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2012年5月11日 (金)

K-01と付き合って(7)・・・動画から惑星静止画でvs.Q

 惑星には、拡大率の関係で撮像センサーの小さい機種が有利といわれています。
 光量のたっぷりある金星、木星、接近時の火星では自分の機材の中では、PENTAX Qが活躍しています。
しかし、土星の場合、手持ちの口径16cm反射では、光量が動画を回す1/30secのシャッターでは、ぎりぎりの領域になってきます。
 大きなセンサーで感度良く受ける(その代わりトリミング必要なことが不利)ほうがいいのか、拡大率で有利な小さなセンサーのほうがいいのか、微妙になってきます。そこで、PRIME MのMは動画のMとメーカーも謳うPENTAX K-01を登板させてみました。

「土星」2012/5/10  21:00頃撮影
共通:タカハシMT160 D=160mm f.l.=1000mm反射望遠鏡 30fpsFullHD動画約30秒の収録より画像品質上位180フレームをRegiStax6で合成処理。

PENTAX K-01:smc-PENTAX O-9mm接眼鏡 引伸ばし法、筒中間長さ/  1/30sec ISO3200
PENTAX Q:smc-PENTAX O-12mm接眼鏡 引伸ばし法、筒最短/  1/30sec ISO1600

K-01では、撮像素子上である程度大きなイメージを得たいので、より高倍率な接眼鏡を使い、カメラアダプターの筒も伸ばしている→ISO値は高感度が必要。しかし画素ピッチは大きいはず。高感度には有利なはずだけど・・・

↓K-01(トリミングなし)による

Stnk01wlt

 

↓Qと同じくらいの大きさのイメージになるように上画像をトリミング

Stnk01upwlt


↓PENTAX Q(トリミングなし)による

Stnq_wlt

一長一短というところ。が、素材としてはQのほうに軍配が上がるのかな(?)
シャープネスはRegiStax6のウェーブレットの掛け方次第でずいぶんと変わってくるので、参考程度。Qの画像はもう少しシャープネスを掛けてもよさそう。

・K-01では動画のスタート/ストップともにリモコンでできるので、ブレがなくてよい。Qはスタートはできるが、何故だかストップはシャッターボタンを押さなければならない。サポセンの個体でも確認してもらったので、自分の個体の不具合ではないようだ。
・もうK-5のことは覚えていないが、ピント合わせに対するLV観察画像のレスポンスはK-5よりK-01のほうが良くなったように感じる。
・動画時のシャッター速度、ISO感度が設定できる点はK-5より進歩。
・肝心の画質に関しては、条件統一して比較できない。K-5はAVI形式だったのでRegiStax6とは相性が良い印象はある。H.264からAVI形式への変換はいろいろな方法を試してみているが、画質的には大差なし(イマイチ情報欠落を感じる)。
・惑星観察はやはりシーイング第一。微妙な機材の差など吹き飛んでしまう。その中でもQのような豆粒センサーが好結果を得ることもあるのは、ある種おもしろい。

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