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2012年5月11日 (金)

K-01と付き合って(8)・・・天体での高感度ノイズvs.EOS60

PENTAX K-01、高感度の画質も、なんだかいいような気がする。
共通:PENTAX  75SDHF望遠鏡直焦点/EM-200赤道儀で放置駆動
AWB、高感度NR auto (標準)、長秒時NR OFF

M13
PENTAX K-01 ISO1600 120sec 全景

M13_k01all

M13付近をほぼ同率でトリミング(流れは赤道儀の追尾不良によるもの)

・ISO1600 120sec
  PENTAX K-01

M13_k01_1600

EOS 60D

M13_60d_1600



・ISO3200  120sec
  PENTAX K-01

M13_k01_3200

EOS 60D

M13_60d_3200



・ISO6400 60sec
  PENTAX K-01

M13_k01_6400

EOS 60D

M13_60d_6400



参考
ISO12800 30sec
PENTAX K-01

M13_k01_12800


・対象は、EOS 60Dの光学ファインダーでも、どちらの機種のLVでも見えない。一等星なら、光学でもLVでもたやすく見え、両機種ともに、LV拡大でピントも合わせられる。
EOS 60DのLVのほうが、ピントの山はつかみやすい。
・まずわかりやすいのはAWB。K-01のほうが、的確だと思う。
・両者ともに良く似た星像。デフォルト現像では、K-01のほうが色ノイズが少ないようだ。
それはディテール喪失とトレードオフでもある。ISO1600を超える高感度では、メーカーデフォではK-01はノイズ低減重視、EOS 60Dは解像感重視のようにおもえる。いずれもISO1600では十分実用的だ。
・60Dのほうが画素数は多いが、ISO1600では両者の星の分離はほぼ互角に思える。
・当然ながら、両者とも、高感度では細部の描写がつぶれてくる。
・直焦点にもK-01を本気で使っていいのかもしれない。
ただし、ステライメージが未対応。

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