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2014年2月 1日 (土)

カノープス2014(2)・・・山編

 昼間は抜群に晴れたと思った。今日は絶対いけるぞ、と標高約2000mの高峰高原に登ってみた。すると・・・風がものすごく、地吹雪が舞い上がり、体感温度は-20℃。なのに、今いち透明度がない。少なくとも肉眼ではカノープスの存在が良くわからない。
 しかし、もう後には下がれない。何度か失敗しているアーチ掛けを成功させたい。
カノープスが見えないうちからK-5は連写を開始した。途中で止めて様子を見るわけにはいかない。非常に不安・・・。
 時々EOS Mで撮ってみる。透明度はイマイチだが、カノープスは写っている。後は2時間強K-5に頑張ってもらうのみだ。
 K-5は順調に30秒ごとに、SDカード書き込みを示すランプが点く。寒さでフリーズすることもなく、ちゃんと生きているね。

結果的には、成功だった。
オリジナル画像。

Canopus2014_yama131

PENTAX K-5/smc PENTAX-DA 17-70mm F4AL[IF] SDM (17mm)F4開放/30sec×249コマ ISO400 JPEG
ステライメージ7にて比較明合成
2014/1/31 20:15-22:27

 しかし、気にし始めると気になる、ある種の違和感を感じる・・・
そう、水平が取れていなかったorz 
 なにしろ、数分外に出ているだけでもまじめに凍死しそうな強風、時折突風で、体を谷に飛ばされないようにするのにけっこう神経を使った。正直、水平を厳密にあわせる余裕がなかった。だが、次回は重要な反省課題としておきたい(苦笑)

 構図の傾きを修正するためトリミングし、画角を狭めざるを得なかった。
こういう星景に重要な水平なのだが、当初オリオン三ツ星は赤緯0度なので水平に軌跡を行くべきだと先入観で6°傾けたが、広角で仰ぎ見たりする場合は必ずしもそうとはいい切れない。6°はちょい傾けすぎだった。過去の同一地点からの昼間の写真から比較して2°ほど回転をかけるのが妥当だという結論に達した。

Canopus2014_131cr


主要部トリミング

Canopus2014_131crup

 イマイチな透明度のかわりに、天候は安定していたようだ。
確か、出は富士山、入りは八ヶ岳だと思った。ついに達成した。
ただし、暗夜のため富士山が良くわからない。月明かりが適度にある日に良く晴れてくれれば良いのだが・・・。
 
 

 なんといっても、標高に物を言わせて見下ろし効果があるとはいえ、長野県のような山国でも2時間以上カノープスが見えているのは驚きだった。

 EOS 60Dもそうだったが、これだけ極寒でコマ数撮っても、K-5のバッテリー残量表示は「満」のままだった。EOS Mはやはり電池がここまで持たない。
バッテリーの大き目なDSLRは、スタミナの面で頼れる。

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コメント

このポイントは、かつて自分が出かけた所?でしょうか。メチャメチャ寒くて、這々の体でそそくさ退散した記憶が蘇りました。

寒さは、バッテリーの保ちに影響しますね。K-5のバッテリーが意外と良いとの記事を拝見し、自分のK-5バッテリーはそろそろヤバイ気がしています。まー、ひと晩なら何とか大丈夫そうですが。
(ほぼ同サイズのバッテリーのD700だと、ひと晩は無理です。)

いずれにせよ、ミラーレス機も含めて、バッテリーは予備にもう1個持って行くか、アダプタを使うようにしています。

投稿: 龍吉 | 2014年2月 4日 (火) 18:09

>龍吉様

 小諸から急登の続く高峰高原、標高1973mです。以前おいでになったところですね。
この日は、気温的には-7℃程度で比較的暖かいほうでしたが、風速が10m以上あり、風にさらされた部分は短時間で感覚がなくなっていきます。
大袈裟に言えば八甲田山死の彷徨状態です。

 PENTAX K-5の電池残量表示には癖がありまして、「満」表示のまま粘る代わりに、LVしたりすると一気に減ったりしがちです。こういった連写の場合、LVは最初のピント確認のみでAF動作もなく、撮影結果のモニター表示も出来ないうちから次の露光が始まる・・・といった、電池には都合の良い場面なのでしょう。前オーナーはシャッター回数1000コマ台で手放しているようなので(笑)、電池のダメージも無いようです。

 かわりに、わが戦力ではEOS Mの電池劣化が進行しています。2個の電池でそそくさと詰め替えていますが、もともと小型の電池のうえ動画で酷使したり、タッチパネルで各種設定にも電源ONでないと切り替えられない。とかマジックランタン導入前は露出中光っている背面液晶など不利なことばかりでした。車でいける重機材出動場面なら外部電源もありですが、せっかくのミラーレスの機動性、登山とか最軽量で済ませたいときは外部電源はうっとうしいので、もうちょい容量の大きな電池を採用して欲しいです。

投稿: keypon13^2 | 2014年2月 5日 (水) 08:44

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