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2012年9月16日 (日)

広角域の拡張

 フルサイズEOS 5D MarkⅡにしたのは、星景、星野の広い画角の画を切り取りたいというのが一番の動機。
 だが、Canon純正は16-35/2.8Lが定番なのだが、よいお値段である。もちろん機動性、快適性能もふくめ、総合的にバランスを取ったものに仕上がっている。
サードパーティーでいいなら・・・APS-CのときはSIGMA 8‐16mm 1:4.5-5.6HSMが実に良い仕事をしてくれた。
そんな時、某お店のガラスケースに自分の用途によさげなのを見つけた。
↓TokinaのAT-X16-28mmF2.8 PRO FX

Atx16_28

なにしろデカい。
ニコンのゲンコツに匹敵する大きさ重さ。
しかし、GANREFなどで性能調査をすると数値からは素晴らしいレンズの予感がする。
また、純正レンズはソフト的に収差補正する時代、トキナーはそれに頼れないからレンズそのもので良くするという心意気を感じ取った。
それでいて、お値段は純正の1/2-1/3かも知れない。
それだとしても、にわかにできる財源ではない。
そこで、APS-Cのボディとレンズを大幅処分することで、捻出した(苦笑)。
EOS 60Dまで売却してしまったのはやりすぎだったか・・・。
まともな感色性のAPS-C機は手元にない事態に(汗)
DAレンズも残り1本・・・。長年親しんできたPENTAX(APS機)ともさよならのときを迎えた。
しかしながら、自分の場合、本命機種を手にすると、それ以外の機種をほとんど使わなくなってしまう習性があり、残しておいてももったいない状況になる。

 その犠牲の甲斐あって、若干追金しなければならないかと思ったが、回生制動というかおつりが来た。

EOS 5D MarkⅡ
ISO100 16mm  F2.8 1/1600sec

Atx16ex1    


ISO100 16mm F5.6 1/500sec

Atx16_0061

 
 まず、キヤノン用なのに、SD-Mという駆動系(笑)・・・ペンタックスよ、この用語他社に使わせていいのか(?)
確かに、ジーコジーコいう感じではない。ただ、起動停止はカクカクと小刻みに音を立てる。やはり超音波モーターのほうがスムーズ。
MFはかつてのFA☆レンズのように、ピントリングをシフトして行う。これも、一般撮影ではフルタイムマニュアルのほうが洗練されている。
ただ、星には、MFが適度にフリクションが効いていい感じだ。

 さて、描写。
 フル換算で12mmというSIGMA 8‐16mm 1:4.5-5.6HSMを使ってきているから、圧倒的な画角の強烈さというものはなかった。
しかし、フルの広大なファインダーにF2.8の明るさの超広角の映像を見るのは、とても新鮮な感覚である。
そして、開放付近では、強いパースと穏やかなボケ味が同時に存在する不思議な描写。
もちろん、星にも試してみたい。

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コメント

思い切りましたね。(^_^)
本来メインカメラに投資を集中するのは理想なのですが、貧乏病でなかなか整理できません。(笑)
フルサイズも新しいのが続々出て来て、楽しみになってきましたね。
今のところ、欲しいと思う機種と価格のバランスが合わないのですが、いずれはと思っています。

投稿: ich | 2012年9月17日 (月) 06:02

かつては、カメラ(やレンズ)に加えてフィルム選択の楽しみがありましたが、
今は、(確かに画像処理過程である程度加減できるとはいえ)カメラそのものが
(銀塩時代の)フィルム選択に関わる要素があり、自分はカメラを絞り切れない
ままです。(否、目移りしやすい性格?貧乏性の言い訳です)
記事を拝見し、観音製フルサイズも欲しくなってきました。(呆、懲りない性格)

それにしても、噂のK-3はフルサイズなのでしょうか?APS-CはK-5で終わった?感が
あり、今更APS-Cでは乗り遅れの気がします。>我等がペンタックス
K-3がフルサイズだったにせよ、レンズが玉不足?な気がします。>ペンタックス

投稿: 龍吉 | 2012年9月18日 (火) 22:06

>ich様

 利用率の極端に低い機材は、なんだか見るに忍びなくなりました。逆の発想の貧乏性です(苦笑)
思い切って整理して、心機一転?取り組みたいと思います。
ここ数日でD600やEOS 6Dも出て、なんだか複雑な気持ちですが、選択肢の増えることは素直にいいことだと思います。
ただ、特にEOS 6Dはなんとも悩ましい、微妙に半端なスペックですが、山に連れて行く場面など、小型軽量なのはちょっと心は揺れます。
いや、新しいのはステライメージの対応も時間がかかりますし、中古の5D2でも「これでいいのだ。」と言いきかせているところです(笑)


>龍吉様

 フルかAPS-Cかというより、明るい新しい単焦点広角など自分の思う好みのレンズシステムが、PENTAXではなかなかそろってこなかったのが機材大リストラの動機のなかで大きかったのかな、と思います。
レンズ専門メーカーからもPENTAX向けが少なくなって残念なところです。
望む新しいレンズが出て、K-5を中心に、PENTAXでまとめられればフルにはこだわらない違う姿になったと思いますが・・・。
この数日でD600やEOS 6Dも出て、フルサイズも選択肢が増えて楽しみが増したのはいいことだと思いますが、今のところPENTAXのフルは、フォトキナからも聞こえてきません。そこはちょっとさびしいかな、と思います。

投稿: keypon13^2 | 2012年9月19日 (水) 00:14

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