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2013年3月 3日 (日)

特急 白山

 3月2日。おいらの近所はどこも黒山の人だかり。白山どころではない。当初望遠ズームをつけた5D2でしとめるつもりだった。でも、おいらなりのポイントはもう出遅れた人間の入る余地は無い~。でも、おいらなりに残してはおきたい。比較的競争率の低い、遠くからの眺めでEOS Mに持ち替える。
カンカンカンと接近音。来た来た来た~。
うぉー、6両って意外と長い(^^;

Hakusan_0302_3

ぬぉー、ワイドへズーム、ズーム!!
しかし、長年体に染み付いたペンタックスのズーム回転方向、意図と反対に。
ヤベー、逆逆。と、時すでにおそしorz

Hakusan_0302_4_2

EOS M/EF-M 18-55mm 1:3.5-5.6 IS STM


 これじゃあ、国鉄時代の特急みたいな電車とはわかるが、金沢まで行く証は何にもわからない。だがしかし、交直両用車独特の、屋根の機器の複雑さが辛うじて、北陸直通の香りを振りまいている。

 おいらの小学生のとき、それまでの客車急行「白山」は、169系についで横軽協調機能を備えた489系堂々の12両による、特急「白山」に昇格した。
 失礼にも?ここらでは交通の要衝と位置づけられていた小諸駅を、通過していたように記憶している。その当時自分にとっては未知の、どこか遠くの都会「金沢」という響きとともに、とても別格な列車という印象だった。北陸新幹線が延伸開業すれば、時間的には金沢もずいぶん近くなるのだろうけれど・・・。

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コメント

私のかなりぼやけた微かな記憶に急行「白山」の旧い客車両が思い浮かびます。(1度だけ乗った記憶も)
自分も、特急「白山」は小諸駅で停まらなかったように記憶しています。

数年前、御地へお邪魔した際に、長野←→妙高、直江津間の通過にもの凄く時間がかかりました。
かつての軽井沢-横川間は、その急勾配故に時間を要した記憶が自分にもありますが、確か、妙高高原駅?で
(急勾配対策なのか?)往ったり来たりするのに時間を取られました。
特急「白山」は妙高高原で↑こんなことしてたかな?←横川、軽井沢で電気機関車を連結した記憶はあります。

話変わって、
北陸新幹線は、当面、金沢止まりとなりますが、困ったことに、新幹線開業に合わせて在来線(北陸線)の特急
サンダーバードは大阪~金沢で止められてしまう案が浮上しています。となると、本県から大阪方面へ行くには
金沢まで特急が使えなくなる恐れが出てきました。(新幹線を使え!ということか?←ですが、とても不便)
北陸新幹線は、関東と北陸を結ぶものではなく、関西と北陸も結ぶ役割があるわけなので、特急の金沢止まりは
絶対に止めて欲しいと願うのです。本来、もっと早期に東京-大阪を結ぶ第二新幹線として、北陸新幹線を整備
すべきだったというのが持論です。(あちゃ、ぼやきになってしまって..すみません)

投稿: 龍吉 | 2013年3月 4日 (月) 22:31

>龍吉様

 客車急行「白山」の記憶はもうとうの昔、ASAHI PENTAX SPが全盛の時代でした。
洟垂れ小僧の私は、20円の切符を買って、隣町の耳鼻科まで通いながら、急行「白山」をぼんやりと小諸駅で見ていました。
その「白山」が、小諸を止まらなくなったのです。遠くまで急ぐ人たちの、特別な列車なのだなぁ、という思いでした。

 上越線経由の「はくたか」より50kmほど短い距離なのに、単線あり、スイッチバックあり、碓氷峠ありで所要時間は変わらない、という白山でした。もっとも、特急列車はスイッチバックの駅は通過するのが順当だと思います。
当時では、二本木と関山の両駅がスイッチバックでしたが、現在でも二本木駅はスイッチバックです。電車だけなら加減速性能に優れていますのでスイッチバックは要らないのですが、貨物扱い(の可能性)があると勾配の関係でスイッチバックが必要になる場合があります。

 新幹線が半端に延びると、在来線が経営分離されたり、乗り換えを強いられたり、よく言う比喩に「遠くは近くなるが、近くが遠くなる。」現象が起きたりします。
経営分離する北陸線部分は、架線設備のあるなかをディーゼルカーで運行する予定だそうです。このことに沿線利用者から一部反対の声もおきていると聞いています。
交流区間と直流区間の両方を走れる電車の老朽化が進み、新造コストが高いせいもあると思います。
ともあれ、本来の北陸新幹線の姿になるには、まだまだ年月がかかりそうです。

投稿: keypon13^2 | 2013年3月 4日 (月) 23:39

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