Tokina AT-X 16-28mm F2.8 星的ファーストライト
なかなか夜スカッと晴れない。ようやく10/12、まずまずの晴れ具合になった。
さっそくトキナーを試してみた。
EOS 5D MarkII /Tokina AT-X 16-28mm F2.8 (16mm)→F5.6/ 480sec ISO800 RAW
SPACEBOYで追尾 DPPで現像
F5.6では、いわば中判で撮ったようなのような分離のよさ。すばらしい。
仔細に見ると、四隅の流れ方には若干の非対称性を感じる。
が、SIGMA 8‐16mm 1:4.5-5.6HSMのときも若干あったし、そんなことほっトキナーと思う程度。
その点は単焦点が安定しているように思う。しかし、単焦点でもこのレンズの描写を超えるものは少ないように思う。
F4でもいけそうだったが、たまたまF5.6で撮っているコマに明るい流星が写った。
ISO800 F5.6で写るのだから相当に明るい。実際、よそ見していても、振り向くような明るさを感じた。
地上風景の構図重視でもう1枚。
データは同様。
なぜか、モノクロームのように色彩を感じないが、実際、水蒸気が多い空具合だったようだ。
星景を見据えて、高感度短時間も実験してみた。(赤道儀は追尾させた)
共通:EOS 5D MarkII /Tokina AT-X 16-28mm F2.8 (16mm)/30sec RAW
SPACEBOYで追尾
↓16mmF2.8開放 ISO3200 30sec
↓一段絞って16mmF4 ISO6400 30sec
さすがに開放では周辺光量の低下が目立つ。一段絞ると、均等性はぐっと向上する。
その代わり、星が(地上物があまりぶれないように)流れないようにするにはISO6400を必要とする。
RAW現像のとき、NRデフォルトで行ったが、ISO6400もなんとか実用範囲である。
EOS KissX3ではISO3200は許せてもISO6400は厳しい画質だったので、さすがはフルサイズといいたいところだが、撮りっぱなし高感度では、最近の機種はさらにいいと予想される。
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コメント
良い感じですね。
空の色が言われるように色味を感じませんが、これはこれで落ち着いた雰囲気が有りますね。
当地はようやく新月期になったのに、空模様が今ひとつです。
おまけに自宅付近でも猪が徘徊しているので、安心して撮影も出来ません。(T_T)
投稿: ich | 2012年10月15日 (月) 21:13
>ich様
実は、この撮影地は高峰高原ホテルの少し北側です。
高地に出向いたにもかかわらず、肉眼で見ても色を感じない空でした(´・ω・`)
淡い秋の銀河がさらさらと流れているようで、これはこれで風情?はあります。
5D2は、K-01などと比べると、デフォルトはどちらかというと淡白な色かもしれません。
PENTAX機のような色の乗りの良さが、設定ひとつでできるといいのですが。
こちらも、空模様はダメです。今日も穏やかに晴れているのですが、遠くの山は春霞のように見えません。
それにしても猪ですか・・・。夜は行動を潜める(本来の)熊より危険かもしれません( ̄Д ̄;;
投稿: keypon13^2 | 2012年10月16日 (火) 20:16
はじめまして、、k-5,EOS60D,EOS5DMARK2をお使いになっており自分と機材も同じで被写体も似ており、参考にさせてもらいながら楽しく拝見しております。
ただ春先にLレンズを何本か残してEOS60Dと5DMARK2とレンズ数本を下取りにEM-5とマイクロフォーサーズをメインにすべく移行したのですが、ミラーショックがないので星を撮っていてコンポジットしてもぶれている写真がないのですが、バッテリーが30秒露光で2時間ぐらいしか持たないのと、評判の良い広角レンズも光芒があまり好みでないので、フルサイズやAPS-Cのカメラをメインにもどすか迷っているのですが、一眼レフのミラーショックは星撮りの一番の敵だと思いますが、5DMARK2はライブビューで撮るとミラーアップしたままなのでミラーショックはなくせるのですが、カメラに良くないような気がするし、K-5は重たい三脚でも必ずぶれているのですが、何か良い対策はありますか?
あとK-01だとコンポジット用のインターバル撮影にはもっとも向いていそうですが、どうでしょうか?
ps キャノンは夜空が紫色になりますよね。
投稿: saruma | 2012年10月18日 (木) 14:02
すいません、K-5でインターバル撮影がぶれている原因わかりました、自動水平補正をオンにしておくとぶれるようでした。
つまらないことを質問してしまい申し訳ありませんでした。
投稿: saruma | 2012年10月18日 (木) 20:55
>saruma様
はじめまして。レス遅くなりましてすみませんm(_ _)m
今まで、広角レンズでの星景・星野でミラーショックによる影響を感じたことはありませんでした。
(惑星や月の拡大撮影では深刻でしたが)
その意味では、私は、とくにレフ機が不利とも考えていません。
センサーの技術進歩はまだまだありそうですから、小さめのセンサーでもびっくりするほど良く写る、という驚きが今後もあるかもしれませんね。
フルはやはりファインダーの見え味がお気に入りの点です。超広角でも一等星うまくいけば二等星もファインダーで見えるのが美点だと思っています。
K-01のインターバルで星景をやったことはありましたが、撮影結果については、おおむね好結果でした。
ただ、K-01の背面液晶では、夜の暗い場面で構図を決めるのは困難といわざるを得ません。
(EM-5だと構図が決められる程度は見えるんでしょうか?)
ただ、露出時間が30秒MAXなのと、露出時間よりちょっと少し長めに撮影間隔を設定しないとうまくいきません。
休止が幾分長めに付きます。
K-5で自動水平だと、動的に撮像素子を制御しますから、星に対してはぶれることになるわけですね・・・なるほど合点しました。
夜空、EOS 60D のJPEG撮ってだしはピンクっぽい色になりがちですがEOS 5D MarkII もその傾向はありますが、だいぶナチュラルかと思います。
投稿: keypon13^2 | 2012年10月19日 (金) 22:49
レス ありがとうございます。
星影写真なのですが、都会でスカイツリーを構図にいれたりして、ほとんどライブビューでピントをあわせていますのでカメラの液晶で十分なのです。
K-5Ⅱs評判いいので、もう一度ペンタックス、メインで撮ろうかとK-5を引っ張り出して、星を撮りはじめたのですが、15mmのリミテッドレンズとオリンパスの12mmと撮り比べると、レンズの明るさを感度をあげて同等にしても、写っている星の数がだいぶ違うんですよね(12mmのほうがずっと多く写っている)。
キャノンと併用しているときもキャノンの方がよく写っていたので、キャノンでまとめようかと思い、キャノンの機材が増えてしまったのはまったく同じです。
キャノンとニコンばかりじゃおもしろくないので、ペンタックスにも15%から20%ぐらいのシェアをとってがんばってほしいのですが(40%も50%も取られたらかえって使いませんが)、趣味としてのめり込み、星を撮ろうとおもうと明るい広角単焦点やズーム、シフトレンズ、鳥や飛行機を撮ろうとおもうと明るい望遠単焦点やズームもないし、なによりいまの市場の変化にすぐに対応しなければいけない時代にリコーとくっついて一年もたつのに、フルサイズを出すにしても、レンズを出すにしてもちょっともたつきすぎですね。
ps EF16-35mmⅡとEF8-15mmはまだ持っておりますが、16-35はsigma8-16mmやDA12-24mmやEF-S10-22mmのほうがずっとよくこれであの値段かよですが、EF8-15mmはDA10-17mmよりはずっとよく値段分の価値があるとおもいますので星影にはお勧めです。
投稿: saruma | 2012年10月20日 (土) 21:52
saruma 様:
はじめまして。横レス失礼します。
OM-D E-M5は評判良いですね。
星の写る数が違う、というお話でしたが、もともとフォーサーズはセンサーサイズが小さいだけにレンズ自体の性能も高いのでしょうが、
この機種もローパスフィルターの効きがかなり弱めということで、レンズの解像度を十分に引き出せているのでしょうね。
私はPENTAXユーザーなので、K-5Ⅱsにも期待したいところですが、できればもう少し画素数を上げて欲しかった、というのが正直な感想です。
ローパスレスにするにも都合が良かったでしょうし・・・。D3200並みの2400万画素くらいで出ていたら、かなり欲しかったと思います。(^^)
投稿: ich | 2012年10月21日 (日) 11:18
>saruma様
K-5の15mmよりm4/3の12mmの方が星の数が多いのですか。興味深いですね。もっともペンタの15mmは開放でもF4ですから、明るさという点では厳しいのかも。
都会の構造物と星景なら、EVFでも十分構図取りができるのですね。
フルでいいレンズだと重くて高価なのは使ってみて体感しました。
軽くて星的に写りが良ければ、ある意味理想の機材なので、私も将来的にはミラーレスで星がよく写るのを自分のラインナップに加えたいと考えています。
ええ、今の時点では構想のみです・・・。(独り言)
PENTAXもどこかで応援してはいますが、現行の機材での直接の応援ができていないのが申し訳ないところです。
一つ思ったのは、PENTAXのファンでいる為には、気が長くないとだめですね。私みたいにすぐ短絡的に行動に走る人間には向いていないというか。
せめて新作レンズがいくつか、欲しいスポットを埋める形で出てくれれば・・・。
EF8-15魚眼は欲しいなぁ、と思っているところです。
投稿: keypon13^2 | 2012年10月21日 (日) 19:24
>ich様
APS-C解像番長をねらったローパスレスなら、K-5シリーズとはまた違った特徴をもった商品になったでしょうね。
すでにK-5を経験していると、そちらの方が新鮮味があったに違いありません。
いずれにせよ、RICOHという畑で次のPENTAXが結実するまでにはもうしばらく時間が掛るでしょうけど、面白い物を見せてくれるに違いありません。
投稿: keypon13^2 | 2012年10月21日 (日) 20:25
keypon13^2様:
連投失礼します。(^^;
PENTAXもフルサイズをやるとアナウンスしましたが、今さら他社の後追いしてもなぁ…という気がしています。
そもそも他社も含めてフィルム時代の規格にこだわる意味もよく理解できません。上がってくる画像が全てなのですから(センサーを独自に用意できるなら)、もっと自由な開発が出来ると思うのですが。
ファインダーだって、等倍超えに挑戦してみたら面白いと思いますが…。
投稿: ich | 2012年10月22日 (月) 12:59
>ich様
私の場合、フィルムのときから135と6×7と、フォーマットの違いによる楽しみ方を教えてくれたのは、PENTAXでした。
解像性能とかノイズ以外にも、焦点深度の違いから来る空気感には、センサーサイズによる違いが出ます。
いろいろなセンサーサイズが選べるのも、デジタルならではではないでしょうか。
狙いに応じて、撮影者がセンサーサイズを選んでいけばいいのではないでしょうか。
ファインダーも、ただ倍率を上げても見え味が良くなるとは限りません。
私は、PENTAXがフルサイズに参入するのは、心情的には歓迎です。採算ベースに乗るかというと、難しいのもまた事実。
更に、フル用レンズはメーカーが1から揃えていかねばなりませんね。
無理して元も子も、なんてことがないように祈念しつつ、新しい胎動にはそっと期待しております。
投稿: keypon13^2 | 2012年10月22日 (月) 19:24
keypon13^2様:
なんだかクレーマーめいて来たので、このへんでお終いにしたいと思いますが(笑)最後に。
商品としてマトモどうかは別として私の考えたのは、例えば645Dのセンサー(あるいはもっと大きなセンサー)を使ったノン・レフレックス、みたいなものです。
少々もったいないですがマウントはKA2にして、撮像範囲の余裕分を手振れ補正や構図補正といった今のSRの機能は電子的に行う。
使用レンズによるクロップや、構図の縦横なども、かなり自由なカメラが出来るんではないかと。
ファインダーもX-Pro1のハイブリッドファインダーのアイデアを使えば、マクロや望遠はEVF、スナップや風景写真には光学ファインダー、みたいな。
まあ、妄想に過ぎませんが、PENTAXが今更フツーのフルサイズを出してもつまらないと思うのです。どうせなら今までに無かったようなカメラのスタイルを提案して欲しいです。
ファンとしては。(^^;
投稿: ich | 2012年10月23日 (火) 05:45
>ich様
ichさんの、PENTAXファンとしての、熱い、暖かいメッセージが伝わってきます。
私の前レスは、ちょっとずれてしまっていましたねm(_ _)m
たとえばEVFも、これからの可能性を秘めたものだと思います。
レスポンスは多少犠牲にしても、星空構図確認用”増感”ビューファインダーとか、光学ファインダーではできないこともできるんではないかと。
私自身は、奇をてらわないシンプル、撮影機能に徹した小型軽量を究めたペンタのフル、絞りリングを復活した新レンズとともに操作系はレトロに走る・・・でもいいかなと思ったのですが、いまどき手振れ補正がないと企画段階で没だそうですし(笑)
撮像素子の使いこなしには長けたペンタですし、常識的にまとめたEOS 6D程度のフルサイズのDSLRぐらい、技術的には出そうと思えばすぐにでも出せるに違いありません。
後発ならではのウリ、K-7でやってのけたSRを応用した100%ファインダーのアイデアの驚きみたいな、何を盛り込むかで腐心しているのだと思います。
後はやはりレンズですね。電子的手振れ補正をやるにも、イメージサークルは一回り広くしないとムリだし。
キヤノン持ってても、このレンズはペンタのほうがいいからペンタボディを欲しくなる・・・みたいなレンズが増えればそれだけでペンタのフルも意味あると思います。
投稿: keypon13^2 | 2012年10月23日 (火) 08:02