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2013年11月29日 (金)

哀損彗星

 KissX2改のローパスがステイン?にやられた。改造してあるせいもある。よってメーカー修理もできないし、APS-Cの手ごろなデジイチが欲しい、と、某カメラ店に行った。 某カメラ店でK-5+望遠ズームで撮ったパンスターズ彗星とアイソン彗星の作品が店内に飾ってあった。ここの店員さんの作品だ。ちょうど手ごろな中古のK-5があった。ダークのテストをお願いすると、店員さんは何をしたいのかすぐに理解してくれた(笑)
結果がよければお買い上げのつもりだったが、真っ赤なダークが出来上がってしまったorz

そして、その店員さんからは「けさ『ISON彗星が消滅。』と報道してましたね」といわれた。
ガーン!!

 近日点をすぎてからの機材をちょっとばかり補強しようとたくらんでいたつかの間の気分も消滅してしまった。

もう数ヶ月前に、その可能性も覚悟はしていた。
それはボートルの限界
・・・彗星が蒸発しないで生き残るための経験則で、 
H≦7.0+6q

Hは絶対光度、qは近日点距離(天文単位)
アイソン彗星のH=8.0 程度と考えられており、q=0.01244 です。

すると、アイソン彗星の7.0+6×0.01244=7.07464・・・8より小さいから、アウトではないか。
ボートルの限界をクリヤーしないのではないか、という悲観論は前からあった。

※絶対光度:彗星が太陽からも地球からも1天文単位の距離にある時の明るさ。
※1天文単位:太陽と地球の距離 およそ1.5×10^8=1億5千万km

ちなみに今回のqをkmであらわせば約180万km、太陽の半径は約70万kmであるから、太陽表面からは太陽の直径より近い位置関係であった。

結局、自分的には、前エントリーの映像が最後となってしまった。

こんなことは、天文にはつきものなのさ。

1972/10/9・・・ジャコビニジンナー大流星雨のはずだった。小学5年だったおいらは、希望に胸を膨らませ、大空仰げ。ところが夕方からべた曇。あの雲の上ではすごいことが起きていると思うと悔しくて・・・。しかし、どこでも空振りだったようだ。「ジャコビニ彗星の日」というタイトルでユーミンの歌にも歌われている。
 しかし!?人生長く生きていれば?・・・2001のしし座大流星雨でみごと雪辱を晴らしたのだった。

1974冬・・・コホーテク彗星。コイツも世紀の大彗星と前評判だった。しかし・・・4等級くらいだったかな。それでも、ASAHI PENTAX SPと標準レンズで固定法で結構写った。
これも雪辱戦・・・1976/3にウエスト彗星・・・これは強烈、すごい彗星だった。

人生、生きていればいいことあるさ(笑)

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コメント

うーん、やっぱり個体差がかなり有るみたいですね。K-5だけの事でもないでしょうが。

アイソン彗星は残念でしたが、記事に書かれているように当初から、かなり危ういという予測もありましたし、逆に太陽観測衛星の画像ではありますが、消滅の過程を詳細に観ることも出来て、これも貴重な事象だと感じています。
核が崩壊した後の残留物が、どのような姿を見せてくれるか。まだしばらくは追いかけてみたいと思います。

投稿: ich | 2013年11月30日 (土) 07:49

>ich様

 K-5は、初期のものは赤被りが出やすかったように思います。以前使用していた個体は、赤かぶりが全く気にならなかったもので・・・。
いいものに出会えればまた・・・。

 アイソン彗星の太陽観測衛星による画像は、非常に興味深いものでした。消えてしまって残念というよりは、「こういう過程をたどる彗星もあるのか・・・」と。
今後、どういう風に見えるのか、眼視的にはムリでもデジイチなら何かは写るかもしれませんし、注目は続けていきたいと思います。

投稿: keypon13^2 | 2013年12月 1日 (日) 20:17

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