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2014年2月20日 (木)

”犬小屋”スピーカーの改造(改良?)計画1

 開発コード「セントバーナード」で設計した、当初4Wayスピーカーは、ゆとりある内容積でクラシックをゆったりと聞けたらいいなという思想で設計した。

Box_sentbarnard

ウーファー:Technics 38L100
スコーカー:CORAL MD70
ツイーター:CORAL HD-3
スーパーツイーター:CORAL H-105

しかし、その調整は困難を極めた。
製作は、内部配線のダイエイ電線の製造年から、1987年頃と思われる。
本日に至るまで、なかなか納得のいく音が出ていない(笑)

 
不満を並べてみる。
・低音がスジっぽい。ガリガリと痩せてて、低音感に乏しい。
・大太鼓とか、超低音の楽器が来るときだけドーンとうなる。
・暗く、覇気がない。HD-3がイマイチしゃりっと切れ味がない。そのため、スーパーツイーターとしてH-105を清水の舞台から飛び降りるような気持ちで足した。
しかし、今度は騒がしい。
個々のパーツはそんなに悪くないはずである。ネットワークもあれこれいじってみた。
もう疲れたよ、パトラッシュ・・・

一応箱データを覚書として貼ってみる。

Box_sentbarnard_data

いくつも変数がありすぎて、最適解を求めていくのは、なかなか骨が折れる。
しかし、せっかくの趣味じゃないか。それを楽しみと考えないと。

まずは、箱とウーファーの関係にメスを入れることから始める。
内容積170ℓ・・・一言で言うと、Qの上がらない音。クラシック向きとしても、大きすぎる感じが、前回のフルレンジボックス製作の経験から、推測された。

設計式も、バスレフでは自由度が大きすぎて、一意には決まらない。
以前、108ℓでコーラルの38cmウーファーを組んだときは窮屈な感じの音だった。
なんとなく108ℓよりは大きく、120ℓ前後がいいような予感がする。

開発コードは「柴犬」。120ℓの箱を目指した。

Box_sentbarnard2

これを裁断して

Box_cut1

切り離しの図。

Box_cut2

ダクトは、現状とほぼ同じ断面積および長さ(9cm)で様子を見る。

Box_hole

ダクトを嵌めて

Box_duct

原材料(ユニット)は、そんなに悪いものじゃないと思うんだけど、料理人の腕が悪いんじゃねぇ・・・

Unit

 ツイーターは、HD-3とH-105を1本に統合してやや低い周波数から再生できるH-70に受け持たせる。超高音の切れより、帯域内のつながり、密度感を重視した。

「柴犬」

Box_shibainu1

開発コード「柴犬」箱データ

Box_shibainu1_data

 Qocがほぼ0.5、前よりはいい意味で低音が「弾む」のではないかと期待がかかる。

さて、その音は・・・
 金田式でまず聞いてみると、「あれ、金田式って、こんなにクリーンな音だったっけ!?」と耳を疑った。どうも金田式には(ウチのだけかも知れないが)中高音あたりに特有のエグ味がある印象で、いろいろと別のアンプを作って対抗させてみたが、はっきりと結論付けられたわけではなかった。やはり、アンプのせいではなかったか・・・。今まで可聴帯域を越えた高音帯域をよくばって、肝心な帯域がうまくクロスオーバーしていなかったのだろう。
金田氏の言葉を借りれば「半殺しトーン」だったわけだ。
 低音は・・・予想通り、弾むことは弾む。特定の曲では重厚な低音がブンブン出る。が、浮き足立った感じが否めない。直感的には、ダクトが短すぎる感じ。そして、トレードオフとして超低音は聞こえなくなった。低音に関しては、ちょっと残念な音である。改造しなければ良かったか?なんて、一時的には思ったが、予想通りの変化はあった。これは、ある意味成功なのだ。
 きっと、長い道のりの一歩を歩み始めたに違いない。

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コメント

ウーファーセンターキャップの凹みは掃除機で吸うと直せます。

投稿: ふじやん | 2020年6月24日 (水) 09:08

>ふじやん様

レス遅くなりまして申し訳ございません。

ご助言ありがとうございます。
早速やってみたいところですが、このセンターキャップが猫たちの爪とぎ替わりとなってしまい、現在はセンターキャップそのものがほぼ消失してしまいました。
このスピーカーの復活の日は未定のままとなってしまいました。

投稿: keypon13^2 | 2020年6月28日 (日) 06:18

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