もはや流星雨の感あり・・・今年のふたご座流星群
ムスメも見たいようなことを言っていたが・・・部活の疲労で爆睡(ーー;)
残念ながら見切り発車です┐(´-`)┌
標高800mあたりの国道の温度表示は-8℃であった。道中、フロントガラス越しに、火球が飛んだ。すげー。
1700mの高原に向かう。当然、予想されたのだが、途中から道路にも積雪がある。
あと100mくらいの最後のところで、4WD切り替えが必要だった。
さて、空。最高。月もない。めちゃくちゃ寒い。-10℃は軽く下回っているのではないか。
凍み死んじむー。でも、モチベーションは上々。やはり月がないというのは効いている。
3~4等級の小粒のものは、それこそしょっちゅうあちこちに乱れ飛んでいる気すらする。
個数はふたご座群のほうが多い気がするが、派手に明るいのはペルセウス群のほうが感動的かな、とじれったく思っていると、いや、そんなことないよ、ばかりに時折サービスしてくれる(笑)。
車のシートを倒して、ダッシュボードを枕に仰向けに空を仰ぐ。飛ぶ飛ぶ。
EOS 5D MarkII /Tokina AT-X 16-28mm F2.8(16mm)開放/ 30sec ISO2500
EM-200赤道儀で追尾 24コマ比較明合成
2012/12/14
0:23/0:38/0:42/0:44/0:49/0:50/0:57/1:11/1:22/1:26/1:31/1:33/
1:45/2:03/2:05/2:09/2:11/2:13/2:27/2:33/2:40/2:52/2:57/3:07
輻射点付近を別カメラで。
EOS KissX2改/smc PENTAX-FA☆1:2 24mmAL F2.4/ 30sec ISO1600
EM-200赤道儀で追尾 16コマ比較明合成
2012/12/14
0:23/0:34/0:42/0:57/1:27/1:42/1:49/1:50/
2:07/2:09/2:10/2:11/2:13/2:52/2:57/3:07
ふたご座流星群、侮りがたし。
2001年のしし座流星群をちょっとだけ思いだす。
もっとも、今回のは2時間40分にわたる撮影の合成であって・・・。
2001年のしし座流星群は、銀塩2-3分の露出の一こまにもっと写っていたので別格ですが・・・。
困った事象その1
Tokina AT-X 16-28mm F2.8は、このような撮影には威力を発揮してくれるのだが、一点困ることがあった。
ズームフードは一般撮影にはいいのですが、フードと前玉に隙間があって、霜防止のヒーターの熱が伝わりにくい。SIGMA 8‐16mm 1:4.5-5.6HSMのときは顕著で、ヒーターを巻いても霜が降りてしまって途方にくれた。
隙間に厚さ0.5mmの鉛板を差し込んで、隙間をつめてみた。といっても密着すればズームできなくなるし、まだ保証のきいている新しいレンズに細工をしたくはない。
あくまでも気休めの域を出ない。が、一応、今回の撮影では霜を防止することはできた。
困った事象その2 EOS 5D MarkII の発狂。
5D2では、378コマ撮影して電池の減りはマークで半分、快調。
ところが、後半になると2コマに1コマの割合でテレビの走査線(画面は部分拡大)のような横縞が現れるのだ。
比較明合成でわかりにくくなりましたが・・・。
熱ノイズが増えるというのならわからないでもない。でも、順当に増えていくはずだ。
1コマごとに正常異常を繰り返すのは解せない。
5D2の現象というよりは、自分の個体の異常なのだろうorz
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コメント
satelight57です。
まさに 最高の条件下での流星群だったようですね。
昨年の皆既月食も最高の条件でした。
当地も快晴でひさびさに遠征しましたが、なにしろ
寒くて途中で帰りました。根性がないです。
-10度なんて想像できません。
それにしても 良く写ってますね。
露とりヒーターですが、こちらの記事が
わりと参考になります。
http://photo.site-j.net/tubuyaki/vol365.html
投稿: satelight57 | 2012年12月14日 (金) 21:18
>satelight57様
ふたご座群は、毎年安定した発生数が観測されているようです。
でも、今年は別格のような気がしました。実際の発生数はさほど変わることはないのでしょうけど。
やはり月明かりのなかったことが、感覚的観測数には大きい影響力があると思います。
また、写真に残すとなると、空の暗さがあれば感度を高くできますので断然有利です。
興味深いリンク先教えていただき、ありがとうございました。
私もニクロム線をいくつか買ってきて実験しようと、転がっていますが・・・
問題は、ズームフードと前玉との隙間なんですよね。
ここらの寒さでは通用しないことも多くて(~_~;)
投稿: keypon13^2 | 2012年12月15日 (土) 12:15
今回のふたご座流星群は、久々に満足度高かったです。
例によって自宅近くの農道わきに断熱シートを敷いて、寝転んで観測していました。
眼視では流星痕の残るような物も含めて、かなりの数が確認できたのですが、撮影できたのは一コマだけ。(笑)
こちらの作例を見ると、もう少し撮れてもなーと思いますが。(笑)
例によって16-45mmの広角端だったのですが、魚眼レンズ選んでおくべきでした。(^^;
投稿: ich | 2012年12月16日 (日) 14:10
>ich様
月がない、というのはこんなに流星を観測しやすいことなのか、と驚いてしまいました。
3~4等級相当のは、月明かりがあるとかき消されてしまうと思います。
ただ、そういった流星は、写真には写らないかもしれません。
この日、同じところを1コマ30秒で終始撮り続けましたが、不思議なことに、最初の40分間は何も写らず。
そうかと思うと、飛ぶときは、同じ写角に1~2分間隔に、写真に写るような明るい流星が頻発するような傾向があって、少々長めに粘るのがコツかも知れません。
魚眼なら一網打尽ですが、有効口径が小さくなるせいか、暗い流星は写らなくなる感じがします。
投稿: keypon13^2 | 2012年12月17日 (月) 11:47