にわかフルのレンズ事情(1)
ボディだけあっても、フルサイズをカバーできるレンズが無ければ、宝の持ち腐れ。
いままでのいきさつ上、どうやらフルサイズカバーできそうなレンズを集めてきたら、こんな感じになった。
手持ちのM42レンズでは、ミラー干渉の関係からFish-eye-TAKUMAR 1:4 17mmのみ。
Kマウントも、smc PENTAX-FA☆1:2 24mmAL、M28/2.8、FA100/2.8 MACROあたり。
新鋭EF40/2.8STMがフルサイズカバーということで、どんな写りを見せてくれるか。
銀塩カメラのときは35/2大好き人間だったので、EF35/2は中古だが、確保してみた。
設計古めのレンズが現代のフルサイズセンサーでどの程度戦力になるか、徐々に試していきたい。
まずは、新鋭のEF40/2.8STMを星で。
共通:EOS 5D MarkⅡ、ISO800、RAWをSI6で現像、NR処理は無し。
SPACEBOYで追尾
結論から言うと、周辺減光が開放ではきついのが難点だが、結像性能はかなり良好。隅では軽微なコマが認められるが、かわいいもんだ。絞れば更に良くなる。F4.5に絞るのはもったいないが、周辺光量確保のためには、このくらい絞りたい。
画角は、夏の大三角がちょうど納まる。ファインダーでの構図確認も容易。
↑40mm/2.8 F4.5 240sec 強調処理あり。
↓F2.8開放、90sec
↓F4 180sec
↓F4.5 240sec
左下隅部の星像 長辺短辺ともに画面の1/10のエリア
↓F2.8開放
↓F4
↓F4.5
フルでは使いやすい画角になる。画質もいいし、近接も効く。
ただ、PENTAX K-5とEOS 5D MarkⅡのボディの使用状態での重量差は165g。
この130gのEF40/2.8でスナップとしゃれ込んでも1kgを超えるわけで・・・。
しかし、18-135ズームあたりをつけたK-5よりは軽いわけで、その気になれば重すぎてへろへろ、というほどでもない。
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コメント
ちょうど自分でも夏の大三角形を撮影したのですが、フルサイズだと40mmでも収まるのですね。
Kiss X2に19mmでも、それほど変わらない画角だなあと思って計算してみたら、APS-Cなら25mmくらいなのですね。
なるほど、納得。(笑)
やはり星野・星景には向いていそうですね。(^^)
投稿: ich | 2012年7月18日 (水) 21:58
>ich様
キスデジシリーズにsmc PENTAX-FA☆1:2 24mmALをつけて夏の大三角を撮るのが通過儀式でした。
このときのフル換算が38mm程度ですから、40mmにフルなら、ぎりぎり収まるわけです。
星景・星野に向いているといえそうです。ただし、隅まで結像性能の良い、いいレンズを確保できるならですが(^^;
投稿: keypon13^2 | 2012年7月18日 (水) 23:03