ペルセウス流星群2013
今年は月明かりに妨げられないので、条件は最良。
なのですが、今年の夏は梅雨明け以来、日中はからりと晴れますが、夜はどうもスッキリ晴れません。
ペルセウス流星群は、天文の入門者にいいといわれますが、当地ではそもそもこの季節夜スッキリ晴れるということのほうが稀です。
従って、どうしても遠征ということになります。子どもたちと家にいながら観望というわけにはなかなか行かないわけです。下界は折からの酷暑で、息子と娘も見に行きたいということで、ヴィヴィオの排気量はひとりあたり220ccになりました(笑)
エンジンを唸らせながら、国道299号標高1700m付近に行ってみました。大勢の同業者さん達がいらっしゃいました。しかし・・・肝心の空がべた曇りです。
雲の層はもっと高いところにあるのかもしれない。麦草峠ピーク2100m超なら雲より上に出れるかも、と更に登ると。
素晴らしい星空。子どもたちは、こんな星空は初めてに違いない。自然に出る歓声からは、何かを感じ取ってくれたことを確証した。
EOS 5D MarkII /Tokina AT-X 16-28mm F2.8(16mm)F3.2/30sec ISO3200
2013/8/12 23:19頃
EM-200赤道儀で追尾
EOS M/EF-M 11-22mm 1:4-5.6 IS STM(11mm)F4開放/30sec ISO1600
EM-200赤道儀で追尾 上の画像と同一流星と思われる
EOS 5D MarkII 、光学系、感度は同じ 2013/8/13 00:22頃
EOS M、光学系は同じ ISO3200 2013/8/13 00:34頃 レベル補正。
ずっと見ていたかったが、翌日のスケジュールもあり、一時間強で撤収。
しかし、下界に戻ってみたら曇っていた。行ってよかったのだ。
EOS M、AWBでの 夜空のカラーバランスがなかなか良い。
一方、レベル補正を強めにかけたとはいえ、フルサイズのISO3200とは、やはりノイズなど違う。ISO1600までは良好。
ISO3200がもう少しよければ最高なのだが>EOS M
一方、EF-M 11-22mm 1:4-5.6 IS STMは期待通りの星像で、開放からシャープであった。
実はすばらしく晴れた場面もあったが、霧に閉ざされた場面もあって、断続的な観望となった。だが、べた曇より100倍いい。
そんな中、機材は1時間もしないうちに夜露にぬれた。
このレンズ、露防止ヒーターが手軽に巻けるのは、とても助かる。
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コメント
おひさしぶりです。
晴れてなによりでした。こちらは家族連れだったこともあり安全な原村某所で見てきました。
想像以上にたくさんの人がいて面喰いましたよ。
肝心の星空はスピカ食から夜半まではなんとか晴れましたので、時折歓声であふれていました。
残念ながら夜半以降は断続的に曇に覆われたため出現数はさっぱりでした。
久々のペルセだったのですが、依然と比べると大分減ったような気がします。(いつの話だ?)
投稿: らすあるはげ | 2013年8月18日 (日) 21:45
>らすあるはげ様
レス遅れましてm(_ _)m
月齢的に条件がよかったのか、「同業者」さんが去年よりとても多いように感じました。
スピカ食は事前にマークしていたのですが、当日は当地からは曇っていてムリでした。
かといって、勝ちを取りにいくほどの根性もなく、流星に絞りました。
確かに、今年は月明かりのあった去年に比べても、視認できる出現数が少なかった?という印象がありました。
娘など、最初威勢よく明るいのが飛び交ったあと、さっぱりだったので「もう充分堪能した。」と寝てしまいました(笑)
投稿: keypon13^2 | 2013年8月22日 (木) 10:58