パンスターズ彗星321
しばらくは、夕暮れ時で光度は日に日に落ちるのに、高度はそれほど上がらず、条件は厳しくなるものと推定される。それでも気になるのが星見人(笑)
ここ一週間で、日暮れも遅くなり、彗星の光度も落ちる。最初に発見できたコマは18:37:44と、だいぶ遅くなった。
3月17日よりは透明度はよかったが3/14ほどではなかった。
カメラは絞り優先AEで-2/3EV補正、F4 ISO100の状態でSS=1.6secのときだ。
7×35双眼鏡では、この写真を撮っていた「最盛期」の時間帯に、本当に辛うじて確認。
EOS M/EF 70-200mm F4L USM (200mm) F4/6sec ISO400 RAW
18:56:33- EM-200赤道儀で追尾
同上拡大および反転。TIFF現像してからSI6.5で処理。
EOS Mでも明るい光学系なら、割と良く写る。
SI7のお試し版で処理してみたが、それなりに無理が利く。
しかし!その画像が・・・保存できないのね(--;)
X-E1に対しての劣等感を払拭するには・・・いまのところX-E1は対応していないようだからハイハイ、いつかは買いますともSI7。今は厳しいが。
さて、主砲のPENTAX 75SDHF望遠鏡には拡大率でやや不利だがSI6.5のRAWデータに対応しているEOS 5D MarkII で・・・
EOS 5D MarkII /PENTAX 75SDHF望遠鏡直焦点/6sec ISO640 JPEG
18:55-からの8フレーム加算平均 EM-200赤道儀で追尾
ん?帰ってきてから、JPEGでしか撮っていないことが判明 _ノ乙(、ン、) ..
撤収間近になってから、またも極軸に北極星近所の暗い星を導入していた_ノ乙(、ン、) ..
もう後の祭り。
同上トリミング。
同上白黒化反転。
メインの尾とは直角左方向に淡い尾がある気がする。のは気のせいか・・・?
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コメント
ネット上で流れている"凄い"画像の中には、仰るようにダストテイルが直角以上?に広がっているのがあります。
自分もそのことや先日からの課題であるイオンテイルを何とかはっきり表出させたくて、同じ21日の晩、D=10cmF4
ED屈折直焦点で狙ってみました。カメラファインダ越しに彗星を確認できる時とできない時があり、写野真ん中へ
彗星導入するのに時間をとられました。その間に彗星高度を随分損した気がします。
結果的に、「何か広がっているようだ」レベルで終わりました。イオンテイルも分からず終いでした。
これから月が明るくなるし、しばらくは我慢するしかないのかも知れませんが、晴れることを願っています。
投稿: 龍吉 | 2013年3月22日 (金) 21:50
>龍吉様
実は、貴ブログの作品のようにイオンテールが明確に出たらいいなとひそかに考えていました。
そして、強い画像処理を試みようと、主砲に(SI6.5にすでにRAWファイルに対応している)5D2を据えて気合を入れたつもりなのですが、
捜索用のJPEGのままで撮影を続行というマヌケをしてしまいました。
一期一会という緊張感を持って、チャンスは生かさなければならないのに(--;)
見つかる頃には低空で、空の透明度にも大きく左右されますし、なかなかの難物です。
投稿: keypon13^2 | 2013年3月23日 (土) 14:31