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2014年1月28日 (火)

NEX-3Nのいじわるテスト

 久々のソニー製品、私にとって家電屋メーカーの初めてのカメラ。その出来映えはいかに。
過去の感情は捨てて(捨てきれるかなぁ)、お手並みを拝見。

 まず箱を開いて・・・ケチい。ボディマウントキャップが別売り。しかも、取り寄せになるそうだ。まあ、300円しか払っていないおいらのほうがケチいか(笑)
 充電器もない。ああ、本体にケーブル挿して充電できるからいいのか。
 
 充電池はいいね。容量大きめだし、infoLITHIUMなので残量が的確に把握できる。
 画像処理ソフトのCDとか、付いてこないの?インターネットでダウンロードできるからいいのか。

 本体・・・底部の外装合わせ目、前後の部材で段差があってチャチい。面の滑らかさも、プラモデル並み。いや、ガンプラのほうがいいかも。プラスチックでも構わないけど、もう少し精緻な感じにならんのかなぁ。
 液晶パネルが46万ドット。肝心なもののコストをケチったな。
 アンチダスト機構がない。Kiss X50も同様だが。
 GN6とはいえ、ストロボ内蔵は良く頑張ったね。でも、アクセサリーシューは無し。
 動画画像はフルHDで60iだが、音声は調整できず、外部マイク端子も無し。
 本来のシャッター音に加えて、内蔵スピーカーによる下品な偽シャッター音。しかも、OFF出来ない。(猫の鳴き声とかOptioにもあったが、あれはいやならOFF出来た。)

なんだか、安物感いっぱいな感じ。だが、300円なので許容しよう(笑)
文句ばかり言ったが、もうひとつあった。

 Mモード露出のシャッター速度と絞りの操作の切り替えは・・・背面コントロールホイール下部を押すごとに変わる。だが、本体の表記は露出補正の±があるだけで、これを見ただけでは絶対にわからない(怒)
 写真を撮るための基本操作であるシャッターと絞りの切り替えが直感的にわからないマンマシンインターフェースって、カメラとしてありえない。(慣れれば無問題なのだろうけどね。)

 文句ばかり先行したが、星撮りのための機能はどうなんだ?

 普及機ながら有線式のリモコンスイッチが使える。(逆に中級機が使えないのが不思議)。但し、専用端子式なので、汎用のものが使えない。また、納期がえらく長い。
 液晶が上にめくれるのは便利。特に魚眼では、カメラが上を向くことが多いが、ピント合わせや、撮影結果の確認に苦しい姿勢をしなくてすむ。
 LV拡大によるピントあわせは、Canon各機と同様、細部も見えるし、レスポンスも良い。

そして、恒例の儀式、ダークノイズ。

Dark5min1600nex

NEX-3N/5min ISO1600/ 長秒時NR OFF RAWでNR処理OFF 
温度調整最弱のコタツで5min 2度目

正確に何℃と測らなかったが、けっこう虐めている。そんな条件でも、なかなか良好。
レベル補正で強調すると、左上にうっすらと赤かぶりが見えるが、上出来でしょう。
電池のスタミナもEOS Mよりあるし、この時点では、直焦点ボディとしても有望な気がしていた。

 
さて、再掲の星景をステライメージ7で現像、画像調整中、ちょっと気になることがあった。

Dsc00009notrim

ソニーNEX-3N/YASUHARA MADOKA 4/7.3mm 開放/315sec ISO400 RAW
POLARIEにて追尾

中央部やや左下よりを拡大(木星、こいぬ座、かに座、うみへびの頭部分)してみると・・・

Niseiro_nex3n

妙に星たちがカラフル。紫や緑の星ってそんなに多いか?
ローパスレスだったっけ。違うよな。
いつか天文ガイドのNikon D300テストとかで話題になった状況に似ている。

 つまり、ここまでのテストでは、ダークノイズは少ないほうだが、偽色が目立つ感じ。
(某DxOスコアには、こういう状況は反映されないんだろうな。)
リサイズしてしまえば目くじら立てるほどのことでもないが、気になる場面も出てきそうだ。

 しかし、YASUHARA MADOKA を使いたくて、このボディを手に入れたのだ。このレンズが使いたいからそのマウントのボディを使う、という選択があってもいい。

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コメント

「いすみ鉄道」以降の)一連の記事を興味深く、かつ、楽しませていただきました。
ソニータイマーとか、いろいろ言われるみたいですけど、(我が家における同社製品に限り)運がよいのか?今のところ、かような被害には遭っておりません。(むしろ、特にPCや家電に関しては、●芝製品は避けています)

ソニー撮像素子は、特に天体用に適した低ノイズであると認識していたのですが、偽色の件については、確かに所有ペンミニでも盛大に出るなー、とあらためて思いました。(掲載されたNex画の比ではありません。もっと目立ちます)

Nex機はAPS-Cでしたよね。素子面積広いのが羨ましいです。今は無きミノルタやコニカを引き継いでいるカメラですし。
ミラーレス機は当分ペンミニで行くしかないのですが、Nex機レポートの続編を楽しみにしています。

投稿: 龍吉 | 2014年2月 4日 (火) 17:53

>龍吉様

 実は、最近”歩く人”という携帯用音楽再生機も某ソニー製品を導入しています。この分野ではほぼ独占状態です。
持って歩くことはあまりなく、ホームオーディオ用としてです。CD何十枚分も入って、自在に再生できて便利です。音質も充分で、その気になれば取り込み時にビットレートも選択できますので、お気に入りの曲はデータの間引き少なく、とか便利です。
一年使ってみなければタイマー入りかどうかはわかりませんが(笑)、今のところ信頼できています。

 以前は天体にはキャノン一択に近かったですが、ソニー撮像素子もC-MOSになってノイズ面で目覚しく改善しました。某数値評価ではむしろキャノンが劣勢ですが、両方使っている私から見ると、天体用には某数値はちょっと額面どおり受け入れられない印象をもっています。
 追実験中ですが、NEX-3Nはステライメージレベルで裸にすると偽色が目立つという結果は覆りませんでした。同じソニーセンサーでもPENTAX K-5は、あまり偽色が気にならないので、ローパスなど光学的構造と信号処理の両面からの「味付け」によるところが大きいのかもしれません。
NEX-3Nはコストダウンにより、ダスト対策がありません。そのかわり、ローパス板(の1枚目?)がレンズに近いところまで前進しています。
ゴミの映り込みを回避する妥協策なのでしょう。そんなことも原因としてあるかもしれません。

投稿: keypon13^2 | 2014年2月 5日 (水) 08:25

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