EOS MのAFは速くなったのか?
待望のEOS MのシングルAFでのAF高速化を含んだファームアップが公開された。
もちろん、速攻でダウンロードした。
before afterで比較しようと、動画で記録したのだけれど、一点AFばかりの自分の条件じゃ、もともとそんなに悪くないし、改善率も1.3倍と、そう期待するほどでもないと思っていた。一方、多点AFの改善率は最大2.3倍とのこと。新幹線と在来線ほども違う。
実際のところどうなのか。
レンズはEF-M 18-55mm 1:3.5-5.6 IS STMの55mm側。あらかじめ∞に合わせておいて40cmほどの花に合焦させる。before afterで半透明にして重ねている。
多点AFと一点AFの両方でやってみた。あとから枠がグリーンの合焦になるのがアップ前であることは・・・改善されていることは・・・間違いない。
うーむ・・・多点AFでたまたま動画に記録したこの条件のときは、気持ち速いかな、という程度。
※6/28追記:動画のデータ形式、編集ソフトの仕様により、編集後は時間軸で0.5sec程度の分解能しかでない場合があることが判明orz
5倍のスローモーションのほうが、違いをイメージ的には正しい比率で伝えているかも。
いずれにしても、不鮮明な動画ですみません。
所詮サーボAFはメーカー自ら改善はありませんといっているのだから、ハードウェアを含めた根本的な改善は一世代待つ必要があるかもしれない。しかし、実際に普通に遠近を繰り返すと、明らかにサクサク感は向上している。他社APS-CのコントラストAFのみの機種と比べれば、(贔屓目に見れば)さほど遜色はないのかな。
むしろ改善率では控えめな公称値の一点AFのほうが、合格域に達したように感じる。これはうれしい誤算だった。入ったり来たりが明らかに少なくなってスッと止まるイメージ。
アダプター使用時のEFレンズによる合焦が、レンズによって改善度合いは異なるものの、常用してもいいかな?程度には速くなったのもうれしい。
まあ、キヤノンのミラーレスもまだ一才にならない乳児。
這えば立て、立てば歩めの親・・・?心というところですかね(笑)
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