蝶ケ岳(3)・・・朝
もろもろの理由で良く寝れないまま、短時間はきっと濃く寝たのだろう。
そして、朝4時。山小屋の朝は早い。がさごそ、荷造りの音。
自分は、夜のうちに一定の「収穫」があったので、ゆっくり目に起きて、そのまま下山のつもりだった。
が、まだ薄明時間帯。天気はどんなだろうと、トイレに立ってみた。なんと!すばらしい快晴。明けの明星がぎらぎらと輝いている。
多くの人が外でスタンバッていた。ご来光を。天文現象の関心に、一般の人より鈍いなんて・・・。
急遽、起きて、準備した。
みな、今か今かと見つめる。日の出の正確な時刻を調べてきた人もいる。
「夜明け前」
EOS 5D MarkⅡ/smc PENTAX-FA☆1:2 24mmAL F4.8/ 1/25sec ISO100
この瞬間を前に、雲海からわずかに頭を突き出す山々の解説を始める人。
だまってうなづく。
太陽と松の間の山は浅間山だそうだ。
「ご来光」
EOS 5D MarkⅡ/smc PENTAX-FA☆1:2 24mmAL F4.8/ 1/400sec ISO100
「薄味のモルゲンロート」
この山に20回以上登っている年配男性によると、「こんなに見事に晴れるのは、とても貴重なこと!」なのだそうだ。
いろいろとビギナーズラックもあり、反省点もあり、思い出深い登山となった。
下山も登りと同じ4時間50分を要した。ガイドブックでは2時間30分の区間を・・・。
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