パンスターズ彗星・・・検出失敗orz
西側の開けた土地をさがして回る。どうやらいいところを見つけた。だが、信州は西側は北アルプスがそそり立ち、屏風のように山が高い。
が、それ以上に、夕暮れちょっとまえからいやな雲が・・・
EOS 5D MarkII /EF 70-200mm F4L USM(70mm)F4/ 1/500sec ISO400
3/4 17:55
この後、2等星が見えたのでEM-200の極軸合わせ。
しかし、実は導入したのは北斗七星のどれか・・・北極星ではなかったというとんでもないミスorz
それに従って、目盛環を頼りに、特定のほうばかりたくさん撮ったが、実はまったく明後日の方向だったorz
19:00を過ぎて、星星がきらめきを増して、ふとわれに返った。極軸が北斗七星のひしゃくに向いている!!
まあ、もう彗星は沈んでいますね。オワタ_ノ乙(、ン、) ..
双眼鏡では、くまなくサーチしたはずだったが、なぁーんにも見えなかった。
ちょうど雲の厚いあたりだったかもしれない・・・。
次回へ向けての反省は多かった。きっとリベンジを果たすぞ(u_u。)
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コメント
CP+で彗星観測セミナーを受講した際、パンスターズ彗星では基準星を見つけるのが難しいので、自動導入赤道儀の使用は考えない方が良い、という話をされていましたが、星の見えない時間帯の観測はいろいろ難しいですね。
当地でも、西方向が開けた場所を探すのに苦労していますが、昨日ようやく確認出来ました。
見える場所は有っても観測可能な時間帯が思ったより短くて、現着時には既に見えなくなってしまった後だったり。
もう少し観やすくなったら、長いレンズで挑戦してみたいです。
投稿: ich | 2013年3月13日 (水) 04:36
>ich様
貴ブログ拝見しました。思ったより明るいうちにチャンスがあったのかもと思い直し、くまなく撮影画像を見回しましたが・・・やっぱりダメでした。
敗因はいくつかあります・・・(--;)
・方位磁針と真の北はずれていること、ずれている方向を勘違いした。また、それはけっこうずれている。
・極軸をあわせられる頃には、もう沈んでいるっぽい。
・極軸をあわせると、実は間違った向きなのに!!先入観で、座標を信じたくなり、そのあたりしか観測しなくなる。
・当地は西の北アルプスが高く迫っているのに、さらに山に近づいてしまった。
・もっと明るい時間からダメ元でどんどん撮影しないと。17:55にSS=1/500secで撮った後、未だムリだろうとだいぶ間をあけてしまった。
・でも、何より雲の存在でしょう。もう、これだけは諦めず観測の機会を増やすしかありません。
投稿: keypon13^2 | 2013年3月13日 (水) 06:41
自分も未だ眼視確認できておらず、リベンジに燃えています。
眼で見つけてないのに画像だけは撮れているのが何とも悔しいというか..。
アストロアーツの投稿欄を見ると、御代田町で撮影された画像がありました。
(初めは貴殿の撮影画像?と思いました)だから、御地は西方向も開けている
ものとばかり思っていました。
平日は、勤務時間後とはいえ、実際には、さっさと仕事を切り上げて、という
ことを連日にわたって慣行するのもはばかられるのがネックです。
自分の目標は眼視確認です。今週末に低空まで晴れることを期待しています。
(プラス彗星が異常増光することも。)とにかくリベンジしたいです。
投稿: 龍吉 | 2013年3月13日 (水) 20:25
連投・追記投稿ですみません。m(_ _)m
眼視確認が失敗している原因を考えると、実際の真西(というか太陽が没した方向)をしっかり把握できていない
こともあるように思いました。10日の高鷲行では日没方向がはっきり分かっていたのはよかったが、彗星の位置を
曖昧にしていたために見落としたと反省し、次の夕方、彗星位置はほぼ頭に入れたつもりでしたが、撮影ポイント
到着した頃には太陽が沈んでしまっていて、日没方向が十分ではなかったのです。
そこで思い出したのが、携帯用天文アプリの利用です。確か、空にかざしたら、そのポイントで、その時間に、
その方向の星空を示してくれるものです。
望遠鏡のセッティング等に時間をかけても、夕暮れの明るさでは、そんなに長時間露光出来ず、せいぜい30秒程度
でしょう。(足りなければ高感度にすればよいと思います)だから、極軸合わせは適当でよいと思います。
むしろ、太陽がどの方向に沈んだか?彗星はどの方向かをしっかり把握する方が実践的・実用的と思いました。
12日は焦っていて全くそんなことに気付かず、双眼鏡を闇雲に振り回しているだけでした。彗星方向が分かれば
念入りにその辺りを探索すれば見付けられたのに!と、今も後悔しています。
投稿: 龍吉 | 2013年3月13日 (水) 21:14
>龍吉様
実は、観測地は当初自宅近くのほうがいいかな、と思ったのですが、街灯が強烈にかさなる方向なので、ゴーストと紛らわしくなったらいやだと考えました。
どうせ移動するなら、西が広く見通せる場所を探しました。
→普段と違う場所→西の方角が良くわからない→極軸を合わせて西を知ろう→極軸望遠鏡に誤った星を導入→間違った方角を信じ込むorz
第一、極軸に北極星を導入できる頃は、後の祭りということを知らずに○|_| ̄ =3 ズコー
冷静になって計算してみました。
地元観測拠点付近から真西は槍ヶ岳方向。標高差は(3180-830)m=2.35km、槍ヶ岳までの水平距離77.5km。
山の見通し角度は地元観測拠点から
(180/3.14)*atan(2.35/77.5)=1.74°
実際に観測した小諸某地籍から
(180/3.14)*atan(2.35/70.0)=1.93°
水平線の得られるところよりは月の視直径4個分ほど損はするけど、絶望的な数字ではないようですΣ(;・∀・)
自元拠点からも某地籍からも西の方角の目印は槍ヶ岳なので、極軸あわせにとらわれずに、また機会を作ろうと思います。
娘がiPhone5を貸してくれれば、アプリも入れて空を翳してみるのだけれど・・・(苦笑)
投稿: keypon13^2 | 2013年3月14日 (木) 14:43