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2012年3月29日 (木)

04 TOY LENS WIDEの謎

表題の04レンズで、順光の遠景。

Buil_04

04レンズ、1/250 F7.1 ISO125

02レンズ:smc PENTAX 1:2.8-4.5  5-15mm ED AL[IF]の6.3mmで

Buil_02

02ズーム、1/800 F4.0 ISO125

画面の明るさが違うのは、04のとき、雲間から日が差し込んだためと思われる。
ぱっと見て違うのは、タル形の歪曲収差。
しかし、02では、歪曲収差補正をONにしているせいもある。
(02レンズ広角側も、補正なしではかなり歪む。)
使えるものは使うということでの比較。
それ以外では、TOYレンズという名称からは拍子抜けするくらい、普通に良好な写りだ。
左下の部分拡大。

04 TOY

Upp04


02 ZOOM

Upp02

画面中央はあまり差が出なかったが、画面周辺を仔細に見れば、やはり高性能レンズシリーズ02のほうが結像性能は上。
当然だけど。

さて、逆光。

Seiti04

1/30 F7.1 ISO250

ハイライトに光芒がにじみ、白昼夢のような雰囲気になった。
有効口径1mmにも満たない、このレンズ。

Toy04f

裏側

Toy04b

情報接点は持っているので、焦点距離やF値の記録は残るし、手振れ補正も効く。
焦点距離6.3mmなのに、後玉はマウント面から相当レンズ内部に奥まった位置にある。
Kマウントの広角レンズなら、いや645でも67でも他社でも広角レンズなら、後玉はバック寸法が許すぎりぎりまでミラーに近いところまで迫っているのが普通なのに・・・不思議だ。
フィルム時代なら、ミラーのない距離計連動機の、一眼レフに対する優位点の一つに、バック寸法に制限されない、コンパクトで描写の優れた広角レンズが自由に設計できることがあった。
それなのに、ミラーのないQでわざわざ余裕綽々なこのレンズ配置は?

レンズ固定機なら、特定のレンズにあわせてイメージセンサーのオンチップマイクロレンズを周辺ほど内側にシフトするなどして最適化できるが、レンズ交換式では、そうもゆかぬ。
汎用のイメージセンサーだから、テレセン性を確保したから?とか、
絶対的に小さいレンズは逆に製造しにくいから、レトロフォーカスを強くとってレンズエレメントを大きくして製造しやすくするために?とか
いろいろ空想するのは楽しい。

まあ、MFオンリーで速写にはむかないし、F値も暗い、描写も一筋縄ではいかない、いろいろ考えさせられるレンズだ。
これひとつつけっぱは厳しい。が、本気レンズと一緒に携行しても、まったく苦にならない重さなのは、気楽だ。

それでも、ゆくゆくは6.3mmF1.9を実現して欲しい。

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