧です: O-GPS1を使ってみた:

« 今度こそ金峰山 | トップページ | O-GPS1習熟訓練? »