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2012年7月18日 (水)

にわかフルのレンズ事情(1)

 ボディだけあっても、フルサイズをカバーできるレンズが無ければ、宝の持ち腐れ。
いままでのいきさつ上、どうやらフルサイズカバーできそうなレンズを集めてきたら、こんな感じになった。

Full_lens

手持ちのM42レンズでは、ミラー干渉の関係からFish-eye-TAKUMAR  1:4 17mmのみ。
Kマウントも、smc PENTAX-FA☆1:2 24mmAL、M28/2.8、FA100/2.8 MACROあたり。
新鋭EF40/2.8STMがフルサイズカバーということで、どんな写りを見せてくれるか。
銀塩カメラのときは35/2大好き人間だったので、EF35/2は中古だが、確保してみた。
設計古めのレンズが現代のフルサイズセンサーでどの程度戦力になるか、徐々に試していきたい。

まずは、新鋭のEF40/2.8STMを星で。

共通:EOS 5D MarkⅡ、ISO800、RAWをSI6で現像、NR処理は無し。
SPACEBOYで追尾

 結論から言うと、周辺減光が開放ではきついのが難点だが、結像性能はかなり良好。隅では軽微なコマが認められるが、かわいいもんだ。絞れば更に良くなる。F4.5に絞るのはもったいないが、周辺光量確保のためには、このくらい絞りたい。
 画角は、夏の大三角がちょうど納まる。ファインダーでの構図確認も容易。

Img_0112_4045_ee

↑40mm/2.8 F4.5 240sec 強調処理あり。

↓F2.8開放、90sec

Img_0110_4028

↓F4 180sec

Img_0111_4040

↓F4.5 240sec

Img_0112_4045

左下隅部の星像 長辺短辺ともに画面の1/10のエリア
↓F2.8開放

Img_0110_4028_up

↓F4

Img_0111_4040_up

↓F4.5

Img_0112_4045_up

フルでは使いやすい画角になる。画質もいいし、近接も効く。

ただ、PENTAX K-5とEOS 5D MarkⅡのボディの使用状態での重量差は165g。
この130gのEF40/2.8でスナップとしゃれ込んでも1kgを超えるわけで・・・。
しかし、18-135ズームあたりをつけたK-5よりは軽いわけで、その気になれば重すぎてへろへろ、というほどでもない。

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コメント

ちょうど自分でも夏の大三角形を撮影したのですが、フルサイズだと40mmでも収まるのですね。
Kiss X2に19mmでも、それほど変わらない画角だなあと思って計算してみたら、APS-Cなら25mmくらいなのですね。
なるほど、納得。(笑)

やはり星野・星景には向いていそうですね。(^^)

投稿: ich | 2012年7月18日 (水) 21:58

>ich様

 キスデジシリーズにsmc PENTAX-FA☆1:2 24mmALをつけて夏の大三角を撮るのが通過儀式でした。
このときのフル換算が38mm程度ですから、40mmにフルなら、ぎりぎり収まるわけです。

星景・星野に向いているといえそうです。ただし、隅まで結像性能の良い、いいレンズを確保できるならですが(^^;

 

投稿: keypon13^2 | 2012年7月18日 (水) 23:03

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